ドキュメンテーション

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最適化ペイン: 信号とパラメーター

GRT ベースのシステム ターゲット ファイルを選択した場合、[最適化][信号とパラメーター] ペインには次のパラメーターが表示されます。

ERT ベースのシステム ターゲット ファイルを選択した場合、[最適化][信号とパラメーター] ペインには次のパラメーターが表示されます。

最適化ペイン: [信号とパラメーター] タブの概要

モデルのアクティブなコンフィギュレーション セット用に最適化を設定します。

ヒント

  • [最適化]、[信号とパラメーター] ペインを開くには、Simulink® エディターで、[シミュレーション][モデル コンフィギュレーション パラメーター][最適化][信号とパラメーター] を選択します。

  • Simulink Coder™ の最適化は、Simulink Coder 製品がシステムにインストールされている場合にのみ表示されます。GRT ベースまたは ERT ベースのシステム ターゲット ファイルを選択すると、利用可能なオプションが切り替わります。ERT ベースのターゲットの最適化には、コード生成時に Embedded Coder® ライセンスが必要です。各パラメーターのライセンス情報の詳細は、後述する「依存関係」のセクションを参照してください。

参考

インライン パラメーター

調整可能なパラメーターを定数値に変換します。

設定

既定の設定: オフ

オン

[インライン パラメーター] を選択すると以下の効果があります。

  • Simulink Coder ライセンスをお持ちの場合、ソフトウェアは生成コード内でモデル パラメーターのシンボリック名ではなく数値を使用します。

  • パラメーターがグローバル パラメーター構造体で宣言されていないため、グローバル RAM の使用量が削減されます。

  • [設定] ボタンが有効になります。[設定] ボタンをクリックすると、[モデル パラメーター コンフィギュレーション] ダイアログ ボックスが開きます。

オフ

モデル パラメーターのシンボリック名を生成されたコードで使用します。

ヒント

  • モデルに Constant ブロックが含まれていて [インライン パラメーター] オプションがオフの場合、Constant ブロックは要求した定数のサンプル時間を受け取りません。サンプル時間が Inf に設定されている場合でもサンプル時間は定数になりません。詳細は、「定数サンプル時間」を参照してください。

  • グローバル パラメーターを調整するには、対応するワークスペース変数の値を変更して、Simulink の [シミュレーション] メニューの [ブロック線図の更新] (Ctrl+D) を選択します。

  • モデルから生成されたコードに含まれているインライン パラメーターは調整できません。ただし、ワークスペース変数から取得された値をもつインライン パラメーターは、モデルのシミュレーション時に調整できます。たとえば、あるモデルに Gain ブロックが含まれており、その "Gain" パラメーターがインラインであり、かつ a と等しいとします。ここで、a はモデルのワークスペースで定義されている変数です。このモデルをシミュレーションすると、Simulink ソフトウェアによって Gain パラメーター フィールドが無効にされるため、ブロックのダイアログ ボックスを使ってゲインを変更できなくなります。ただし、MATLAB® コマンド ラインで a の値を変更して、ボード線図を更新すれば、ゲインを調整することが可能です。

  • 最上位モデルが参照モデルを使用しているか、モデルが別のモデルから参照されている場合は以下のようになります。

    • 最上位モデルで [インライン パラメーター] が選択されている場合、すべての参照モデルで [インライン パラメーター]on に設定しなければなりません。

    • 最上位モデルは [インライン パラメーター][on] または [off] に指定できます。

    詳細は、「インライン パラメーターの要求インライン パラメーターの要求」を参照してください。

  • モデルに Environment Controller ブロックが含まれている場合に、[インライン パラメーター] を選択しており、Sim 端子に接続された分岐に外部信号が含まれていないときは、この分岐のコード生成を抑制できます。

  • Simulink Scope および Signal Viewer ブロックと Constant および Ground ブロックの関係 — インライン パラメーターを有効にした場合、Constant ブロックまたは Ground ブロックの値はシミュレーション中に変更されません。定数値はシミュレーションの前に決定され、スコープ グラフ上に単一点として示されます。スコープ トレースを確認するには、Constant ブロックまたは Ground ブロックのサンプル時間を inf から有効な値に変更します。

