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Interpreted MATLAB Function

(削除予定) MATLAB 関数または式を入力に適用

Interpreted MATLAB Function ブロックは将来のリリースで削除されます。代わりに組み込みブロックを使用してください。コードの更新の詳細については、バージョン履歴を参照してください。

  • Interpreted MATLAB Function block

ライブラリ:
Simulink / User-Defined Functions

説明

Interpreted MATLAB Function ブロックは、指定した MATLAB® 関数または式を入力に適用します。関数の出力は、このブロックの出力次元に一致しなければなりません。

このブロックに対する有効な式の例を以下に示します。

sin
atan2(u(1), u(2))
u(1)^u(2)

メモ

各積分ステップの実行中に MATLAB パーサーが呼び出されるため、このブロックはスピードが遅くなっています。代わりに Math Function ブロックなどの組み込みブロックを使用することを検討してください。あるいは、関数を MEX ファイル S-Function として記述し、S-Function ブロックを使用してアクセスできます。

端子

入力

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Interpreted MATLAB Function ブロックは、double 型の単一の実数入力または複素数入力を受け入れ、double 型の実数出力または複素数出力を生成します。どちらを生成するかは、[出力信号タイプ] パラメーターの設定によって決まります。

データ型: double

出力

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Interpreted MATLAB Function ブロックは、double 型の単一の実数入力または複素数入力を受け入れ、double 型の実数出力または複素数出力を生成します。どちらを生成するかは、[出力信号タイプ] パラメーターの設定によって決まります。

データ型: double

パラメーター

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関数または式を指定します。関数のみを指定した場合、小かっこの中に入力引数を含める必要はありません。

ブロック出力信号の次元を指定します。たとえば 2 要素ベクトルの場合は 2 を指定します。出力の次元は [MATLAB 関数] フィールドの関数または式の戻り値の次元に一致しなければなりません。

指定した関数または式の出力から次元を継承する場合は -1 を指定します。出力の次元を決定するために、Simulink は関数または式をシミュレーションの開始前に一度実行します。

メモ

このパラメーターに -1 を指定し、関数に永続変数が含まれる場合、シミュレーションの開始前に変数が更新される可能性があります。永続変数を使用する必要がある場合、このパラメーターを -1 以外の値に設定することを検討してください。

ブロックの出力信号タイプを realcomplex、または auto として選択します。auto という値は、出力タイプを入力信号のタイプと同じになるように設定します。

このチェック ボックスを選択して、2 次元配列の要素を列の大きい順で含んでいる 1 次元配列としてその 2 次元配列を出力します。

メモ

このパラメーターは、明示的に -1 以外の値に設定されていない限り、ブロック ダイアログ ボックスに表示されません。詳細は、サンプル時間が推奨されないブロックを参照してください。

ブロックの特性

データ型

double

直達

はい

多次元信号

いいえ

可変サイズの信号

いいえ

ゼロクロッシング検出

いいえ

バージョン履歴

R2011a で導入

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R2022b: 削除予定

Interpreted MATLAB Function ブロックは将来のリリースで削除されます。代わりに組み込みブロックを使用することをお勧めします。モデル化に MATLAB コードが必要な場合は MATLAB Function ブロックを使用します。また、関数を MEX ファイル S-Function として記述し、S-Function ブロックを使用して実装することもできます。