ドキュメンテーション

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[データのインポート/エクスポート] ペイン

データのインポート/エクスポートの概要

[データのインポート/エクスポート] ペインを使用すると、入力信号と初期状態データをワークスペースからインポートしたり、出力信号と状態データをシミュレーション中に MATLAB® ワークスペースにエクスポートしたりできます。この機能により、標準またはカスタムの MATLAB 関数を使用して、シミュレーションされたシステムの入力信号を生成し、システムの出力のグラフ化、解析、後処理などを行うことができます。

コンフィギュレーション

  1. シミュレーションが開始する前にワークスペースから読み込んでおくデータを指定します。

  2. シミュレーションが完了した後で MATLAB ワークスペースに保存するデータを指定します。

ヒント

  • [データのインポート/エクスポート] ペインを開くには、Simulink® エディターで、[シミュレーション][モデル コンフィギュレーション パラメーター][データのインポート/エクスポート] を選択します。

  • データのインポートとエクスポートの詳細は、「シミュレーションのための信号データの読み込み」および「シミュレーションのランタイム データの保存」を参照してください。

  • プログラミングによるシミュレーションでのみ使用できる一部の機能の詳細については、sim コマンドのドキュメンテーションを参照してください。

参考

入力

シミュレーションが開始する前にワークスペースから入力データを読み込みます。

設定

既定の設定: オフ、 [t,u]

オン

ワークスペースからデータを読み込みます。

ワークスペースからインポートするデータの MATLAB 表現を指定してください。Simulink では、この仕様において使われる記号が「記号の関連付け」で説明するように解決されます。

このフィールドの使用法の詳細は、「ルート レベルの入力端子へのデータの読み込み」を参照してください。

オフ

ワークスペースからデータを読み込みません。

ヒント

  • 入力データを入力する前に [入力] チェック ボックスをオンにしておかなければなりません。

  • Simulink ソフトウェアは、対応する Inport に対して [データを内挿する] オプションが選択されている場合、必要に応じて入力値を線形に内挿または外挿します。

  • [入力] ボックスの使用は、[データのインポート/エクスポート] ペインにある [形式] リストの設定とは無関係です。

  • 信号データをルートレベルの入力に読み込むための [入力] パラメーターの使用方法の詳細については、「ルート レベルの入力端子へのデータの読み込み」を参照してください。

コマンド ライン情報

パラメーター: LoadExternalInput
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'
パラメーター: ExternalInput
タイプ: 文字列
値: 任意の有効な値
既定の設定: '[t,u]'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性非推奨
安全対策非推奨

参考

初期状態

シミュレーションが開始する前にモデルの初期状態をワークスペースから読み込みます。

設定

既定の設定: オフ、 xInitial

オン

Simulink は初期状態をワークスペースから読み込みます。

初期状態値を格納する変数 (以前のシミュレーションから保存された状態を格納する変数など) の名前を指定します。

次のいずれかを実行するには、構造体オプションまたは時間付き構造体オプションを使用して初期状態を指定してください。

  • 初期状態値を状態の絶対パス名に直接関連付ける。Simulink によって状態は並べ替えられたが、初期状態配列の順序がそれに応じて変更されていない場合に起こりうるエラーは、これによって排除できます。

  • 別のデータ型を各状態の初期値に割り当てる。

  • 状態のサブセットだけを初期化する。

  • 最上位モデルおよび最上位モデルが参照するモデルの状態を初期化する。

詳細は、「状態情報の読み込み」を参照してください。

オフ

Simulink は初期状態をワークスペースから読み込みません。

ヒント

  • ワークスペース変数が指定する初期値は、モデルが指定する初期値 (状態をもつモデル内のこれらのブロックの初期条件パラメーターが指定する値) を上書きします。

  • [初期状態] チェック ボックスをオンにした場合、Simulink は参照モデルの離散状態を初期化しません。

  • Dataset 以外の形式を使用している場合は、記録されるデータを Dataset 形式に変換できます。データを Dataset に変換すると、他の記録されたデータとの事後処理が容易になります。詳細は、「ログ データのデータセット変換」を参照してください。