依存関係

このパラメーターは以下を有効にします。

コマンド ライン情報

パラメーター: InlineParams
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグオフ (シミュレーション時または開発時)
オン (量産コード生成時)
トレーサビリティオン
効率性オン
安全対策影響なし

参考

信号ストレージの再利用

信号メモリを再利用します。

設定

既定の設定: オン

オン

Simulink は、ブロックの入力信号と出力信号を格納するために割り当てられたメモリ バッファーを再利用して、リアルタイム プログラムに必要なメモリ量を削減します。

オフ

Simulink は、各ブロックの出力に別々のメモリ バッファーを割り当てます。これにより、すべてのブロック出力がグローバルかつ固有になりますが、RAM と ROM の使用量が大幅に増加する可能性が高くなります。

ヒント

  • このオプションは、ストレージ クラスが Auto の信号にのみ適用されます。

  • 信号ストレージは、同じデータ型の信号間でのみ再利用できます。

  • このオプションを選択解除すると、大規模モデルをシミュレーションするために必要なメモリの量が大幅に増加する可能性があります。

  • このオプションは以下の場合に選択解除してください。

    • C-MEX S-Function をデバッグする必要がある場合

    • [フローティング表示] オプションを選択した状態で Floating ScopeFloating Scope ブロックまたは DisplayDisplay ブロックを使用して、デバッグ対象モデルに含まれている信号を検査する必要がある場合

  • Simulink では、[信号ストレージの再利用] が有効になっている場合に、Floating Scope ブロックまたはフローティング Display ブロックを使用してバッファーが再利用されている信号を表示しようとすると、エラー ダイアログが開きます。

依存関係

このパラメーターは以下を有効にします。

コマンド ライン情報

パラメーター:OptimizeBlockIOStorage
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグオフ
トレーサビリティオフ
効率性オン
安全対策影響なし

参考

ローカルなブロックの出力を有効にする

ブロック信号がローカルとグローバルのどちらで宣言されるかを指定します。

設定

既定の設定: オン

オン

ブロック信号は関数内でローカルに宣言されます。

オフ

ブロック信号はグローバルに宣言されます。

ヒント

  • 出力をローカル変数として宣言することが不可能な場合、生成されたコードには出力がグローバル変数として宣言されます。

  • スタック領域に制限がある場合は、[ローカルなブロックの出力を有効にする] をオフにして、メモリを再利用できます。

依存関係

  • このパラメーターには Simulink Coder のライセンスが必要です。

  • このパラメーターは [信号ストレージの再利用] を選択すると有効になります。

コマンド ライン情報

パラメーター: LocalBlockOutputs
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグオフ
トレーサビリティオフ
効率性オン
安全対策影響なし

参考

ローカル ブロック出力の再利用

Simulink Coder ソフトウェアによって信号メモリを再利用するかどうかを指定します。

設定

既定の設定: オン

オン
  • Simulink Coder は、可能な場合は常に信号メモリを再利用することで、信号がローカル変数にバッファーされる場合のスタック サイズを縮小します。

  • このパラメーターを選択すると、コードの効率性が高まる代わりにトレーサビリティは低下します。

オフ

信号は一意の場所に格納されます。

依存関係

このパラメーターには次の特徴があります。

  • [信号ストレージの再利用] を選択すると有効になります。

  • Simulink Coder のライセンスが必要です。

コマンド ライン情報

パラメーター: BufferReuse
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグオフ
トレーサビリティオフ
効率性オン
安全対策影響なし

参考

余分なローカル変数の削除 (式のたたみ込み表現)

