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MIMO 安定化ダイアグラム
ランダム ノイズで励起される 2 入力/2 出力システムの周波数応答関数を計算します。
データ ファイルを読み込みます。5000 サンプルのハン ウィンドウおよび隣接するデータ セグメント間に 50% のオーバーラップを使用して、周波数応答関数を計算します。出力測定値を変位として指定します。
load modaldata winlen = 5000; [frf,f] = modalfrf(Xrand,Yrand,fs,hann(winlen),0.5*winlen,'Sensor','dis');
安定化ダイアグラムを生成して、最大 20 の物理モードを特定します。
modalsd(frf,f,fs,'MaxModes',20)
計算を繰り返しますが、今回は安定性の基準を厳しくします。モデル次数の増加に伴う固有振動数の変化が 0.01% 未満の場合、周波数において安定しているものとして所定の極を分類します。モデル次数の増加に伴う減衰比の推定の変化が 0.2% 未満の場合、減衰において安定しているものとして所定の極を分類します。
modalsd(frf,f,fs,'MaxModes',20,'SCriteria',[1e-4 0.002])
周波数範囲を 0 ~ 500 Hz に制限します。安定化基準を周波数の場合は 0.5%、減衰の場合は 10% に緩めます。
modalsd(frf,f,fs,'MaxModes',20,'SCriteria',[5e-3 0.1],'FreqRange',[0 500])
最小二乗有理関数アルゴリズムを使用して計算を繰り返します。周波数範囲を 100 Hz ~ 350 Hz に制限して、最大 10 の物理モードを特定します。
modalsd(frf,f,fs,'MaxModes',10,'FreqRange',[100 350],'FitMethod','lsrf')