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Simulink.exportToTemplate

モデルまたはプロジェクトからテンプレートを作成

説明

templatefile = Simulink.exportToTemplate(obj,templatename) は、obj で指定されたモデルまたはプロジェクトからテンプレート ファイル (templatename.sltx) を作成します。

R2014a 以前に作成されたプロジェクト テンプレート (.zip ファイル) がある場合は、Simulink.exportToTemplate を使用してそれらのテンプレートを .sltx ファイルにアップグレードし、スタート ページでそれらを使用できます。

templatefile = Simulink.exportToTemplate(obj,templatename,Name,Value) は、追加のテンプレート オプションを 1 つ以上の名前と値のペアの引数として指定します。

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vdp モデルを開き、そのモデルからテンプレートを作成します。

openExample('vdp.slx');
myvdptemplate = Simulink.exportToTemplate(bdroot,'vdptemplate')

vdp モデルを開き、説明を指定したモデルからテンプレートを作成します。

openExample('vdp.slx');
myvdptemplate = Simulink.exportToTemplate(bdroot,'vdptemplate',...
                'Description','Use this template to create a vdp model')

入力引数

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モデル、ライブラリまたはプロジェクト。名前または数値ハンドルあるいは関数 currentProject から返される slproject.ProjectManager オブジェクトで指定します。

データ型: double | char

テンプレート ファイル名。文字ベクトルとして指定し、テンプレート ファイルへの完全修飾パスと *.sltx 拡張子をオプションで含めることができます。

データ型: char

名前と値の引数

引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。Name は引数名、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に表示されなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前は、名前と値をそれぞれコンマを使って区切り、Name を引用符で囲みます。

例: Title,'My Project Template'

テンプレートのグループ。文字ベクトルとして指定します。スタート ページでは、テンプレートはグループ見出しの下に表示されます。

例: 'My Templates'

データ型: char

テンプレートの作成者。文字ベクトルとして指定します。

データ型: char

テンプレートの説明。文字ベクトルとして指定します。

データ型: char

サムネイル イメージのファイル名。文字ベクトルとして指定します。

データ型: char

テンプレートのタイトル。文字ベクトルとして指定します。スタート ページでは、テンプレート タイトルがタイルに表示されます。タイトルはファイル名と異なるものでかまいません。タイトルには任意の文字を使用できます。既定値は、モデルまたはプロジェクトの名前です。

例: 'My Project Template'

データ型: char

出力引数

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テンプレート ファイル。templatename.sltx ファイルとして返されます。

バージョン履歴

R2016a で導入