ブロック計算を単一式にたたみ込みます。

設定

既定の設定: オン

オン
  • 式のたたみ込み表現を有効にします。

  • ローカル変数を除去して、それに関する情報をメインのコード ステートメントに組み込みます。

  • コードの読みやすさと効率性を高めます。

オフ

式のたたみ込み表現を無効にします。

依存関係

  • このパラメーターには Simulink Coder のライセンスが必要です。

  • このパラメーターは [信号ストレージの再利用] を選択すると有効になります。

コマンド ライン情報

パラメーター: ExpressionFolding
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグオフ
トレーサビリティ影響なし (シミュレーション時または開発時)
オフ (量産コード生成時)
効率性オン
安全対策影響なし

参考

グローバル ブロック出力の再利用

ブロック出力用のグローバル メモリを再利用します。

設定

既定の設定: オン

オン
  • 可能な限り信号メモリを再利用してグローバル変数の使用を削減します。

  • このパラメーターを選択すると、コードの効率性が高まる代わりにトレーサビリティは低下します。

オフ

信号は一意の場所に格納されます。

依存関係

このパラメーターには次の特徴があります。

  • [信号ストレージの再利用] を選択すると有効になります。

  • Embedded Coder ライセンスが必要です。

  • ERT ベースのターゲットの場合にのみ表示されます。

コマンド ライン情報

パラメーター: GlobalBufferReuse
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグオフ
トレーサビリティオフ
効率性オン (実行、ROM、RAM)
安全対策影響なし

参考

ローカル変数とグローバル変数間のデータのコピーを最小にする

一時的な結果を格納するために既存のグローバル変数を再利用します。

設定

既定の設定: オフ

オン

ブロック出力に関するデータをグローバル変数に書き込んで、RAM の消費量を削減し、実行時間を短縮します。

オフ

ブロック出力に関するデータをローカル変数に書き込みます。

依存関係

  • このパラメーターには Simulink Coder のライセンスが必要です。

  • このパラメーターは [信号ストレージの再利用] を選択すると有効になります。

  • Embedded Coder ライセンスがあり、ert.tlc などの組み込みターゲットを選択した場合、[ローカル変数とグローバル変数間のデータのコピーを最小にする] チェック ボックスは [グローバル データ アクセスの最適化] リストに置き換わります。[ローカル変数とグローバル変数間のデータのコピーを最小にする] を選択すると、[グローバル データ アクセスの最適化][Use global to hold temporary results] に設定されます。

コマンド ライン情報

パラメーター: EnhancedBackFolding
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグオフ
トレーサビリティオフ
効率性オン (実行、ROM、RAM)
安全対策影響なし

参考

インライン不変信号

不変信号のシンボリック名を定数値に変換します。

設定

既定の設定: オフ

オン

Simulink Coder ソフトウェアがモデル パラメーターのシンボリック名ではなく数値を生成コード内で使用するようになります。不変信号が非スカラーまたは複雑な場合、あるいは不変信号が関連付けられている inport ブロックが信号のアドレスを受け入れる場合、この不変信号はインライン化されません。

オフ

モデル パラメーターのシンボリック名を生成されたコードで使用します。

依存関係

  • このパラメーターには Simulink Coder のライセンスが必要です。

  • このパラメーターは [インライン パラメーター] を選択すると有効になります。

コマンド ライン情報

パラメーター: InlineInvariantSignals
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグオフ
トレーサビリティオフ
効率性オン
安全対策影響なし

参考

不変信号のインライン化不変信号のインライン化

グローバル データ アクセスの最適化

グローバル変数の最適化方法を選択します。

設定

既定の設定: なし

なし

既定の最適化を使用します。

Use global to hold temporary results

グローバル変数の使用を最大化します。

Minimize global data access

中間値の保持にローカル変数を使用することでグローバル変数の使用を最小化します。

依存関係

  • このパラメーターは [信号ストレージの再利用] を選択すると有効になります。

  • このパラメーターには Embedded Coder のライセンスが必要です。

  • ERT ベースのターゲットの場合にのみ表示されます。

コマンド ライン情報

パラメーター: GlobalVariableUsage
タイプ: 文字列
値: 'None' | 'Use global to hold temporary results' | 'Minimize global data access'
既定の設定: 'None'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグオフ
トレーサビリティオフ
効率性オン (実行、ROM、RAM)
安全対策影響なし

