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islinphase
フィルターが線形位相をもつかどうかを判別
構文
flag = islinphase(b,a)
flag = islinphase(sos)
flag = islinphase(d)
flag = islinphase(...,tol)
説明
では、logical の出力 flag
= islinphase(b
,a
)flag
が返されます。これは b
と a
のフィルター係数が線形位相フィルターを定義している場合、true
になります。flag
は、フィルターが線形位相をもたない場合、false
になります。
では、2 次セクション行列 flag
= islinphase(sos
)sos
で指定されるフィルターが線形位相をもつ場合、true
が返されます。sos
は K 行 6 列の行列です。ここで、セクション数 K は 2 以上でなければなりません。sos
の各行は 2 次 (双二次) フィルターの係数に対応しています。sos
行列の i 行目は [bi(1) bi(2) bi(3) ai(1) ai(2) ai(3)]
に対応しています。
では、デジタル フィルター flag
= islinphase(d
)d
が線形位相をもっている場合、true
が返されます。d
を周波数応答仕様に基づいて生成するには、関数 designfilt
を使用します。
では、許容誤差 flag
= islinphase(...,tol
)tol
を使用して、2 つの数が等しいと見なせる程度に近づく時点が判別されます。tol
を指定しない場合は、既定値の eps^(2/3)
が使用されます。
例
バージョン履歴
R2013a で導入
参考
designfilt
| digitalFilter
| isallpass
| ismaxphase
| isminphase
| isstable