コマンド ライン情報

パラメーター: LoadInitialState
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'
パラメーター: InitialState
タイプ: 変数 (文字列) またはベクトル
値: 任意の有効な値
既定の設定: 'xInitial'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性非推奨
安全対策非推奨

参考

時間

シミュレーション中にシミュレーション時間データを指定された変数に保存します。

設定

既定の設定: オン、 tout

オン

Simulink は、シミュレーション中に時間データを MATLAB ワークスペースにエクスポートします。

時間データを格納するために使用される MATLAB 変数の名前を指定します。詳細は、「シミュレーション データのエクスポート」を参照してください。

オフ

Simulink は、シミュレーション中に時間データを MATLAB ワークスペースにエクスポートしません。

ヒント

  • 時間変数を入力する前に [時間] チェック ボックスをオンにしておかなければなりません。

  • Simulink では、出力がモデルの基本サンプルレートで MATLAB ワークスペースに保存されます。他のサンプルレートで出力を保存する場合は、To Workspace ブロックを使用してください。

  • [時間、状態、出力] 領域にあるパラメーターは、エクスポートするデータ点数の上限および間引き係数を制限します。

  • ログの間隔を指定するには、[ログ間隔] パラメーターを使用します。

  • Dataset 以外の形式を使用している場合は、記録されるデータを Dataset 形式に変換できます。データを Dataset に変換すると、他の記録されたデータとの事後処理が容易になります。詳細は、「ログ データのデータセット変換」を参照してください。

コマンド ライン情報

パラメーター: SaveTime
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'
パラメーター: TimeSaveName
タイプ: 文字列
値: 任意の有効な値
既定の設定: 'tout'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性非推奨
安全対策非推奨

参考

状態

シミュレーション中に状態データを指定された MATLAB 変数に保存します。

設定

既定の設定: オフ、 xout

オン

Simulink は、シミュレーション中に状態データを MATLAB ワークスペースにエクスポートします。

状態データを格納するために使用される MATLAB 変数の名前を指定します。詳細については、「状態のインポートとエクスポート」を参照してください。

オフ

Simulink は、シミュレーション中に状態データをエクスポートしません。

ヒント

  • Simulink では、指定された名前をもつ MATLAB ワークスペースに状態が保存されます。

  • 保存されるデータは、[形式] パラメーターで指定した形式になります。

  • [状態] チェック ボックスがオンのときは、[形式] パラメーターが [Dataset] に設定されている場合にのみ Simulink によって固定小数点の状態が記録されます。

  • 以下の両方の条件に該当する場合は、状態ログのための空の変数 (xout) が Simulink によって作成されます。

    • [状態] が有効になっている。

    • モデルに状態がない。

  • ログの間隔を指定するには、[ログ間隔] パラメーターを使用します。

  • Dataset 以外の形式を使用している場合は、記録されるデータを Dataset 形式に変換できます。データを Dataset に変換すると、他の記録されたデータとの事後処理が容易になります。詳細は、「ログ データのデータセット変換」を参照してください。

コマンド ライン情報

パラメーター: SaveState
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'
パラメーター: StateSaveName
タイプ: 文字列
値: 任意の有効な値
既定の設定: 'xout'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性非推奨
安全対策非推奨

参考

出力

シミュレーション中に信号データを指定された MATLAB 変数に保存します。

設定

既定の設定: オン、 yout

オン

Simulink は、シミュレーション中に信号データを MATLAB ワークスペースにエクスポートします。

信号データを格納するために使用される MATLAB 変数の名前を指定します。詳細は、「シミュレーション データのエクスポート」を参照してください。

オフ

Simulink は、シミュレーション中に信号データをエクスポートしません。

ヒント

  • 出力変数を入力する前に [出力] チェック ボックスをオンにしておかなければなりません。

  • Simulink では、[形式] パラメーターを [Dataset] 以外の値に設定した場合、出力はモデルの基本サンプルレートで MATLAB ワークスペースに保存されます。[Dataset] 形式では、Outport ブロックごとの設定レートが記録されます。

