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slprofreport

R2020a より前のリリースで作成された Simulink プロファイラー結果からレポートを生成する

説明

slprofreport(profilingData) は、R2020a より前のリリースの Simulink® プロファイラーを使用して作成されたプロファイリング結果のスタンドアロンの HTML レポートを生成します。

R2020a 以降では、Simulink プロファイラーは、シミュレーション メタデータでプロファイリング結果を Simulink.profiler.Data オブジェクトとして返します。このオブジェクトは MATLAB® ベース ワークスペースで表示して検証できます。関数 slprofreport では Simulink.profiler.Data オブジェクトからのレポートの生成はサポートされていません。R2020a 以降でプロファイリング レポートを作成する方法については、モデルのプロファイリングの紹介を参照してください。

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R2020a より前のリリースのモデルで Simulink プロファイラーを実行して生成されたプロファイリング結果を含む MAT ファイルがあるとします。プロファイリング結果を表示および解析するには、関数 slprofreport を使用して HTML レポートを作成します。

MAT ファイル内のプロファイリング結果を MATLAB ベース ワークスペースに読み込みます。この例では、MAT ファイルの名前が ProfilingResults.mat で、プロファイリング結果が profRes という名前の変数に格納されているとします。

profRes = load("ProfilingResults.mat",profRes);

関数 slprofreport を使用して、プロファイリング結果から HTML レポートを生成します。Simulink プロファイラー レポート ウィンドウが開き、生成されたレポートが表示されます。

slprofreport(profRes)

入力引数

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R2020a より前のリリースで作成されたプロファイリング結果。MATLAB 変数として指定します。

ヒント

  • シミュレーションのパフォーマンスを解析して向上させる際には、パフォーマンス アドバイザーを使用してモデルおよびシミュレーションの構成を解析することから解析を開始することを検討してください。

  • パフォーマンス アドバイザーを使用してモデルおよびシミュレーションの構成を解析した後には、ソルバー プロファイラーおよび Simulink プロファイラーを使用したプロファイリング シミュレーションによって解析を深めることができます。

    • ソルバー プロファイラーはモデルに対して選択したソルバーのパフォーマンスを解析します。ソルバー プロファイラーは、可変ステップ ソルバーを使用するシミュレーションのパフォーマンスを解析するのに特に役立ちます。プロファイリングの結果は、ステップ サイズがいつどうして制限されているのかを特定するのに役立ちます。

    • Simulink プロファイラーは、モデル コンポーネント間でのシミュレーション実行時間の分布を解析することで、シミュレーションのパフォーマンスのボトルネックを特定するのに役立ちます。

バージョン履歴

R2012a で導入

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