andrewsplot
アンドリュース プロット
構文
andrewsplot(X)
andrewsplot(X,...,'Standardize',standopt
)
andrewsplot(X,...,'Quantile',alpha)
andrewsplot(X,...,'Group',group)
andrewsplot(X,...,'PropName'
,PropVal
,...)
andrewsplot(ax,X,...)
h = andrewsplot(X,...)
説明
andrewsplot(X)
は、行列X
に多変量データのアンドリュース プロットを作成します。X
の行は観測 (変数の列) に対応します。アンドリュース プロットでは、区間 [0,1] 上で連続するダミー変数 t の関数 f(t) を使用して各観測を表します。f(t) は X
の i 番目の観測について、次のように定義されます。
関数 andrewsplot
は X
の NaN
値を欠損値として処理し、対応する行を無視します。
andrewsplot(X,...,'Standardize',
は、standopt
)standopt
が次のいずれかであるアンドリュース プロットを作成します。
andrewsplot(X,...,'Quantile',alpha)
は、t の各値で f(t) の中央点、alpha
、および (1 – alpha
) 分位点のみをプロットします。これは、X
が多数の観測を含む場合に便利です。
andrewsplot(X,...,'Group',group)
は、複数のグループのデータを別の色でプロットします。グループは、各観測値のグループ インデックスが含まれている数値配列 group
によって定義されます。group
は、各観測値のグループ名が含まれている categorical 配列、文字行列、string 配列、または文字ベクトルの cell 配列にすることもできます。
andrewsplot(X,...,
は、'PropName'
,PropVal
,...)andrewsplot
で作成されるすべての Line
オブジェクトに指定された値にオプションの Line
オブジェクト プロパティを設定します (Line のプロパティ を参照)。
andrewsplot(ax,X,...)
は、Axes
オブジェクト ax
で指定されたプロットの座標軸を使用します。 (axes
を参照)。ax
を最初の入力引数として指定し、その後に上記の構文での入力引数の組み合わせが続きます。
h = andrewsplot(X,...)
は、andrewsplot
によって X
の行ごとに 1 つ作成される Line
オブジェクトのハンドルの列ベクトルを返します。'Quantile'
入力パラメーターを使用する場合、h
には作成された 3 つの Line
オブジェクトのそれぞれに 1 つのハンドルが含まれます。'Quantile'
入力パラメーターと 'Group'
入力パラメーターの両方を使用する場合、h
には各グループの 3 つのハンドルが含まれます。
例
バージョン履歴
R2006a より前に導入