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Step

ステップ関数を生成

  • Step block

ライブラリ:
Simulink / Sources

説明

Step ブロックは、指定時間で 2 つの定義可能なレベル間のステップを提供します。シミュレーション時間が [ステップ時間] パラメーター値より小さい場合、ブロックの出力は [初期値] パラメーター値となります。シミュレーション時間が [ステップ時間] 以上の場合、出力は [最終値] パラメーター値となります。

スカラー拡張後、ブロックの数値パラメーターは同じ次元のパラメーターでなければなりません。ベクトル パラメーターを 1 次元として解釈 オプションをオフに設定すると、ブロックはパラメーターと同じ次元と次元数の信号を出力します。[ベクトル パラメーターを 1 次元として解釈] オプションをオンにすると、数値パラメーターが行または列ベクトル (つまり、単一行または単一列の 2 次元配列) の場合、ブロックはベクトル (1 次元配列) 信号を出力します。そうでない場合、ブロックはパラメーターと同じ次元数と次元の信号を出力します。

端子

出力

すべて展開する

[ステップ時間][初期値] および [最終値] パラメーターで定義されたステップ関数の信号を出力します。

データ型: double | single

パラメーター

すべて展開する

出力が [初期値] パラメーターから [最終値] パラメーターにジャンプする時間を秒単位で指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Time
: 文字ベクトル
値: '1' | real- or complex-valued scalar, vector, or matrix
既定の設定: '1'

シミュレーション時間が [ステップ時間] パラメーターに到達するまでのブロック出力を指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Before
: 文字ベクトル
値: '1' | real- or complex-valued scalar, vector, or matrix
既定の設定: '0'

シミュレーション時間が [ステップ時間] パラメーターに到達してそれを超えたときのブロック出力を指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: After
: 文字ベクトル
値: '1' | real- or complex-valued scalar, vector, or matrix
既定の設定: '1'

ステップのサンプルレートを指定します。詳細については、サンプル時間の指定を参照してください。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: SampleTime
: 文字ベクトル
: スカラー
既定の設定: '0'

[定数値] パラメーターが N 要素の行または列ベクトルの場合、長さ N のベクトルを出力するにはこのチェック ボックスをオンにします。

  • このチェック ボックスをオンにすると、[定数値] パラメーターが N 要素の行または列ベクトルの場合に、ブロックは長さ N のベクトルを出力します。たとえば、ブロックは次元が 1 行 N 列または N 行 1 列の行列を出力します。

  • このチェック ボックスをオフにすると、[定数値] パラメーターが N 要素の行または列ベクトルの場合に、ブロックは長さ N のベクトルを出力しません。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: VectorParams1D
型: 文字ベクトル
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'

ゼロクロッシング検出を有効にする場合は選択します。詳細については、ゼロクロッシング検出を参照してください。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: ZeroCross
: 文字ベクトル | string
: 'off' | 'on'
既定の設定: 'on'

出力データ型。型は継承されるか、直接指定されるか、Simulink.NumericType などのデータ型オブジェクトとして表現されます。

[継承: 逆伝播による継承] を選択すると、ブロックは駆動ブロックのデータ型を使用します。

[データ型アシスタントを表示] ボタン をクリックして、データ型の属性の設定に役立つ [データ型アシスタント] を表示します。詳細は、データ型アシスタントを利用したデータ型の指定を参照してください。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: OutDataTypeStr
型: 文字ベクトル
値: 'Inherit: Inherit via internal rule' | 'double' | 'single' | <data type expression>
既定の設定: 'double'

データ型のカテゴリ。InheritBuilt in、または Expression として指定します。このパラメーターを使用する方法の詳細については、データ型アシスタントを利用したデータ型の指定を参照してください。

依存関係

[データ型アシスタントを表示] ボタンをクリックすると、このパラメーターが有効になります。

この信号のデータ型オーバーライド モードを選択します。

  • [継承] を選択すると、Simulink® はコンテキストからデータ型オーバーライド設定を継承します。コンテキストとはブロックのことで、信号を使用している Simulink の Simulink.Signal オブジェクトまたは Stateflow® チャートです。

  • [オフ] を選択すると、Simulink はコンテキストのデータ型オーバーライド設定を無視します。

詳細については、Simulink ドキュメンテーションのデータ型アシスタントを利用したデータ型の指定を参照してください。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[データ型アシスタントを表示] ボタンをクリックして、[モード][組み込み] に設定します。

ヒント

個々のデータ型に対してデータ型オーバーライドをオフにする機能により、データ型オーバーライドを適用する際に、モデル内のデータ型をさらに効果的に制御できます。たとえば、このオプションを使用すると、データ型オーバーライド設定にかかわらず、データ型が下流ブロックの要件を満たすことを確認できます。

ブロックの特性

データ型

double

直達

いいえ

多次元信号

いいえ

可変サイズの信号

いいえ

ゼロクロッシング検出

はい

拡張機能

バージョン履歴

R2006a より前に導入