  • [時間、状態、出力] 領域には、保存するデータの形式や他の特徴 (たとえば、保存データの形式や間引き係数) を指定するためのパラメーターが含まれています。

  • ログの間隔を指定するには、[ログ間隔] パラメーターを使用します。

  • 固定小数点データを記録するには、[形式] パラメーターを [Dataset] に設定します。[形式] パラメーターを [Dataset] 以外の値に設定した場合、Simulink は固定小数点データを double として記録します。

  • Dataset 以外の形式を使用している場合は、記録されるデータを Dataset 形式に変換できます。データを Dataset に変換すると、他の記録されたデータとの事後処理が容易になります。詳細は、「ログ データのデータセット変換」を参照してください。

コマンド ライン情報

パラメーター: SaveOutput
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'
パラメーター: OutputSaveName
タイプ: 文字列
値: 任意の有効な値
既定の設定: 'yout'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性非推奨
安全対策非推奨

参考

最終状態

シミュレーションの終了時に、記録されたモデルの状態を指定された MATLAB 変数に保存します。

設定

既定の設定: オフ、 xFinal

オン

Simulink は、記録された最終状態データをシミュレーション中に MATLAB ワークスペースにエクスポートします。

最終状態の値を格納する MATLAB 変数の名前を指定します。詳細については、「状態のインポートとエクスポート」を参照してください。

オフ

Simulink は、シミュレーション中に最終状態データをエクスポートしません。

ヒント

  • 最終状態変数を入力する前に [最終状態] チェック ボックスをオンにしておかなければなりません。

  • Simulink では、指定された名前をもつ MATLAB ワークスペースに最終状態が保存されます。

  • 保存されるデータは、[形式] パラメーターで指定した形式になります。

  • 以下の両方の条件に該当する場合は、最終状態ログのための空の変数 (xfinal) が Simulink によって作成されます。

    • [最終状態] が有効になっている。

    • モデルに状態がない。

  • シミュレーション状態を完全に正確に復元するためには、[最終状態] を使用するだけでは、必ずしも十分とは言えません。SimState オブジェクトには、モデルのシミュレーションに関連するすべての変数のセットが含まれています。詳細は、最終状態のすべての SimState を保存「シミュレーション状態 (SimState) の保存と復元」を参照してください。

  • 詳細は、「状態情報」を参照してください。

  • Dataset 以外の形式を使用している場合は、記録されるデータを Dataset 形式に変換できます。データを Dataset に変換すると、他の記録されたデータとの事後処理が容易になります。詳細は、「ログ データのデータセット変換」を参照してください。

コマンド ライン情報

パラメーター: SaveFinalState
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'
パラメーター: FinalStateName
タイプ: 文字列
値: 任意の有効な値
既定の設定: 'xFinal'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性非推奨
安全対策非推奨

参考

形式

状態、出力、および最終状態データの保存形式を選択します。

設定

既定の設定: Dataset

Dataset

Simulink は Simulink.SimulationData.Dataset オブジェクトを用いてログ データを MATLAB timeseries オブジェクトとして格納します。

配列

データの形式は行列です。各行は、シミュレーション タイム ステップに対応します。

構造体

ログ出力におけるデータの形式は、各端子のサブ構造体が含まれた構造体になります。各端子のサブ構造体には、対応する端子の信号データが格納されます。ログ状態における構造体には、状態をもつ各ブロックのサブ構造体が含まれます。

時間付き構造体

データの形式は、2 つのフィールドをもつ構造体になります (時間フィールドと信号フィールド)。時間フィールドには、シミュレーション時間のベクトルが含まれます。信号フィールドに含まれるデータは [構造体] 形式と同じです。

ヒント

  • 記録される状態とルート出力端子データの [Dataset] 形式は次のようになります。

    • MATLAB timeseries オブジェクトを使用してログ データを格納します (Simulink.Timeseries および Simulink.TsArray オブジェクトではない)。MATLAB timeseries オブジェクトを使用すると、MATLAB で Simulink のライセンスがなくてもログ データを操作できるようになります。

    • Iterator サブシステムや Stateflow® 信号ログに重要となる所定のタイム ステップでの複数データ値のログをサポート。

    • コード生成またはラピッド アクセラレータ モードでは、非バーチャル バス データのログはサポートされません。

  • 出力が以下の場合にのみ、配列形式を使用してモデルの出力と状態を保存します。

    • すべてスカラーまたはすべてベクトル (またはすべて状態の行列)

