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プロジェクトとは

プロジェクトを使用すると作業を整理できます。必要なファイルを検索したり、ファイル、設定、ユーザー定義のタスクを管理して共有したり、ソース管理ツールと通信したりすることが可能です。

以下のいずれかが作業に含まれる場合があります。

  • 1 つを超えるモデル ファイル

  • 複数のモデル開発者

  • 1 つを超えるモデル バージョン

このような場合は、プロジェクトを使用すると作業を整理できます。すべての必要なファイル (すべての MATLAB® ファイルや Simulink® ファイル、およびデータ、要件、レポート、スプレッドシート、テスト、生成ファイルなどのその他の必要なファイル タイプ) を一元的に管理できます。

プロジェクトを使用すると、以下を行うことによってチームワークを効率化し、個人の生産性を高めることができます。

  • プロジェクトに所属するすべてのファイルを検索する。

  • プロジェクトを初期化および終了するための標準的な方法を作成する。

  • 一般的な操作を作成して保存し、容易にアクセスする。

  • 修正済みファイルをピア レビュー ワークフローで表示およびラベル付けする。

  • 外部のソース管理ツールである Subversion® (SVN) または Git™ との組み込み型の統合機能を使用してプロジェクトを共有する。

R2019a 以降、Simulink の有無にかかわらず、MATLAB でプロジェクトを使用できるようになりました。Simulink を所有していないユーザーとプロジェクトを共有できます。

MATLAB における基本的なプロジェクトのワークフローの詳細については、プロジェクトを参照してください。

プロジェクトは、Simulink ワークフローに役立つ追加のツールを提供します。以下に例を示します。

  • 起動時にモデルを開き、カスタマイズを実行する

  • 優先順位の低いモデル ファイルをチェックする

  • モデル、サブシステム、ライブラリとライブラリ ブロック、データ ファイル、要件、生成されたコードの依存関係の分析

  • モデル、ライブラリ、ライブラリ リンク、モデル参照、モデル コールバック、S-Function、バス、バス要素の自動リファクタリングの支援

  • モデルの比較と差分のマージ

Simulink におけるプロジェクト ワークフローについてのヘルプは、プロジェクト管理を参照してください。

最新情報、ダウンロード、ビデオは、Web ページhttps://www.mathworks.com/products/simulink/projects.htmlを参照してください。

プロジェクトを使用してファイルを管理するには、以下のようにします。

  1. サンプル プロジェクトを試しに実行して、各ツールが作業の整理に役立つかどうかを確認します。機体プロジェクトでのプロジェクト ツールの調査を参照してください。

  2. 新規プロジェクトを作成します。フォルダーからの新規プロジェクトの作成を参照してください。

  3. 依存関係アナライザーを使用して、プロジェクトを解析し、必要なファイルを確認してください。依存関係の分析の実行を参照してください。

  4. ファイルのビューを調査します。プロジェクト ファイルの操作を参照してください。

  5. 頻繁に使用するタスクを保存および実行するためのショートカットを作成します。頻繁に使用するタスクの検索と実行にショートカットを使用を参照してください。

  6. カスタム タスク処理をバッチ ファイルで実行します。プロジェクトのカスタム タスクの実行およびレポートのパブリッシュを参照してください。

  7. ソース管理の統合を使用する場合は、[変更済み] ファイル ビューを使用して、変更のレビュー、リビジョンの比較および変更したファイルのコミットを行うことができます。ソース管理をプロジェクトで使用する方法は、プロジェクトを使用したソース管理についてを参照してください。

構造化プロジェクトのガイドラインについては、大規模モデリングを参照してください。

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