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Simulink.BlockData

ブロック パラメーターなど、ブロックに関連するデータの実行時の情報を提供する

説明

このクラスは、ブロックの端子と作業ベクトルに関する実行時の情報を提供するオブジェクトに共通するプロパティを定義します。

なし

プロパティのまとめ

名前

説明

AliasedThroughDataType

基本となるデータ型。

AliasedThroughDataTypeID

基本となるデータ型 ID。

Complexity

ブロック データの数値型 (実数または複素数)。

Data

ブロック データ。

DataAsDouble

double 型のブロック データ。

Datatype

ブロック データのデータ型。

DatatypeID

ブロック データのデータ型のインデックス。

Dimensions

ブロック データの次元。

Name

ブロック データの名前。

Type

ブロック データのタイプ (たとえば、パラメーター)。

プロパティ

AliasedThroughDataType

説明

データ型のエイリアスにより、データ型 (B) は、他のエイリアス タイプ、または BaseType (A) に再帰的にエイリアスできます。エイリアス タイプ A が、他のエイリアス タイプにエイリアスされると、タイプがエイリアス タイプでなくなり、その最終的な結果が、返されるプロパティ値になるまで、このプロパティにより、エイリアス タイプが反復して探索されます。たとえば、次のように、Simulink® Alias タイプ A と B を作成したと仮定します。

A=Simulink.AliasType('double') 
 
A = 
Simulink.AliasType
    Description: ''
     HeaderFile: ''
       BaseType: 'double'
B=Simulink.AliasType('A')

B = 
Simulink.AliasType
    Description: ''
     HeaderFile: ''
       BaseType: 'A'

ブロック データのアイテムのデータ型が B である場合、このプロパティは、B ではなく、ベース タイプ A を返します。

データ型

文字ベクトル

アクセス

RO

AliasedThroughDataTypeID

説明

AliasedThroughDataType プロパティにより返されるデータ型のエイリアスのインデックス。

データ型

整数

アクセス

RO

Complexity

説明

ブロック データの数値型 (実数または複素数)。

データ型

文字ベクトル

アクセス

MATLAB™ の S-Function に対して RW、他のブロックに対して RO

Data

説明

ブロック データ。

データ型

Datatype、またはこのオブジェクトのDatatypeIDプロパティによって指定されるデータ型。

アクセス

RW

DataAsDouble

説明

double 型のブロックのデータ。

データ型

double

アクセス

RO

Datatype

説明

ブロックに関連するオブジェクトの値のデータ型。

データ型

文字ベクトル

アクセス

RO

DatatypeID

説明

ブロックに関連するオブジェクトの値のデータ型のインデックスです。以下のように目的のデータ型に対する数値を入力します。

データ型

'inherited'

-1

'double'

0

'single'

1

'int8'

2

'uint8'

3

'int16'

4

'uint16'

5

'int32'

6

'uint32'

7

'boolean' または固定小数点データ型

8

データ型

整数

アクセス

MATLAB の S-Function に対して RW、他のブロックに対して RO

Dimensions

説明

ブロックに関連するオブジェクト、たとえば、パラメーターまたは DWork ベクトルの次元。

データ型

配列

アクセス

MATLAB の S-Function に対して RW、他のブロックに対して RO

Name

説明

ブロックに関連するオブジェクト、たとえば、ブロック パラメーターまたは DWork ベクトルの名前。

データ型

文字ベクトル

アクセス

MATLAB の S-Function に対して RW、他のブロックに対して RO

Type

説明

ブロック データの型。可能な値は以下のとおりです。

タイプ

説明

'BlockPreCompInputPortData'

このオブジェクトは、モデルがコンパイルされる前の入力端子のデータを含みます。

'BlockPreCompOutputPortData'

このオブジェクトは、モデルがコンパイルされる前の出力端子のデータを含みます。

'BlockCompInputPortData'

このオブジェクトは、モデルがコンパイルされた後の入力端子のデータを含みます。

'BlockCompOutputPortData'

このオブジェクトは、モデルがコンパイルされた後の出力端子のデータを含みます。

'BlockPreCompDworkData'

このオブジェクトは、モデルがコンパイルされる前の DWork ベクトルのデータを含みます。

'BlockCompDworkData'

このオブジェクトは、モデルがコンパイルされた後の DWork ベクトルのデータを含みます。

'BlockDialogPrmData'

このオブジェクトは、Level-2 MATLAB S-Function のダイアログ ボックス パラメーターを記述します。

'BlockRuntimePrmData'

このオブジェクトは、Level-2 MATLAB S-Function のランタイム パラメーターを記述します。

'BlockCompContStatesData'

このオブジェクトは、現在のタイム ステップでのブロックの連続状態を記述します。

'BlockDerivativesData'

このオブジェクトは、現在のタイム ステップでのブロックの連続状態の微係数を記述します。

データ型

文字ベクトル

アクセス

RO

バージョン履歴

R2006a より前に導入