ドキュメンテーション

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Simulink.SubSystem.convertToModelReference

サブシステムからモデル参照への変換

構文

[success,mdlRefBlkH] = Simulink.SubSystem.convertToModelReference(subsys, mdlRef, 'opt1', 'val1', ... , 'optN', 'valN')

説明

[success,mdlRefBlkH] = Simulink.SubSystem.convertToModelReference(subsys, mdlRef, 'opt1', 'val1', ... , 'optN', 'valN') は、サブシステムを参照モデルに変換します。関数は、新規モデルを作成し、サブシステムの内容をモデルにコピーし、新規モデルのコンフィギュレーション パラメーターを設定し、モデルのルート レベルの Inport ブロックおよびOutport ブロックを設定します。その後、既定の設定では、新しいモデルを参照する Model ブロックがそのサブシステム ブロックの代わりに使用されます。また、入力オプション ReplaceSubsystem を使用して、新しいモデルを参照する Model ブロックを含む別の一時的なモデルを作成するように設定することもできます。

この関数はすべての種類のサブシステムを参照モデルに変換するわけではありません。詳細は、「変換可能なサブシステム」を参照してください。

サブシステムから参照モデルへの変換は、モデルに以下のコンフィギュレーション パラメーター設定が必要です。

  • [コンフィギュレーション パラメーター]、[診断]、[データ有効性]、[信号の関連付け] を [明示的のみ] に設定します。

  • [コンフィギュレーション パラメーター]、[診断]、[接続性]、[Mux ブロックをバス信号の作成に使用] を [エラー] に設定します。

次のコマンドを使用して、これらのパラメーターをこの関数で必要な値に設定できます。

set_param(mdlName, 'SignalResolutionControl', 'UseLocalSettings');
set_param(mdlName, 'StrictBusMsg', 'ErrorLevel1');

変換が成功した場合、ユーザーの必要条件を満たすために結果のモデルを再構成する必要があるかもしれません。詳細は、「参照モデルの親モデルへの統合」を参照してください。

入力引数

subsys

変換するサブシステムの完全な名前またはハンドル。

mdlRef

サブシステムを変換して作成する新しいモデルの名前。

opt1, val1, ... , optN, valN

変換プロセスを制御する省略可能なオプションとその値のペア。オプションと値は次のとおりです。

'UseConversionAdvisor'

このオプションを指定して true に設定すると、モデル参照変換アドバイザーが開きます。

詳細は、「モデル参照変換アドバイザーの実行」を参照してください。

'AutoFix'

このパラメーターを指定して true に設定すると、この関数で解決可能な問題がすべて解決されます。モデルを修正して対処しなければならない問題については、変換処理でエラー メッセージを生成できます。

'ReplaceSubsystem'

このパラメーターを指定して true に設定すると、Subsystem ブロックがサブシステムから作成されたモデルを参照する Model ブロックに置き換えられます。

このオプションを省略した場合や false に設定した場合は、Subsystem ブロックから導出されたモデルを参照する Model ブロックを含むモデルが作成されて別の Simulink® エディター ウィンドウで開きます。

'BusSaveFormat'

このオプションを指定すると、作成されたバス オブジェクトがファイルに保存されます。ファイルの形式として 'Cell' または 'Object' のどちらかを指定します。オブジェクトをコンパクトな形式で保存するには、セル配列を使用します。

このオプションを省略した場合は、バス オブジェクトはファイルに保存されません。

'BuildTarget'

このオプションを指定すると、モデル参照ターゲットが生成されます。ターゲットのタイプとして 'Sim' または 'RTW' のどちらかを指定します。

このオプションを省略した場合は、モデル参照ターゲットは生成されません。

'Force'

このパラメーターを指定して true に設定すると、一部のエラーが警告として返され、エラーを修正せずに変換処理が続行されます。これによって、この関数を変換の最初のステップを行うために使用し、その後手動で変換過程を終わらせることができます。

このオプションを省略した場合や false に設定した場合は、エラーが発生すると変換処理は停止します。

Force オプションを true に設定した場合、success 出力引数が true であっても、変換後のモデルの結果がサブシステムの変換前のモデルと同じにならないことがあります。

PropagateSignalStorageClass

このオプションを指定すると、最上位信号の信号ストレージ クラスが伝播されます。

このオプションを省略した場合や false に設定した場合は、最上位信号の信号ストレージ クラスは伝播されません。

出力引数

success

true は変換が正常に完了したことを示し、そうでなければ false になります。

Force オプションを true に設定した場合、success 引数が true であっても、変換後のモデルの結果がサブシステムの変換前のモデルと同じにならないことがあります。

mdlRefBlkH

新しいモデルを参照する Model ブロックのハンドル。

ヒント

最上位モデルで使用しているデータ ディクショナリに未保存の変更がなければ、Simulink による変換の過程で作成されるバス オブジェクトはそのデータ ディクショナリに保存されます。

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