参考

配列のインデックスを簡略化する

ループ内の配列にアクセスするときに配列インデックスの乗算演算を置き換えます。

設定

既定の設定: オフ

オン

生成されたコードのループ内の配列にアクセスするときに、配列インデックスの乗算演算を加算演算で置き換えます。元の信号が多次元の場合、Embedded Coder は 1 次元配列を生成するため、配列インデックスに乗算演算が生じます。この設定を使用すると、C/C++ プログラムにおいてループ内の配列にアクセスするときに計算量の多い乗算演算を排除できます。(演算子強度低減と一般的に呼ばれる) この最適化は、ターゲット プラットフォーム上の C/C++ コンパイラに同様の機能が用意されていない場合に特に有用です。C/C++ プログラムに乗算演算がないように見えても、C/C++ コンパイラによって乗算命令が生成されないとは限りません。

オフ

ループ内の配列にアクセスするときに配列インデックスの乗算演算をそのまま残します。

依存関係

このパラメーターには次の特徴があります。

  • コード生成には、Embedded Coder のライセンスが必要です。

  • ERT ベースのターゲットの場合にのみ表示されます。

コマンド ライン情報

パラメーター: StrengthReduction
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性影響なし
安全対策影響なし

参考

ベクトルの割り当てに対して memcpy を使用

for ループを memcpy 関数と置き換えることにより、ベクトルの割り当てに対して生成されたコードを最適化します。

設定

既定の設定: オン

オン

memcpy を、それに関連付けられたしきい値パラメーター [Memcpy しきい値 (バイト単位)] に基づいてベクトルの割り当てに対して使用できるようにします。配列要素の数に要素あたりのバイト数を掛け合わせた値が [Memcpy しきい値 (バイト単位)] に指定された値以上であれば、memcpy が生成コードで使用されます。この場合、1 バイトは 1 文字の幅と等しくなります。

オフ

ベクトルの割り当てに対して memcpy の使用を無効にします。

依存関係

  • このパラメーターには Simulink Coder のライセンスが必要です。

  • このパラメーターを選択すると、それに関連付けられたパラメーター [Memcpy しきい値 (バイト)] が有効になります。

コマンド ライン情報

パラメーター: EnableMemcpy
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性オン
安全対策影響なし

参考

Memcpy しきい値 (バイト)

ベクトルを割り当てる生成コードの for ループが memcpy 関数呼び出しに置き換わる最小の配列サイズをバイト単位で指定します。

設定

既定の設定: 64

コード ジェネレーターがベクトルの割り当てに対して for ではなく memcpy を使用し始める配列サイズをバイト単位で指定します。

依存関係

  • このパラメーターには Simulink Coder のライセンスが必要です。

  • このパラメーターは、[ベクトルの割り当てに対して memcpy を使用] を選択すると有効になります。

コマンド ライン情報

パラメーター: MemcpyThreshold
タイプ: 整数
値: 任意のバイト数
既定の設定: 64

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性既定の設定をそのまま使用するか、ターゲット固有の最適値を決定する
安全対策影響なし

参考

boolean データをビットフィールドにパッキング

boolean 信号を 1 ビット ビットフィールドと boolean データ型のどちらとして格納するかを指定します。

    メモ:   明示的な構造体の割り当てを指定するターゲット用のコードを生成する場合は、この最適化を使用できません。

設定

既定の設定: オフ

オン

グローバル ブロックの I/O 構造体または DWork ベクトルの 1 ビット ビットフィールドに boolean 信号を格納します。これにより、RAM の使用量が削減しますが、実行可能コードの量は増える可能性があります。

オフ

グローバル ブロックの I/O 構造体または DWork ベクトルの boolean データ型として boolean 信号を格納します。

依存関係

このパラメーターには次の特徴があります。

  • Embedded Coder のライセンスが必要です。

  • ERT ベースのターゲットの場合にのみ表示されます。

コマンド ライン情報

パラメーター: BooleansAsBitfields
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性オフ (実行、ROM)、オン (RAM)
安全対策影響なし

