nbinfit
負の二項分布パラメーター推定
構文
parmhat = nbinfit(data)
[parmhat,parmci] = nbinfit(data,alpha)
[...] = nbinfit(data,alpha,options)
説明
parmhat = nbinfit(data)
は、ベクトルで与えられたデータ data
の負の二項分布のパラメーターの MLE (最尤推定値) を返します。
[parmhat,parmci] = nbinfit(data,alpha)
は、MLE と 100(1-alpha)
パーセントの信頼区間を返します。既定の設定では、alpha = 0.05
で、95% の信頼区間に対応します。
[...] = nbinfit(data,alpha,options)
は、最尤推定を計算するために関数が使用する反復アルゴリズムの制御パラメーターを指定する options
構造体を受け入れます。負の二項近似関数は、関数 statset
を使用して作成できる options
構造体を受け入れます。statset('nbinfit')
を入力して、nbinfit
が options
構造体に受け入れるパラメーターの名前と既定値を確認します。これらのオプションの詳細は、statset
のリファレンス ページを参照してください。
メモ:
負の二項分布の分散は、その平均値よりも大きくなります。data
のデータの標本分散が、その標本平均よりも少ない場合は、nbinfit
は MLE を計算できません。代わりに関数 poissfit
を使用しなければなりません。
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入