Main Content

docblock

Simulink DocBlock ブロックが呼び出すエディターの取得と設定

説明

docblock(setEditorType,command) は指定したコマンドを使用して、DocBlock ブロックをダブルクリックして開くエディターを設定します。

既定では、DocBlock ブロックは Microsoft® Word を開いて HTML または RTF ファイルを編集します。システムで Word が使用できない場合は、[MATLAB® の基本設定] ダイアログ ボックスの [エディター/デバッガー] ペインで指定したテキスト エディターを使用してこれらのファイル タイプを開きます。テキスト ファイルの場合、既定のエディターは MATLAB の基本設定で指定されたテキスト エディターです。

このエディターの指定は、MATLAB のセッション間で維持されます。

editCommand = docblock(getEditorType) は、DocBlock ブロックから指定されたエディターを開く現在のコマンドを返します。

すべて折りたたむ

テキスト ファイルの DocBlock エディターとして Notepad (メモ帳) を指定します。

docblock('setEditorTXT','system(''notepad "%<FileName>"'');')

現在のエディターを取得するには docblock コマンドを使用できます。

DocBlock ブロックの HTML エディターを Mozilla Composer に設定します。アンパサンド (&) を使用すると、コマンドがバックグラウンドで実行されます。

docblock('setEditorHTML',...
   'system(''/usr/local/bin/mozilla -edit "%<FileName>" &'');')

現在の HTML エディターを取得します。

htmlEd = docblock('getEditorHTML')
htmlEd =

    'system('/usr/local/bin/mozilla -edit "%<FileName>" &');'

テキスト ファイルの DocBlock エディターとして Notepad (メモ帳) を指定します。

docblock('setEditorTXT','system(''notepad "%<FileName>"'');')

現在のテキスト エディターを取得します。

txtEd = docblock('getEditorTXT')
txtEd =

    'system('notepad "%<FileName>"');'

エディターを既定のエディターにリセットします。

docblock('setEditorTXT','')

入力引数

すべて折りたたむ

エディター コマンドを設定するファイル タイプ。'setEditorHTML''setEditorDOC' または 'setEditorTXT' として指定します。

MATLAB コマンド ウィンドウからエディターでファイル タイプを開くコマンド。文字ベクトルとして指定します。そのファイル タイプの既定のエディターにリセットするには '' を使用します。

コマンドで、ドキュメントの絶対パス名を示すには、"%<FileName>" トークンを使用します。

返すエディター コマンドのファイル タイプ。'getEditorHTML''getEditorDOC' または 'getEditorTXT' として指定します。

出力引数

すべて折りたたむ

エディターを開くコマンド。文字ベクトルとして返されます。

バージョン履歴

R2007a で導入

すべて展開する

参考

トピック