Main Content

Advisor.authoring.generateConfigurationParameterDataFile

名前空間: Advisor.authoring

カスタム コンフィギュレーション パラメーター チェック用の XML データ ファイルを生成する

説明

Advisor.authoring.generateConfigurationParameterDataFile(dataFile,source) は、source のコンフィギュレーション パラメーターを指定する、dataFile という名前の XML データ ファイルを生成します。このデータ ファイルではタグ付けを使用して、必要なコンフィギュレーション パラメーター設定を指定します。コンフィギュレーション パラメーター用のチェックを作成する際には、データ ファイルを使用します。データ ファイル内で指定されているモデル コンフィギュレーション パラメーターのそれぞれが個別のサブチェックです。

Advisor.authoring.generateConfigurationParameterDataFile(dataFile,source,Name,Value) は、source のコンフィギュレーション パラメーターを指定する、dataFile という名前の XML データ ファイルを生成します。1 つ以上のオプションの Name,Value 引数によって追加オプションも指定します。このデータ ファイルではタグ付けを使用して、必要なコンフィギュレーション パラメーター設定を指定します。コンフィギュレーション パラメーター用のチェックを作成する際には、データ ファイルを使用します。データ ファイル内で指定されているモデル コンフィギュレーション パラメーターのそれぞれが個別のサブチェックです。

すべて折りたたむ

すべてのコンフィギュレーション パラメーターを含むデータ ファイルを作成します。このデータ ファイルを使用してコンフィギュレーション パラメーターを作成します。

以下を入力してモデル vdp を開きます。

openExample('simulink_general/VanDerPolOscillatorExample')

model = 'vdp';
dataFile = 'myDataFile.xml';
Advisor.authoring.generateConfigurationParameterDataFile( ...
               dataFile, model);

データ ファイル myDataFile.xml には、各コンフィギュレーション パラメーターのサブチェック情報を指定するタグ付けが含まれています。myDataFile.xml は、必要なコンフィギュレーション パラメーター設定を指定します。以下は、コンフィギュレーション パラメーター AbsTol の XML タグ付けを指定しています。コンフィギュレーション パラメーターが 1e-6 に設定されている場合、myDataFile.xml で指定されているコンフィギュレーション パラメーター サブチェックはパスします。

<!-- Absolute tolerance: (AbsTol)-->
  <PositiveModelParameterConstraint>
     <parameter>AbsTol</parameter>
     <value>1e-6</value>
     </PositiveModelParameterConstraint>

[ソルバー] ペインのコンフィギュレーション パラメーターを含むデータ ファイルを作成します。データ ファイルを使用して、修正アクションをもつ [ソルバー] ペインのコンフィギュレーション パラメーター チェックを作成します。

以下を入力してモデル vdp を開きます。

openExample('simulink_general/VanDerPolOscillatorExample')

model = 'vdp';
dataFile = 'myDataFile.xml';
Advisor.authoring.generateConfigurationParameterDataFile( ...
               dataFile, model, 'Pane', 'Solver', 'FixValues', true);

データ ファイル myDataFile.xml には、各コンフィギュレーション パラメーターのサブチェック情報を指定するタグ付けが含まれています。myDataFile.xml は、必要なコンフィギュレーション パラメーター設定を指定します。以下は、コンフィギュレーション パラメーター AbsTol の XML タグ付けを指定しています。コンフィギュレーション パラメーターが 1e-6 に設定されている場合、myDataFile.xml で指定されているコンフィギュレーション パラメーター サブチェックはパスします。サブチェックがパスしない場合、チェックの修正アクションによってコンフィギュレーション パラメーターが 1e-6 に変更されます。

<!-- Absolute tolerance: (AbsTol)-->
  <PositiveModelParameterConstraint>
     <parameter>AbsTol</parameter>
     <value>1e-6</value>
     <fixvalue>1e-6</fixvalue>
     </PositiveModelParameterConstraint>

入力引数

すべて折りたたむ

作成する XML データ ファイルの名前。文字ベクトルとして指定します。

例: 'myDataFile.xml'

コンフィギュレーション パラメーターの指定に使用するモデルまたは Simulink.ConfigSet オブジェクトの名前

例: 'vdp'

名前と値の引数

引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。Name は引数名、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に表示されなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、名前と値をそれぞれコンマを使って区切り、Name を引用符で囲みます。

例: 'Pane', 'Solver', 'FixValues', true は、[ソルバー] ペインのコンフィギュレーション パラメーターおよび修正タグ付けを含む dataFile を指定します。

データ ファイル内のコンフィギュレーション パラメーターを、'Pane' と以下のいずれかをコンマ区切りのペアとして指定したペインに制限します。

  • Solver

  • Data Import/Export

  • Optimization

  • Diagnostics

  • Hardware Implementation

  • Model Referencing

  • Code Generation

例: 'Pane','Solver' は、dataFile を [ソルバー] ペインのコンフィギュレーション パラメーターに制限します。

データ型: char

FixValuestrue に設定すると、修正タグ付けが dataFile に提供されます。修正タグ付けをもつ dataFile を使用してカスタム コンフィギュレーション パラメーター チェックを生成すると、各コンフィギュレーション パラメーター サブチェックに修正アクションが含まれます。'FixValues'true または false のコンマ区切りのペアとして指定します。

例: 'FixValues,truedataFile に修正タグ付けを指定します。

データ型: logical

バージョン履歴

R2014a で導入