Main Content

Signal Generator

さまざまな波形を生成

  • Signal Generator block

ライブラリ:
Simulink / Sources

説明

サポートされている演算

Signal Generator ブロックは、次の 4 つの波形のいずれかを生成できます。

  • 正弦

  • 矩形

  • ノコギリ

  • ランダム

信号パラメーターは、ヘルツまたはラジアン/秒単位で表示することができます。既定のパラメーター値を使用すると、次の波形のいずれかが出力されます。

波形スコープ出力

正弦波

矩形波

ノコギリ波

ランダム波

負の [振幅] パラメーター値は、位相が 180 度シフトされます。180 度以外で、位相をシフトした波形を発生させるには、Clock ブロック信号を MATLAB Function ブロックに入力して、特定の波形に対する方程式を作成するなどいくつかの方法があります。

シミュレーションの実行中に Signal Generator ブロックの出力信号を変更して、さまざまな入力タイプに対するシステムの反応をすばやく確認できます。

[振幅] パラメーターと [周波数] パラメーターは、出力信号の振幅と周波数を決定します。スカラー拡張後、パラメーターは同じ次元のパラメーターでなければなりません。ベクトル パラメーターを 1 次元として解釈 チェック ボックスをオフにすると、ブロックは[振幅] パラメーターおよび [周波数] パラメーターと同じ次元数の信号を出力します (スカラー拡張後)。[ベクトル パラメーターを 1 次元として解釈] チェック ボックスをオンにすると、[振幅] パラメーターと [周波数] パラメーターが行ベクトルまたは列ベクトル、つまり単一行または単一列の 2 次元配列の場合、ブロックはベクトル (1 次元) 信号を出力します。そうでない場合、ブロックはパラメーターと同じ次元の信号を出力します。

ソルバーについて

固定ステップ ソルバーを使用しているモデルの場合、Simulink® は同じステップ サイズをシミュレーション全体で使用します。そうしたケースでの Signal Generator ブロック出力は、理想的な波形に対する等間隔のサンプル表現となります。

可変ステップ ソルバーを使用しているモデルの場合、Simulink はシミュレーション中で異なるステップ サイズを使用する可能性があります。そうしたケースでの Signal Generator ブロック出力は、理想的な波形に対する等間隔のサンプル表現に常になるとは限りません。ブロック出力を常に理想的な波形の等間隔のサンプル表現にするには、Signal Generator ブロックの直接の下流となる位置に Hit Crossing ブロックを追加します。これらのモデルには、Hit Crossing ブロックがある場合とない場合の Signal Generator ブロック出力の差を示します。

可変ステップ ソルバーを使用しているモデルSignal Generator ブロック出力

端子

出力

すべて展開する

次のいずれかの波形として指定される出力信号。

  • 正弦

  • 矩形

  • ノコギリ

  • ランダム

データ型: double

パラメーター

すべて展開する

波形を指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: WaveForm
: 文字ベクトル
: 'sine' | 'square' | 'sawtooth' | 'random'
既定の設定: 'sine'

波形の時間変数の値のソースとしてシミュレーション時間を使用するか、外部信号を使用するかを指定します。外部ソースを指定する場合、ブロックはソースを接続するための入力端子を表示します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: TimeSource
: 文字ベクトル
: 'Use simulation time' | 'Use external signal'
既定の設定: 'Use simulation time'

生成された波形の振幅を指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Amplitude
: 文字ベクトル
: 実数スカラー
既定の設定: '1'

生成される波形の周波数を指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Frequency
: 文字ベクトル
: 実数スカラー
既定の設定: '1'

信号の単位を [Hertz] または [rad/sec] に指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Units
: 文字ベクトル
: 'rad/sec' | 'Hertz'
既定の設定: 'rad/sec'

[定数値] パラメーターが N 要素の行または列ベクトルの場合、長さ N のベクトルを出力するにはこのチェック ボックスをオンにします。

  • このチェック ボックスをオンにすると、[定数値] パラメーターが N 要素の行または列ベクトルの場合に、ブロックは長さ N のベクトルを出力します。たとえば、ブロックは次元が 1 行 N 列または N 行 1 列の行列を出力します。

  • このチェック ボックスをオフにすると、[定数値] パラメーターが N 要素の行または列ベクトルの場合に、ブロックは長さ N のベクトルを出力しません。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: VectorParams1D
型: 文字ベクトル
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'

ブロックの特性

データ型

double

直達

はい

多次元信号

はい

可変サイズの信号

いいえ

ゼロクロッシング検出

いいえ

拡張機能

バージョン履歴

R2006a より前に導入