    • すべて実数またはすべて複素数のいずれか

    • データ型が同じ

    モデルの出力と状態がこれらの条件を満たしていない場合は、[Dataset]、[構造体] または [時間付き構造体] の各出力形式 (「時間付き構造体」を参照) を使用してください。

  • [最終状態のすべての SimState を保存] パラメーターを有効にすると、形式は最終状態データに適用されません。

  • Simulink は、ワークスペースに保存されたシミュレーション データを [時間付き構造体] 出力形式で読み取ることができます。詳細は、「ルート レベルの入力端子へのデータの読み込み」を参照してください。

コマンド ライン情報

パラメーター: SaveFormat
タイプ: 文字列
値: 'Array' | 'Structure' | 'StructureWithTime' | 'Dataset'
既定の設定: 'Dataset'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性非推奨
安全対策非推奨

参考

データ点の制限

MATLAB ワークスペースにエクスポートするデータ点の数を制限します。

設定

既定の設定: オフ、1000

オン

MATLAB ワークスペースにエクスポートされるデータ点の数を指定した数に制限します。

MATLAB ワークスペースにエクスポートするデータ点の最大数を指定します。シミュレーションの終了時には、そのシミュレーションによって生成されたデータ点のうち最後の N 個が MATLAB ワークスペースに含まれていることになります。

オフ

データ点の数を制限しません。

ヒント

  • MATLAB ワークスペースにデータを保存するとメモリが消費されます。この問題を防ぐため、このパラメーターは保存されるサンプルの数を制限するために使用してください。

  • 間引きファクターを適用することで、選択した数のサンプルをスキップすることもできます。

コマンド ライン情報

パラメーター: LimitDataPoints
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'
パラメーター: MaxDataPoints
タイプ: 文字列
値: 任意の有効な値
既定の設定: '1000'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性非推奨
安全対策非推奨

参考

間引き

Simulink ソフトウェアにより、N 点ごとに出力されることを指定します。N は、指定された間引き係数です。

設定

既定の設定: 1

  • 既定値 (1) は、すべてのデータ点が保存されることを示します。

  • この値はゼロより大きい正の整数でなければなりません。

  • Simulink ソフトウェアでは、指定した数のデータ点におけるデータしか出力されません。たとえば、2 を指定すると、データ点が 1 つおきに保存されるのに対し、10 を指定すると、10 個のデータ点につき 1 個しか保存されません。

  • シミュレーションの終了時に、データ点の合計数は指定した間引き係数に基づいて減じられます。

ヒント

  • MATLAB ワークスペースにデータを保存するとメモリが消費されます。この問題を防ぐため、このパラメーターは保存されるサンプルの数を制限するために使用してください。

  • [データ点の制限] パラメーターを使用してこの問題を解決することもできます。

コマンド ライン情報

パラメーター: Decimation
タイプ: 文字列
値: 任意の有効な値
既定の設定: '1'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性非推奨
安全対策非推奨

参考

最終状態のすべての SimState を保存

Simulink では、シミュレーションが終了すると、指定した MATLAB 変数にモデルのすべての状態 (記録された状態を含む) が保存されます。

設定

既定の設定: オフ、 xFinal

オン

Simulink は、シミュレーション中にすべての最終状態データ (つまり SimState) を MATLAB ワークスペースにエクスポートします。

最終状態の値を格納する MATLAB 変数の名前を指定します。詳細については、「状態のインポートとエクスポート」を参照してください。

オフ

Simulink は、記録された最終状態をシミュレーション時にエクスポートしません。

ヒント

  • [最終状態のすべての SimState を保存] オプションを有効にするには、[最終状態] チェック ボックスをオンにしておかなければなりません。

  • Simulink では、指定された名前をもつ MATLAB ワークスペースに最終状態が保存されます。

依存関係

このパラメーターは [最終状態] を選択すると有効になります。

コマンド ライン情報

パラメーター: SaveCompleteFinalSimState
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'
パラメーター: FinalStateName
タイプ: 文字列
値: 任意の有効な値
既定の設定: 'xFinal'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性非推奨
安全対策非推奨

