statget
統計オプション構造体の値にアクセス
構文
val = statget(options,param)
val = statget(options,param,default)
説明
val = statget(options,param)
は、param
で指定された統計オプション構造体 options
のパラメーターの値を返します。入力 param
は、パラメーター名の文字ベクトルまたは string スカラーです。options
でパラメーターが定義されていない場合、statget
は []
を返します。なお、パラメーター名の先頭の数文字を入力するだけで、パラメーターを特定できます。statget
は、パラメーター名の大文字と小文字の区別を無視します。使用可能な options
については、「入力」を参照してください。
val = statget(options,param,default)
は、指定されたパラメーターが最適化オプション構造体 options
で定義されていない場合、default
を返します。
入力引数
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有限差分導関数計算で使用する相対差分。正のスカラーまたはオプション構造体を使用して関数 Statistics and Machine Learning Toolbox™ で推定されるパラメーターのベクトルと同じサイズの正のスカラーのベクトル。 |
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アルゴリズムで表示される情報量。
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目的関数から、
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目的関数が 2 番目の出力として勾配ベクトルを返すかどうかのフラグ。
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目的関数が 2 番目の出力としてヤコビアンを返すかどうかのフラグ。
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可能な目的関数評価の最大回数。正の整数。 |
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反復の最大許容回数。正の整数。 |
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ソルバーは、各反復後にすべての出力関数を呼び出します。
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ロバスト近似オプションを呼び出します。
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ロバスト近似用の重み関数。
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パラメーターの制限許容誤差。正のスカラー。 |
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目的関数値の終了許容誤差。正のスカラー。 |
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パラメーターの終了許容誤差。正のスカラー。 |
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ロバスト近似に使用する調整定数で、重み関数を適用する前に残差を正規化するため使用します。既定値は重み関数に依存します。関数ハンドルとして重み関数を指定する場合、このパラメーターが必要になります。正のスカラー。 |
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使用可能関数が Parallel Computing Toolbox™ (PCT) の機能を使用するかどうかを示すフラグ。これはその機能が使用できる場合、つまり、PCT がインストールされ、PCT |
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適格な関数の乱数発生器で |
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ロバスト近似用の重み関数。
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例
次のステートメントは、my_options
という名前の構造体から、Display
統計オプション パラメーターの値を返します。
val = statget(my_options,'Display')
my_options
という名前の構造体から、Display
統計オプション パラメーターの値を (前の例と同様に) 返します。Display
パラメーターが定義されていない場合、statget
は値 'final'
を返します。
optnew = statget(my_options,'Display','final');
バージョン履歴
R2006a より前に導入