参考

ビットフィールド宣言子の型指定子

コンフィギュレーション パラメーター [boolean データをビットフィールドにパッキング] を選択したときのビットフィールド型を指定します。

    メモ:   最適化のメリットはどのターゲットを選択するかによって異なります。

設定

既定の設定: uint_T

[uint_T]

ビットフィールド宣言の型として unsigned int が指定されます。

[uchar_T]

ビットフィールド宣言の型として unsigned char が指定されます。

ヒント

[boolean データをビットフィールドにパッキング] コンフィギュレーション パラメーターの既定の設定では符号なし整数が使用されます。これにより、ビットフィールドが小さく、かつ分散されている場合に RAM の使用量が増えることがあります。この場合、uchar_T を使用した方がターゲットによっては RAM の使用量を削減できる可能性があります。

依存関係

このパラメーターは [boolean データをビットフィールドにパッキング] を選択した場合に有効になります。

コマンド ライン情報

パラメーター: BitfieldContainerType
タイプ: 文字列
値: uint_T | uchar_T
既定の設定: uint_T

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性ターゲット依存
安全対策影響なし

参考

boolean データをビットフィールドにパッキング

ループの展開のしきい値

for ループを生成する最小の信号幅またはパラメーター幅を指定します。

設定

既定の設定: 5

配列がどのサイズになったら、コード ジェネレーターが信号またはパラメーターの配列の要素に値を割り当てるために、別々の代入ステートメントではなく for ループを使用し始めるかを指定します。

完全に入れ子にされたループがある場合に、入れ子内のすべてのループ数の積がこのしきい値以上になると、コード ジェネレーターは for ループを使用します。

依存関係

このパラメーターには Simulink Coder のライセンスが必要です。

コマンド ライン情報

パラメーター: RollThreshold
タイプ: 文字列
値: 任意の有効な値
既定の設定: '5'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性>0
安全対策>1

参考

最大スタック サイズ (バイト)

モデルの最大スタック サイズをバイト単位で指定します。

設定

既定の設定: Inherit from target

ターゲットから継承

Simulink Coder によって最大スタック サイズが次のうち小さい方の値に割り当てられます。

  • Simulink Coder によって設定された既定値 (200,000 バイト)

  • システム ターゲット ファイル内の TLC 変数 MaxStackSize の値

<Specify a value>

正の整数値を指定します。ここで指定した値に最大スタック サイズが Simulink Coder によって割り当てられます。

    メモ:   モデルの最大スタック サイズを指定する場合、参照モデルに必要なスタック サイズの推定値は、親モデルに指定された最大スタック サイズより小さくなければなりません。

ヒント

  • 最大スタック サイズをゼロに指定した場合、生成されたコードではすべての変数がグローバル データとして実行されます。

  • 最大スタック サイズを inf に指定した場合、生成されたコードに含まれるグローバル変数の数は最小になります。

コマンド ライン情報

パラメーター: MaxStackSize
タイプ: int
値: 任意の有効な値
既定の設定: Inherit from target

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性影響なし
安全対策影響なし

参考

Simulink Coder ドキュメンテーションの「スタック領域の割り当てのカスタマイズ」

再利用可能なサブシステムの出力を渡す

再利用可能なサブシステムによって出力が渡される形式を指定します。

設定

既定の設定: [構造体参照]

[構造体参照]

再利用可能なサブシステムの出力を、グローバル メモリに格納された構造体へのポインターとして渡します。

[個々の引数]

再利用可能なサブシステムの各出力引数を、すべての出力引数が格納されたグローバル メモリ領域へのポインターとしてではなく、ローカル変数のアドレスとして渡します。このオプションを選択すると、グローバル メモリの使用量が減り、ローカル変数をグローバル ブロックの I/O 構造体にコピーし直す処理が省けます。信号がローカル変数として割り当てられている場合は、スタック サイズが増大する可能性があります。スタック サイズが過剰に大きくなる場合は、既定の設定を使用してください。個別に渡される出力引数の最大数は 12 です。