参考

信号のログ

このモデルの信号ログのオンとオフをグローバルに切り替えます。

設定

既定の設定: オン、 logsout

オン

シミュレーション中に MATLAB ワークスペースに対する信号ログを有効にします。

ログの信号データを MATLAB ワークスペースに記録するために使用する信号ログ オブジェクトの名前を指定します。詳細は、「信号ログ データへの名前の指定」を参照してください。

オフ

シミュレーション中に MATLAB ワークスペースに対する信号ログを無効にします。

ヒント

  • 信号ログ変数を入力する前に [信号ログ] チェック ボックスをオンにしておかなければなりません。

  • Simulink では、指定された名前をもつ MATLAB ワークスペースに信号データが保存されます。

  • 保存されるデータは Simulink.SimulationData.Dataset オブジェクトです。

  • Simulink では、以下のタイプの信号の信号ログはサポートされていません。

    • Function-Call Generator ブロックの出力

    • Merge ブロックの入力に接続された信号

    • Trigger ブロックと Enable ブロックの出力

  • [信号のログ] を選択すると、[ログを取るために信号を設定] ボタンが使用可能となり、信号ログ セレクターを表示できます。信号ログ セレクターを使用すると、次の操作を実行できます。

    • ログ作成用に設定されたモデル階層内のすべての信号の確認

    • 特定信号のログ設定のオーバーライド

    • 効率的な方法でモデル参照階層を通して信号のログを制御

    信号ログ セレクターは、Simulink および Stateflow と併用できます。

    信号ログ セレクターの詳細は、「信号ログ セレクターによるログ コンフィギュレーションの表示」および「信号ログ設定のオーバーライド」を参照してください。

依存関係

このパラメーターは [ログを取るために信号を設定] ボタンを有効にします。

コマンド ライン情報

パラメーター: SignalLogging
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'
パラメーター: SignalLoggingName
タイプ: 文字列
値: 任意の有効な値
既定の設定: 'logsout'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性非推奨
安全対策非推奨

参考

データ ストア

このモデルの Data Store Memory ブロック変数のログのオンとオフをグローバルに切り替えます。

設定

既定の設定: オン、 dsmsout

オン

シミュレーション中に MATLAB ワークスペースに対するデータ ストア ログを有効にします。

ログ内のデータ ストア データを記録するために使用するデータ ストア ログ オブジェクトの名前を指定します。データ ストア ログ オブジェクトは MATLAB ワークスペース内になければなりません。

オフ

シミュレーション中に MATLAB ワークスペースに対するデータ ストア ログを無効にします。

ヒント

依存関係-  データ ストア ログ変数を入力する前に [データ ストア] チェック ボックスをオンにしておいてください。

コマンド ライン情報

パラメーター: DSMLogging
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'
パラメーター: DSMLoggingName
タイプ: 文字列
値: 任意の有効な値
既定の設定: 'dsmOut'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性

非推奨

安全対策非推奨

参考

データセットのデータをファイルにログ

MAT ファイルにデータのログを作成します。

設定

既定の設定: 'off'

オン

MAT ファイルへの Dataset 形式を使用するデータのログ作成を有効にします。

この機能は、メモリの問題を引き起こす可能性がある大量のデータのログを作成する際に使用します。詳細については、「永続ストレージを使用したデータの記録」を参照してください。

信号と状態のログを作成するために使用するファイルへのパスを表す文字列を指定します。別のロケールにあるロケールのファイル名を使用しないでください。

オフ

MAT ファイルへのデータのログ作成を無効にします。

ヒント

  • [データセットのデータをファイルにログ] オプションを使用するには、次の手順に従います。

    • 次の種類のログ作成から 1 つ以上選択します。

      • 状態

      • 最終状態

      • 信号のログ

      • 出力

      • データ ストア

    • 状態または出力データのログを作成する場合は、[形式] パラメーターを [Dataset] に設定します。

    • [最終状態] パラメーターを選択する場合、[最終状態のすべての SimState を保存] パラメーターをオフにします。

  • ログ変数 (たとえば、信号ログ データの場合は変数 logsout) のために MAT ファイル内の Simulink.SimulationData.Dataset データにアクセスするには、Simulink.SimulationData.DatasetRef オブジェクトを作成します。Simulink.SimulationData.DatasetRef オブジェクトを使用して、MAT ファイルに格納されている信号ログ データおよび状態データにアクセスすると、データがメモリにインクリメントに読み込まれます (信号ごと)。

