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MATLAB 構文と MuPAD 構文の違い
メモ
MuPAD® Notebook は削除されました。代わりに MATLAB® ライブ エディターを使用してください。
MuPAD Notebook ファイルを MATLAB ライブ スクリプト ファイルに変換するには、convertMuPADNotebook
を参照してください。MATLAB ライブ スクリプトは、多少の違いはありますが、MuPAD 機能の大半をサポートします。詳細は、MuPAD Notebook を MATLAB ライブ スクリプトに変換を参照してください。
MATLAB 構文と MuPAD 構文には、いくつかの違いがあります。正しい構文が使用できるようになるには、どのインターフェイスを使うかに注意してください。
MATLAB ワークスペースでは、MuPAD 構文を使用する関数
evalin(symengine,...)
とfeval(symengine,...)
を "除いて"、MATLAB 構文を使用してください。MuPAD Notebook では MuPAD 構文のみ使用します。
MATLAB 変数は、定義してから使用します。ただし、MuPAD Notebook に入力されたすべての式は、特に定義されていない限り、シンボリック変数の組み合わせと仮定されます。つまり、わずかな誤字であっても構文エラーとなるため、MuPAD Notebook で作業するときは、特に注意しなければなりません。
この表は、よく使うタスク、つまりコマンドまたは関数と、それらの構文が MATLAB と MuPAD とでどのように違うかを示しています。
よく使うタスクの MATLAB 構文と MuPAD 構文
タスク | MuPAD 構文 | MATLAB 構文 |
---|---|---|
代入 | := | = |
変数のリスト | anames(All, User) | whos |
式の数値 | float( | double( |
出力の非表示 | : | ; |
行列の入力 | matrix([[x11,x12,x13], [x21,x22,x23]]) | [x11,x12,x13; x21,x22,x23] |
MuPAD セットの変換 | {a,b,c} | unique([1 2 3]) |
オートコンプリート | Ctrl+space bar | Tab |
等号、不等号による比較 | = , <> | == , ~= |
次の表は、MATLAB と MuPAD の式表現の違いを示しています。
MATLAB と MuPAD の式
MuPAD 式 | MATLAB 式 |
---|---|
infinity | Inf |
PI | pi |
I | i |
undefined | NaN |
trunc | fix |
arcsin 、arccos 他 | asin 、acos 他 |
numeric::int | vpaintegral |
normal | simplifyFraction |
besselJ , besselY , besselI , besselK | besselj , bessely , besseli , besselk |
lambertW | lambertw |
Si , Ci | sinint , cosint |
EULER | eulergamma |
conjugate | conj |
CATALAN | catalan |
TRUE, FALSE | symtrue, symfalse |
指数部分の定義は、MuPAD と Symbolic Math Toolbox™ とでは異なります。
Symbolic Math Toolbox 定義 | MuPAD 定義 | |
---|---|---|
指数積分 | Symbolic Math Toolbox では 2 つの関数を使用して、指数積分 |
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