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Simulink.ConfigSet

モデル コンフィギュレーション セット

説明

Simulink.ConfigSet オブジェクトを使用してモデル コンフィギュレーション セットにアクセスします。コンフィギュレーション セットに関する情報を取得し、コンフィギュレーション パラメーターを管理します。

Simulink.ConfigSet オブジェクトは handle オブジェクトです。

作成

関数 getActiveConfigSet を使用して、モデルのアクティブなコンフィギュレーション セットを取得します。関数 getConfigSet を使用して、モデル コンフィギュレーション セットを名前で取得します。

プロパティ

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コンフィギュレーション セットの説明。文字ベクトルとして指定します。この説明を使用して、コンフィギュレーション セットの目的など、コンフィギュレーション セットに関する追加情報を与えます。

コンフィギュレーション セットの名前。文字ベクトルで指定します。この名前は、モデル エクスプローラーでのコンフィギュレーション セットを表します。

オブジェクト関数

copyコンフィギュレーション セットまたは参照のコピー
get_paramパラメーターの名前と値の取得
set_paramSimulink パラメーターの値を設定

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モデル vdp を開き、アクティブなコンフィギュレーション セットを取得します。

openExample('simulink_general/VanDerPolOscillatorExample');
configSetObj = getActiveConfigSet('vdp');

Simulink.ConfigSet オブジェクトは、モデル コンフィギュレーション パラメーターの値のセットを保存します。Simulink.ConfigSet オブジェクトを関数 sim への入力として指定できます。オブジェクトのコンフィギュレーション セットが、シミュレーション用にモデルに適用されます。シミュレーション後に、元のコンフィギュレーション セットがモデルで復元されます。

Simulink.Configset オブジェクトは、モデル コンフィギュレーション パラメーターの値のみを保存します。単一の入力でシミュレーションのモデル コンフィギュレーション パラメーターの値、ブロック パラメーターの値、および変数の値を指定するには、代わりに Simulink.SimulationInput オブジェクトを使用します。

モデル IntegrateSine を開きます。このモデルでは Integrator ブロックを使用して Sine Wave ブロックの出力を積分します。Integrator ブロックからの出力が Outport ブロックに接続されます。

mdl = "IntegrateSine";
open_system(mdl)

The model IntegrateSine.

関数 getActiveConfigSet を使用して、現在のモデル コンフィギュレーションの Simulink.ConfigSet オブジェクトを取得します。

mdlConfig = getActiveConfigSet(mdl);

関数 copy を使用して、変更する Simulink.ConfigSet オブジェクトのコピーを作成します。

simConfig = copy(mdlConfig);

ソルバー ode45 および終了時間 20 秒を使用するように Simulink.ConfigSet オブジェクト simConfig を変更します。

set_param(simConfig,"Solver","ode45","StopTime","20");

Simulink.Configset オブジェクト simConfig のコンフィギュレーション パラメーターを使用してモデルをシミュレートします。

out = sim(mdl,simConfig);

モデルで ode45 ソルバーを使用してシミュレーション時間 20 秒までシミュレートします。

A Dashboard Scope block displays the input and output of the Integrator block.

バージョン履歴

R2006a で導入