  • Simulink.SimulationData.DatasetRef オブジェクトを作成せずに MAT ファイルの内容をメモリに読み込むことができます。MATLAB load コマンドを使用して、ファイル全体またはファイル内の Dataset オブジェクトのいずれかを読み込むことができます。ただし、データを信号ごとに読み込むには、Simulink.SimulationData.DatasetRef オブジェクトを使用します。

依存関係-  ログを作成するために MAT ファイルへのパスを入力する前に、[データセットのデータをファイルにログ] チェック ボックスをオンにします。

コマンド ライン情報

パラメーター: LoggingToFile
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'
パラメーター: LoggingFileName
タイプ: 文字列
値: 任意の有効な値
既定の設定: ''

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性

非推奨

安全対策

非推奨

参考

出力オプション

可変ステップ ソルバーの追加の出力信号データを生成するためのオプションを選択します。

設定

既定の設定: 出力リファイン

出力リファイン

シミュレーション タイム ステップ間およびタイム ステップ時にデータ出力を生成します。シミュレーション タイム ステップ間に生成するデータ点の数を指定するには、[リファイン ファクター] を使用します。詳細は、「出力リファイン」を参照してください。

追加出力の生成

追加の出力を指定した時間に生成します。追加の出力が Simulink ソフトウェアによって生成されるシミュレーション時間を指定するには、[出力時間] を使用します。

指定出力のみ生成

シミュレーションの開始時間と終了時間に加えて、Simulink が出力を生成するシミュレーション時間を指定するには、[出力時間] を使用します。

ヒント

  • これらの設定により、計算しなくても正確なシミュレーション結果が得られるために省略されていたであろう時間の出力値の計算をソルバーに強制できるようになります。こうした追加の計算を行うことで、計算しなければ見逃していたゼロクロッシングの位置をソルバーにより特定できる場合があります。

  • Simulink におけるこれらの 3 つのオプションに対する出力の計算方法の詳細は、「可変ステップ ソルバーのためにエクスポートするサンプル」を参照してください。

依存関係

このパラメーターは、可変ステップ ソルバーがモデルによって指定されている場合にのみ有効になります (「ソルバー タイプ」を参照)。

[出力リファイン] を選択すると、[リファイン ファクター] パラメーターが有効になります。

[追加出力の生成] または [指定出力のみ生成] を選択すると、[出力時間] パラメーターが有効になります。

コマンド ライン情報

パラメーター: OutputOption
タイプ: 文字列
値: 'RefineOutputTimes' | 'AdditionalOutputTimes' | 'SpecifiedOutputTimes'
既定の設定: 'RefineOutputTimes'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性非推奨
安全対策非推奨

参考

リファイン ファクター

出力をリファインするためにタイム ステップ間で生成するデータ点の数を指定します。

設定

既定の設定: 1

  • 既定の設定のリファイン ファクターは 1 です。これは、追加的なデータ点が一切生成されないことを意味します。

  • 2 というリファイン ファクターを指定すると、タイム ステップ時だけでなくタイム ステップ間にも出力が生成されます。

ヒント

離散モデルの場合、このオプションは Simulink によって無視されます。これは、タイム ステップ間のデータの値が離散モデル用に定義されていないためです。

依存関係

このパラメーターは、[出力オプション] の値として [出力リファイン] を選択する場合のみ有効になります。

コマンド ライン情報

パラメーター: Refine
タイプ: 文字列
値: 任意の有効な値
既定の設定: '1'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性非推奨
安全対策非推奨

参考

出力時間

モデルのシミュレーションに使用されるソルバーのシミュレーション ステップに対する追加出力または代替出力が Simulink ソフトウェアによって生成される時間を指定します。

設定

既定の設定: []

