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コンフィギュレーション設定

hisl_0060: MISRA C:2012 準拠性を高めるコンフィギュレーション パラメーター

ID: タイトルhisl_0060: MISRA C:2012 準拠性を高めるコンフィギュレーション パラメーター
説明

モデル コンフィギュレーション パラメーターを次で指定したように設定します。

  • [システム ターゲット ファイル] を ERT ベースのターゲットとして設定する。

  • [固定小数点の正味勾配計算に除算を使用][オン] または [整数の逆数の場合にのみ除算を使用] に設定する。

  • [Inf または NaN のブロック出力][警告] または [エラー] に設定する。

  • [Model Verification ブロックを有効にする][すべて無効] に設定する。

  • [無向イベント ブロードキャスト][エラー] に設定する。

  • [オーバーフロー時にラップ][警告] または [エラー] に設定する。

  • [製品ハードウェアの符号付き整数の除算の丸め][ゼロ] または [負方向] に設定する。

  • [コンパイル時の MATLAB 関数の再帰限界値]0 に設定する。

  • [キャスト モード][標準準拠] に設定する。

  • [コード置換ライブラリ][なし] または [AUTOSAR 4.0] に設定する。

  • [識別子の最大の長さ] を実装依存の制限に設定する。既定の設定は 31 です。

  • [かっこのレベル][標準 (標準準拠のためのかっこ)] または [最大 (かっこで優先度を指定)] に設定する。

  • [共有コードの配置][共有場所] に設定する。

  • ツールチェーンに応じて、[言語標準][C89/C90 (ANSI)] または [C99 (ISO)] に設定する。

  • 次のパラメーターのいずれかが選択されている場合、[ビットフィールド宣言子の型指定子]uint_T に設定する。

    • boolean データをビットフィールドにパッキング

    • ステート構成を保存するためにビットセットを使用

    • Boolean データを保存するためにビットセットを使用

次のコンフィギュレーション パラメーターを選択 (on) します。

  • コメントを含める

  • MATLAB ユーザー コメント

  • [関数宣言に static キーワードを保持] (コンフィギュレーション パラメーター [ファイル パッケージ化形式][コンパクト] または [コンパクト (別々のデータ ファイル)] に設定されている場合にのみ選択します)

次のコンフィギュレーション パラメーターを選択解除 (off) します。

  • 算術シフトとして符号付き整数を右にシフト

  • MATLAB 関数での動的メモリ割り当て

  • MATLAB 関数の実行時再帰を有効にする

  • エクスターナル モード

  • 共有定数の生成

  • MAT ファイルのログ

  • 2 のべき乗での乗算を符号付きのビット単位シフトに置換

  • 複素数のサポート (複素数のサポートが必要ない場合のみ)

  • 連続時間のサポート

  • 非有限数のサポート

  • インラインでない S-Function のサポート

  • 到達不能な場合、switch ステートメントの default ケースを生成しない

  • モデルの初期化に動的メモリ割り当てを使用 (コンフィギュレーション パラメーター [コード インターフェイスのパッケージ化][再利用可能な関数] に設定されている場合にのみ、このパラメーターを選択したままにします)

根拠生成コードの MISRA C:2012 準拠性を高める。
モデル アドバイザー チェック

MISRA C:2012 のコンフィギュレーション パラメーターをチェック (Simulink Check).

参考文献
  • IEC 61508-3, Table A.3 (3) 'Language subset’

  • ISO 26262-6, Table 1 (1b) 'Use of language subsets'

  • EN 50128, Table A.4 (11) 'Language Subset'

  • MISRA C:2012

  • EXP33-C. Do not read uninitialized memory

  • DO-331, Section MB 6.3.2.b 'Low-level requirements are accurate and consistent'

    DO-331, Section MB.6.3.2.c ‘Low-level requirements are compatible with target computer

    DO-331, Section MB.6.3.2.e – ‘Low-level requirements conform to standards’

    DO-331, Section MB.6.3.2.g – 'Algorithms are accurate'

    DO-331, Section MB.6.3.3.b – Software architecture is consistent

    DO-331 MB.6.3.3.c ‘Compatibility with Target Computer’

    DO-331, Section MB.6.3.3.d 'Software architecture is verifiable'

    DO-331, MB.6.3.3.e 'Software architecture conforms to standards’

最終更新R2023a