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サンプル時間とは

ブロックのサンプル時間とは、シミュレーション中にブロックが出力を生成する時期、そして必要に応じてその内部状態を更新する時期を示すパラメーターです。内部状態は、ログが作成される連続状態や離散状態などを含みます。

    メモ:    Simulink® で使用されるサンプル時間という用語と、エンジニアリングの意味合いで使用されるサンプル時間を混同しないようにしてください。エンジニアリングでは、サンプル時間は離散システムがその入力をサンプリングするレートを指します。Simulink では、ブロックの実行 (計算) のレートを制御するブロック サンプル時間を適切に設定することで、シングルレートとマルチレートの離散システムおよびハイブリッド連続離散システムのモデルを作成できます。

多くのエンジニアリング アプリケーションでは、ブロックの実行レートを制御する必要があります。一般的に、Simulink ではブロック ダイアログまたはコマンド ラインで SampleTime パラメーターを明示的に指定できるようにすることで、この機能を提供しています。SampleTime パラメーターをもたないブロックは、暗黙的なサンプル時間をもっています。暗黙的なサンプル時間を指定することはできません。このサンプル時間は、システム内のブロックのコンテキストに基づいて Simulink によって決定されます。Integrator ブロックは暗黙的なサンプル時間をもつブロックの例です。そのサンプル時間は Simulink によって自動的に 0 に設定されます。

サンプル時間は端子ベースまたはブロックベースのどちらかになります。ブロックベースのサンプル時間では、ブロックのすべての入力と出力は同じレートで実行されます。端子ベースのサンプル時間では、入力と出力は異なるレートで実行できます。

さらに、サンプル時間は離散、連続、マイナー ステップに固定、継承、定数、可変、トリガー、または非同期の形態をとることができます。以下の節では、これらのサンプル時間のタイプに加えて、サンプル時間の伝播、およびブロックベースと端子ベースのサンプル時間の間のレート変換について説明します。この情報を利用すると、ブロックの実行レートの制御、およびモデルのデバッグと検証ができます。

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