nbincdf
負の二項累積分布関数
構文
y = nbincdf(x,R,p)
y = nbincdf(x,R,p,'upper')
説明
y = nbincdf(x,R,p)
は、対応する成功回数 R
と 1 回の試行における成功確率 p
を使用して、x
の各値における負の二項累積分布関数を計算します。x
、R
および p
は、すべて同じサイズのベクトル、行列または多次元配列になります。これは、y
のサイズでもあります。x
、R
または p
がスカラー入力である場合は、他の入力と同じ次元をもつ定数配列に展開されます。
y = nbincdf(x,R,p,'upper')
は、極端に上裾にある確率をより正確に計算するアルゴリズムを使用して、x
の各値に対する負の二項累積分布関数の補数を返します。
負の二項累積分布関数は次のとおりです。
負の二項分布の最も簡単な動機付けは、それぞれの試行で成功する一定の確率が p
である連続ランダム試行の場合です。指定された成功回数 R
を観測するために実行しなければならない "追加の" 試行回数は、負の二項分布です。ただし、負の二項分布のより一般的な解釈に従って、nbincdf
では R
が、非整数を含む任意の正の値であってもかまいません。R
が整数でない場合、累積分布関数の定義の二項係数は、等価な式で置き換えられます。
例
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入