  • ソルバーのシミュレーション ステップに対する追加出力または代替出力が Simulink によって生成される時間を行列として入力します。

  • [出力オプション] の値が [追加出力の生成] である場合、既定値 [] では、Simulink で追加のデータ点が一切生成されません。

  • [出力オプション] の値が [指定出力のみ生成] である場合、既定値 [] では、Simulink でデータ点が一切生成されません。

ヒント

  • [追加出力の生成] オプションを選択すると、通常のシミュレーション ステップに加えて指定された時間にも出力が生成されます。

  • [指定出力のみ生成] オプションを選択すると、指定された時間に出力が生成されます。

  • 離散モデルでは、メジャー タイム ステップにおける出力しか定義されていません。そのため、Simulink では、離散モデルの出力の記録がメジャー タイム ステップでしか行われません。[出力時間] フィールドに他の時間が指定されている場合は、Simulink によって MATLAB コマンド ラインに警告が表示されます。

  • Simulink ソフトウェアにおける出力オプション [指定出力のみ生成] および [追加出力の生成] に対する出力の計算方法の詳細は、「可変ステップ ソルバーのためにエクスポートするサンプル」を参照してください。

依存関係

このパラメーターは、[出力オプション] の値が [追加出力の生成] または [指定出力のみ生成] の場合にのみ有効になります。

コマンド ライン情報

パラメーター: OutputTimes
タイプ: 文字列
値: 任意の有効な値
既定の設定: '[]'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性非推奨
安全対策非推奨

参考

単一のシミュレーション出力

単出力形式の sim コマンドを有効にします。

設定

既定の設定: オフ

このオプションを有効にした場合:

  • モデル ウィンドウで [シミュレーション][開始] を選択してシミュレーションを開始した場合に、単一の Simulink.SimulationOutput オブジェクト内のすべてのシミュレーション出力が Simulink によって返されます。

  • シミュレーション出力を含む単一の出力オブジェクトの変数名を指定しなければなりません。チェック ボックスの横のテキスト フィールドを使用して、この名前を指定します。

  • 透明性の点で sim コマンドが parfor コマンドと互換性をもつようになります。

  • この設定は、信号ログ データの Dataset 形式をオーバーライドします。

ヒント

  • [ログ間隔] パラメーターを使用するには、[単一のシミュレーション出力] を選択しなければなりません。

  • このオプションを選択し、かつ、MATLAB コマンド ウィンドウのコマンド ラインで sim コマンドを入力してシミュレーションを実行した場合、出力変数は 'out' オブジェクトには格納されず、各変数名に格納されます。この設計は、simparfor ループ内から呼び出される場合にワークスペースに関連した問題を防ぐうえで必要となります。

  • Simulink.SimulationOutput オブジェクトの who メソッドは、そのオブジェクトに格納されている変数のリストを返します。

  • オブジェクトに格納されている変数にアクセスするには、Simulink.SimulationOutput オブジェクトの get メソッドを使用します。

コマンド ライン情報

パラメーター: ReturnWorkspaceOutputs
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off' |
既定の設定: 'off'

パラメーター: ReturnWorkspaceOutputsName
タイプ: 文字列
値: Any valid value
既定の設定: 'Out'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性

非推奨

安全対策

非推奨

参考

ログ間隔

ログ間隔を設定

設定

既定の設定: [-inf,inf]

  • 2 列の double の実数行列を使用します。

  • 行列要素に NaN を使用できません。

  • 間隔をいくつでも指定できます。

  • 各列は、間隔の開始時間と終了時間を定義します。

  • 間隔は互いに重ならず、正しい順序でなければなりません。たとえば、次のように 3 つの間隔を指定できます。[1,5;6,10;11,15]

ヒント

  • ログ間隔は、以下に関するログ データに適用されます。

    • 時間

    • 状態

    • 出力

    • 信号のログ

    • To Workspace ブロック

    • To File ブロック

    ログ間隔は、ログ データ、スコープまたはシミュレーション データ インスペクターへのストリーミング データの最終状態には適用されません。

  • PIL シミュレーション モードはログ間隔をサポートしません。Simulink は、警告を表示せずに指定されたログ間隔を無視します。

  • SIL シミュレーション モードは、Simulink.SimulationOutput オブジェクトに記録されるログ データのログ間隔をサポートします。SIL モードでは、Simulink は、警告を表示せずに以下に対して指定されたログ間隔を無視します。

