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Uniform Random Number

一様分布する乱数を生成

  • Uniform Random Number block

ライブラリ:
Simulink / Sources

説明

Uniform Random Number ブロックは、指定された間隔で一様分布する乱数を生成します。正規分布の乱数を生成するには、Random Number ブロックを使用してください。両方のブロックともノーマル (ガウス) 乱数発生器 ('v4': 関数 rng のレガシ MATLAB® 4.0 発生器) を使用します。

Uniform Random Number ブロックを同一の非負のシードおよびパラメーターと共に使用すると、繰り返し可能な数列を生成できます。シミュレーションが開始されるとその都度、指定した値にシードがリセットされます。

ソルバーは、比較的に滑らかな信号を積分しなければならないので、乱数信号を積分することは避けてください。代わりに、Band-Limited White Noise ブロックを使用してください。

スカラー拡張後、このブロックの数値パラメーターは同じ次元のパラメーターでなければなりません。ベクトル パラメーターを 1 次元として解釈 チェック ボックスをオンにし、数値パラメーターがスカラー拡張後に行ベクトルまたは列ベクトルの場合、このブロックは 1 次元信号を出力します。ベクトル パラメーターを 1 次元として解釈 チェック ボックスをオフにすると、ブロックはパラメーターと同じ次元数の信号を出力します。

端子

出力

すべて展開する

出力信号。指定された間隔で一様分布する乱数として生成されます。

データ型: double

パラメーター

すべて展開する

間隔の最小値を指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Minimum
: 文字ベクトル
: スカラー
既定の設定: '-1'

間隔の最大値を指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Maximum
: 文字ベクトル
: スカラー
既定の設定: '1'

乱数発生器のシードを指定します。

このシードは 0 または正の整数でなければなりません。出力は与えられたシードに対して繰り返し可能です。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: See
: 文字ベクトル
: スカラー
既定の設定: '0'

サンプルの時間間隔を指定します。詳細については、サンプル時間の指定を参照してください。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: SampleTime
: 文字ベクトル
: スカラー
既定の設定: '0.1'

[定数値] パラメーターが N 要素の行または列ベクトルの場合、長さ N のベクトルを出力するにはこのチェック ボックスをオンにします。

  • このチェック ボックスをオンにすると、[定数値] パラメーターが N 要素の行または列ベクトルの場合に、ブロックは長さ N のベクトルを出力します。たとえば、ブロックは次元が 1 行 N 列または N 行 1 列の行列を出力します。

  • このチェック ボックスをオフにすると、[定数値] パラメーターが N 要素の行または列ベクトルの場合に、ブロックは長さ N のベクトルを出力しません。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: VectorParams1D
型: 文字ベクトル
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'

ブロックの特性

データ型

double

直達

いいえ

多次元信号

はい

可変サイズの信号

いいえ

ゼロクロッシング検出

いいえ

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入