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Permute Dimensions

多次元配列の次元の並べ替え

  • Permute Dimensions block

ライブラリ:
Simulink / Math Operations

説明

Permute Dimensions ブロックは、その次元を置き換えることで入力信号の要素を並べ替えます。入力信号に適用される置換は、[順序] パラメーターを使用して指定します。

たとえば、3 行 5 列の入力信号を転置するには、[順序] パラメーターに対して置換ベクトル [2 1] を指定します。これを実行すると、ブロックは入力信号の要素を並べ替え、5 行 3 列の行列を出力します。

バス配列を Permute Dimensions ブロックの入力信号として使用できます。バス配列の定義と使用方法の詳細は、非バーチャル バスのバス配列へのグループ化を参照してください。

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この例では、Permute Dimensions ブロックを使用して 3 x 4 x 5 入力配列の最初の次元と 3 番目の次元を並べ替えます。

[順序] パラメーターを [3,2,1] に設定すると、ブロックで最初の次元と 3 番目の次元が並べ替えられ、5 x 4 x 3 の配列が出力されます。

端子

入力

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この端子は、Simulink® がサポートする任意のデータ型 (固定小数点データ型、列挙データ型および非バーチャル バス データ型を含む) のスカラー、ベクトル、行列、および N 次元の信号を受け入れます。

データ型: half | single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | Boolean | fixed point | enumerated | bus

出力

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ブロックは、[順序] パラメーターの値に従って入力信号の置換を出力します。出力のデータ型は入力と同じです。

データ型: half | single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | Boolean | fixed point | enumerated | bus

パラメーター

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順番を指定し、入力信号の次元に適用します。このパラメーターの値は N 要素ベクトルでなければなりません。ここで N は入力信号の次元数です。置換ベクトルの要素は、1 から N の値を並べ替えたものでなければなりません。

たとえば、5 行 3 列の入力信号に適用された置換ベクトル [2 1] は、3 行 5 列の出力信号、すなわち入力信号の転置になります。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Order
: 文字ベクトル
: N 要素ベクトル
既定の設定: '[2 1]'

ブロックの特性

データ型

Boolean | bus | double | enumerated | fixed point | half | integer | single

直達

はい

多次元信号

いいえ

可変サイズの信号

はい

ゼロクロッシング検出

いいえ

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

PLC コード生成
Simulink® PLC Coder™ を使用して構造化テキスト コードを生成します。

固定小数点の変換
Fixed-Point Designer™ を使用して固定小数点システムの設計とシミュレーションを行います。

バージョン履歴

R2007a で導入