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Simulink.sdi.markSignalForStreaming

信号のログ作成をオンまたはオフにする

説明

Simulink.sdi.markSignalForStreaming(block,portIndex,log) は、log'on' と指定した場合に、指定された block の指定された portIndex にある信号をログ作成用にマークします。信号のログ作成を停止するには、log'off' と指定します。

Simulink.sdi.markSignalForStreaming(portHandle,log) は、log'on' と指定した場合に、portHandle によって指定された端子の信号をログ作成用にマークします。信号のログ作成を停止するには、log'off' と指定します。

Simulink.sdi.markSignalForStreaming(lineHandle,log) は、log 'on' と指定した場合に、指定された lineHandle を持つ信号をログ作成用にマークします。信号のログ作成を停止するには、log'off' と指定します。

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モデル vdp を読み込みます。

mdl = "vdp";
load_system(mdl)

関数 get_param を使用して、対象信号を含むブロックに対する端子ハンドルを取得します。

x1_handles = get_param("vdp/x1","PortHandles");
x1 = x1_handles.Outport(1);
x2_handles = get_param("vdp/x2","PortHandles");
x2 = x2_handles.Outport(1);

ハンドルを使用してログを作成する必要がある信号をマークします。

Simulink.sdi.markSignalForStreaming(x1,"on");
Simulink.sdi.markSignalForStreaming(x2,"on");

モデルをシミュレートします。

sim(mdl);

シミュレーション データ インスペクターを開いてログが作成された信号を表示します。

Simulink.sdi.view

モデル slexAircraftExample を読み込み、get_param を使用してモデル内の信号のハンドルを取得します。その後、ライン ハンドルを使用してログを作成する対象信号をマークします。

load_system('slexAircraftExample')

関数 get_param を使用してモデル内の信号に対するハンドルを取得します。

lines = get_param('slexAircraftExample','Lines');

関数 Simulink.sdi.markSignalForStreaming を使用してライン ハンドルを使用してログを作成する 2 つの信号をマークします。

sig1handle = lines(1).Handle;
sig2handle = lines(2).Handle;

Simulink.sdi.markSignalForStreaming(sig1handle,'on')
Simulink.sdi.markSignalForStreaming(sig2handle,'on')

モデルのシミュレーションを実行してから、シミュレーション データ インスペクターを開いてログが作成された信号データを表示します。

out = sim('slexAircraftExample');

Simulink.sdi.view

入力引数

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出力端子の 1 つに接続された目的の信号をもつブロックのブロック パス。

例: 'slexAircraftExample/Pilot'

ストリーミング用にマークする信号に接続されている端子のインデックス。

例: 1

信号に必要なログ状態。

  • 'on' –– 信号のログ作成を有効にする。

  • 'off' –– 信号のログ作成を無効にする。

信号に接続するソース ブロックの出力端子の端子ハンドル。

例: x1_handles.Outport(1)

信号のライン ハンドル。

例: lines(1).Handle

バージョン履歴

R2015b で導入