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response

線形混合効果モデルの応答ベクトル

説明

y = response(lme) は、線形混合効果モデル lme の当てはめに使用する応答ベクトル y を返します。

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標本データを読み込みます。

load('weight.mat');

weight には長期間の調査によるデータが含まれています。そこには 20 人の被験者が 4 つの運動プログラムにランダムに割り当てられ、体重の減少が 2 週間の期間にわたって記録されています。このデータは、シミュレーションされたものです。

データをテーブルに保存します。Subject および Program をカテゴリカル変数として定義します。

tbl = table(InitialWeight,Program,Subject,Week,y);
tbl.Subject = nominal(tbl.Subject);
tbl.Program = nominal(tbl.Program);

線形混合効果モデルを当てはめます。初期体重、プログラムの種類、週、週とプログラムの種類の間の交互作用は固定効果です。切片と週は被験者ごとに異なります。

lme = fitlme(tbl,'y ~ InitialWeight + Program*Week + (Week|Subject)');

近似値および応答を計算します。

F = fitted(lme);
y = response(lme);

応答と近似値の対比をプロットします。

plot(F,y,'bs')
xlabel('Fitted Values')
ylabel('Response')

Figure contains an axes object. The axes object with xlabel Fitted Values, ylabel Response contains a line object which displays its values using only markers.

入力引数

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線形混合効果モデル。fitlme または fitlmematrix を使用して構築した LinearMixedModel オブジェクトとして指定します。

出力引数

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n 行 1 列のベクトルとして指定された応答値。ここで、n は観測値の数です。

データ型: single | double

バージョン履歴

R2013b で導入