    メモ:   既定のオプションは、可変次元をもつ信号が含まれた再利用可能なサブシステムで使用されます。

依存関係

このパラメーターには次の特徴があります。

  • Embedded Coder のライセンスが必要です。

  • ERT ベースのターゲットの場合にのみ表示されます。

コマンド ライン情報

パラメーター: PassReuseOutputArgsAs
タイプ: 文字列
値: 'Structure reference' | 'Individual arguments'
既定の設定: 'Structure reference'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性影響なし (実行)、構造体参照 (ROM)、個々の引数 (RAM)
安全対策影響なし

参考

パラメーター構造

再利用可能なサブシステム用のパラメーター データの生成を制御します。

設定

既定の設定: [階層的]

[階層的]

以下の条件を満たすサブシステムごとに、独立したパラメーター構造体を定義した別々のヘッダー ファイルを生成します。

  • サブシステムの [コード生成関数のパッケージ化] パラメーターが Reusable function に設定されています。

  • サブシステムがコード再利用制限コード再利用制限に違反していない。

  • サブシステムが独自のパラメーター以外のパラメーター (ルートレベル モデルのパラメーターなど) にアクセスしていない。

各サブシステムのパラメーター構造体は、ルートレベル パラメーター データ構造体のサブ構造体と呼ばれ、構造体階層を形成します。

[非階層的]

単一かつ平坦なパラメーター データ構造体を生成します。サブシステム パラメーターはこの構造体内のフィールドとして定義されます。非階層的データ構造体では、単語境界間のコンパイラ パッドが少なくなるため、より効率的なコンパイル コードを生成できます。

依存関係

  • このパラメーターは ERT ベースのターゲットの場合にのみ表示されます。

  • このパラメーターには、コード生成時に Embedded Coder のライセンスが必要です。

  • このパラメーターは [インライン パラメーター] を選択すると有効になります。

コマンド ライン情報

パラメーター: InlinedParameterPlacement
タイプ: 文字列
値: 'Hierarchical' | 'NonHierarchical'
既定の設定: 'Hierarchical'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ階層的
効率性非階層的
安全対策影響なし

参考

[モデル パラメーター コンフィギュレーション] ダイアログ ボックス

[モデル パラメーター コンフィギュレーション] ダイアログ ボックスを使用すると、選択したパラメーターの [インライン パラメーター] オプション (「インライン パラメーターインライン パラメーター」を参照) をオーバーライドできます。

    メモ:    他のモデルへの参照が含まれているモデルの場合、このダイアログ ボックスの設定は無視されます。ただし、Simulink.Parameter オブジェクトしてこれらのモデルのパラメーターを調整することは可能です (詳細は、「インライン パラメーターの要求」を参照してください)。

このダイアログ ボックスには以下のコントロールがあります。

ソース リスト

ワークスペース変数のリストが表示されます。次のオプションがあります。

  • MATLAB ワークスペース — MATLAB ワークスペース内の数値をもつすべての変数を表示します。

  • 参照されるワークスペース変数 — モデルによって参照される変数だけがリストされます。

リストの更新

ソース リストを更新します。リストを前回表示した後でワークスペースに変数を追加した場合は、このボタンをクリックします。

テーブルに追加

ソース リストで選択した変数をその横の調整可能なパラメーターのリストに追加します。

新規

新しいパラメーターを定義して、調整可能なパラメーターのリストに追加します。MATLAB ワークスペースでまだ定義されていない調整可能なパラメーターを作成するには、このボタンをクリックします。

    メモ:    このオプションを選択しても、それに対応する変数が MATLAB ワークスペースで作成されるわけではありません。変数は手動で作成しなければなりません。

ストレージ クラス

コード生成に使用します。詳細は、「ストレージ クラス」を参照してください。

ストレージ型修飾子

コード生成に使用します。詳細は、「ストレージ型修飾子」を参照してください。

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