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データの管理

データのインポートとエクスポート、グループ化変数

MATLAB® との間でデータを転送するには、いくつかの異なるファイル形式を使用します。有効な形式には、表形式データ、タブ区切りファイル、Microsoft® Excel® スプレッドシート、および SAS® XPORT ファイルがあります。サポートされるファイル形式、関連するインポート/エクスポート関数の表については、インポートとエクスポートでサポートされるファイル形式を参照してください。あるいは、インポート ツールを使用してデータを対話的にインポートできます。Statistics and Machine Learning Toolbox™ では、MATLAB で使用できるデータ型も、すべてではありませんが多くがサポートされます。詳細については、サポートされているデータ型を参照してください。

nominalordinal、および dataset は Statistics and Machine Learning Toolbox に特有のデータ型であり、非推奨になりました。製品間の互換性を向上させるには、MATLAB に用意されている categorical データ型または table データ型を使用します。詳細については、categorical 配列の作成またはtable の作成とその table へのデータの代入を参照するか、Tables and Categorical Arrays をご覧ください。

関数

すべて展開する

casereadケース名のファイルからの読み取り
casewriteケース名のファイルへの書き込み
tblreadファイルからの表形式データの読み込み
tblwrite表形式データのファイルへの書き込み
tdfreadタブ区切りファイルの読み取り
xptreadSAS XPORT 形式ファイルに保存されているデータからのテーブルの作成
dummyvarダミー変数の作成
onehotencodeone-hot ベクトルへのデータ ラベルの符号化 (R2021b 以降)
onehotdecodeクラス ラベルへの確率ベクトルの復号化 (R2021b 以降)
gplotmatrixグループ別散布図の行列
grp2idxグループ化変数からのインデックス ベクトルの作成
gscatterグループ別の散布図
nominal(非推奨) ノミナル データの配列
ordinal(非推奨) 順序データの配列
mat2dataset(非推奨) 行列のデータセット配列への変換
cell2dataset(非推奨) cell 配列をデータセット配列に変換
struct2dataset(非推奨) 構造体配列のデータセット配列への変換
table2dataset(非推奨) テーブルからデータセット配列への変換
dataset2cell(非推奨) データセット配列の cell 配列への変換
dataset2struct(非推奨) データセット配列の構造体への変換
dataset2tableデータセット配列からテーブルへの変換
export(非推奨) データセット配列のファイルへの書き込み
ismissing(非推奨) 欠損値のあるデータセット配列要素の検出
join(非推奨) データ セット配列の観測値のマージ

クラス

dataset(Not Recommended) Arrays for statistical data

トピック

  • 標本データ セット

    データ セットには、個々のデータ変数、参照付きの記述変数、データ セットとその記述をカプセル化するデータ セット配列が適宜含まれます。

  • グループ化変数

    グループ化変数は観測値のグループ化または分類に使用されるユーティリティ変数です。

  • ダミー変数

    ダミー変数により、分類および回帰分析でカテゴリカル データを使用できます。

  • カテゴリ平均値の差分の検定

    t 検定、2 因子 ANOVA (分散分析)、ANOCOVA (共分散分析) を使用してカテゴリ (グループ) の平均値間の有意差を検定します。

  • カテゴリカル共変量による線形回帰

    categorical 配列と fitlm を使用してカテゴリカル共変量による回帰を実行します。