F 分布
定義
F 分布の確率密度関数は、次の式で表されます。
ここで、Γ( · ) はガンマ関数です。
背景
"F" 分布は、カイ二乗分布と次の関係があります。χ1 と χ2 がそれぞれ ν1 と ν2 の自由度をもつカイ二乗であるとすると、統計量 F は次の式で表される F 分布となります。
2 つのパラメーター ν1 と ν2 は、分子と分母の自由度となります。つまり、ν1 と ν2 はそれぞれ、χ1 と χ2 を計算するために使われる独立した情報の数です。
例
F 分布の確率密度関数の計算
分子の自由度が 5、分母の自由度が 3 の F 分布の確率密度関数を計算します。
x = 0:0.01:10; y = fpdf(x,5,3);
確率密度関数をプロットします。
figure; plot(x,y)
次の図は、F 分布が正の実数上で右に歪んでいることを示しています。
参考
fcdf
| fpdf
| finv
| fstat
| frnd
| random