ドキュメンテーション

目次

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BeagleBoard ハードウェア上で実行されるモデルの調整および監視

エクスターナル モードについて

エクスターナル モードを使用して、ターゲット ハードウェア上で実行されているモデルを監視しながらパラメーターを調整することができます。

エクスターナル モードでは、モデル パラメーターを調整して、さまざまなパラメーター値がモデルの結果に与える影響をリアルタイムに評価できるため、目的のパフォーマンスを達成するために最適な値を見つけることができます。この処理は、"パラメーター調整" と呼ばれています。

エクスターナル モードではパラメーターを変更するたびにモデルを再実行する必要がないため、パラメーター調整を迅速に実行できます。エクスターナル モードを利用することにより、実際のデータや設計対象のハードウェアを使用した、モデルの開発や検証が行えます。このソフトウェアとハードウェアの連携は、単にモデルをシミュレーションするだけでは利用できません。

以下のリストは、エクスターナル モードによるパラメーター調整処理の概要を示します。

  • ホスト コンピューター上のモデルで、エクスターナル モードを有効にします。

  • ホスト コンピューター上のモデルで、ターゲット ハードウェア上でモデルを実行するように Simulink® ソフトウェアを設定します。

  • Simulink ソフトウェアは、ターゲット ハードウェア上でモデルを実行します。

  • ホスト コンピューター上のモデルは、ターゲット ハードウェア上で稼働するモデルと対話するためのユーザー インターフェイスとして使用します。

    • ホスト コンピューター上でブロックを開き、新しいパラメーター値を適用すると、エクスターナル モードはターゲット ハードウェア上の対応する値を更新します。

    • モデルに Scope ブロックや Display ブロックなど、データを表示するブロックが含まれる場合、エクスターナル モードは対応するデータをターゲット ハードウェアからホスト コンピューター上のそれらのブロックに送信します。

  • ホスト コンピューター上のパラメーター値を調整し、ターゲット ハードウェアからのデータや出力を観察して、最適なパラメーター値を決定します。

  • 終了したら、新しいパラメーター値を保存して、エクスターナル モードを無効にしてからモデルを保存します。

エクスターナル モードでの Simulink モデルの実行

  1. BeagleBoard ハードウェアとホスト コンピューターとの間でネットワーク接続を確立します。詳細は、「BeagleBoard ハードウェアとのネットワーク接続の設定」を参照してください。

  2. モデル ツール バーで、[シミュレーション モード][エクスターナル] に設定します。

  3. モデル ツール バーの [シミュレーション モード] の左側にある [シミュレーション終了時間] パラメーターを設定します。既定値は 10.0 秒です。無限の期間に対してモデルを実行するには、inf を入力します。

  4. [実行] ボタンをクリックします。

    Sink ブロックがモデルに含まれていない場合、MATLAB® コマンド ウィンドウには警告メッセージが表示されます。次に例を示します。

    Warning: No data has been selected for uploading. 
    > In C:\Program Files (x86)\MATLAB\R2013a Student1\toolbox\
    realtime\realtime\+realtime\extModeAutoConnect.p>
    extModeAutoConnect at 17
    In C:\Program Files (x86)\MATLAB\R2013a Student1\toolbox\
    realtime\realtime\sl_customization.p>myRunCallback at 149

    この警告は無視してかまいません。また、Sink ブロックをモデルに追加することもできます。

    数分後に、Simulink がボード上でモデルの実行を開始します。

  5. モデルがエクスターナル モードで実行されている場合、ホスト コンピューターでモデルのパラメーター値を変更し、これに対応する変化をハードウェア上で実行中のモデルで観察できます。

    Simulink Sink ブロック ライブラリのブロックがモデルに含まれる場合、ホスト コンピューター上のモデル内の Sink ブロックには、ハードウェア上で実行されているモデルで生成された値が表示されます。

    エクスターナル モードによるデータ送信先としての Sink ブロックがモデルに含まれていない場合、MATLAB コマンド ウィンドウには警告が表示されます。次に例を示します。

    Warning: No data has been selected for uploading. 
    > In C:\Program Files (x86)\MATLAB\R2012a Student1\toolbox\
    realtime\realtime\+realtime\extModeAutoConnect.p>
    extModeAutoConnect at 17
    In C:\Program Files (x86)\MATLAB\R2012a Student1\toolbox\
    realtime\realtime\sl_customization.p>myRunCallback at 149

    この警告は無視してかまいません。また、Sink ブロックをモデルに追加することもできます。

    メモ:    エクスターナル モードは、ボード上で実行するモデルの処理負荷を増大させます。ソフトウェアがオーバーランを報告する場合は、エクスターナル モードを無効にします。

    メモ:    Embedded Coder® または Simulink Coder™ 製品をお持ちの場合、Model ブロックを含む ("モデル参照" を使用する) モデルでエクスターナル モードを使用できます。

エクスターナル モードの停止

エクスターナル モードで動作中のモデルを停止させるには、モデル ツール バーに表示されている [停止] ボタンをクリックします。

[シミュレーション終了時間] パラメーターが特定の秒数に設定されている場合、その時間が経過するとエクスターナル モードは停止します。

エクスターナル モードの使用が終了したら、[シミュレーション モード][ノーマル] に戻します。

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