    • To File ブロックに記録されるログ データ

    • [MAT ファイルのログ] ([コンフィギュレーション パラメーター][すべてのパラメーター][MAT ファイルのログ] で有効になっている)

  • 以下の 2 つの条件のいずれかを満たす間隔時間は、ログ データを返しません。

    • シミュレーション開始時間の前。

    • シミュレーション終了時間の後。

    これらの条件を満たす間隔時間によって警告は発生しません。

  • To File ブロックに記録されるログ データを除くすべてのログ データは、[単一のシミュレーション出力] パラメーターに指定されたオブジェクトに格納されます。To File ブロックのデータには指定された間隔が反映されますが、このデータはブロックに関連付けられているファイルに格納されます。

  • To Workspace ブロックをログに記録しないようにするには、[ログ間隔] に空の行列 ([]) を設定します。

  • [間引き]2 に設定すると、データは間隔内で交互にログに記録されます。言い換えれば、データは 2 回目、4 回目および 8 回目のものとなります。

  • [データ点の制限]4 に設定すると、データは間隔内の最後の 4 回分のものとなります。言い換えれば、データは 4 回目、7 回目、8 回目および 9 回目のものとなります。

  • シミュレーション ステッパー ロールバックにはログ間隔が反映されます。ロールバック前にシミュレーションのログ間隔を変更する場合は、以下がログに記録されます。

    • ロールバックの最初のステップで開始されるデータを含む

    • 元のログ間隔外のタイム ステップのデータを含まない

依存関係

このパラメーターは、[単一のシミュレーション出力] パラメーターを選択する場合にのみ有効になります。

コマンド ライン情報

パラメーター: LoggingIntervals
タイプ: 2 列の double の実数行列
既定の設定: [-inf,inf]

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性

非推奨

安全対策

非推奨

参考

ワークスペース データのログをシミュレーション データ インスペクターに記録

ログ記録用にマーク が付けられた信号をシミュレーションの一時停止または完了の後にシミュレーション データ インスペクターに送信するかどうかを指定します。

設定

既定の設定:オフ

オン

ログ信号を記録し、シミュレーションの一時停止または完了の後に信号データをシミュレーション データ インスペクターに送信します。この設定によって、Simulink エディター ツール バーの [シミュレーション データ インスペクター] ボタンの記録状態がオンになります。シミュレーションが記録された後、シミュレーションのログが記録されたデータはシミュレーション データ インスペクターの [実行] ペインに表示されます。

オフ

シミュレーション中にログ信号を記録しません。この設定によって、Simulink エディター ツール バーの [シミュレーション データ インスペクター] ボタンの記録状態がオフになります。

ヒント

シミュレーション データ インスペクターを開くには、Simulink エディター ツール バーの [シミュレーション データ インスペクター] ボタンの矢印をクリックし、[シミュレーション データ インスペクター] を選択します。

コマンド ライン情報

パラメーター: InspectSignalLogs
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性非推奨
安全対策非推奨

参考

ストリーム信号をワークスペースに書き込む

ストリーム信号データをベース ワークスペースに書き込むかどうかを指定

設定

既定の設定: オフ

オン

シミュレーション後に、ストリーミング用のマークが付けられている信号をベース ワークスペースに送信します。データセットは、テキスト フィールドに指定された名前の Simulink.SimulationData.Signal オブジェクトとしてベース ワークスペースに保存されます。既定の名前は 'streamout' です。

オフ

シミュレーション後に、ストリーミング用のマークが付けられている信号をベース ワークスペースに送信しません。

ヒント

[ストリーム信号をワークスペースに書き込む] パラメーターは、[コンフィギュレーション パラメーター][すべてのパラメーター] タブに表示されます。

コマンド ライン情報

パラメーター: StreamToWorkspace
タイプ: 文字列
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'
パラメーター: StreamVariableName
タイプ: 文字列
値: 任意の有効な値
既定の設定: 'streamout'

参考

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