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rtwrebuild

モデルから生成されたコードをリビルド

説明

rtwrebuild() は、現在の作業フォルダーが (モデルの場所ではなく) モデルのビルド フォルダーであることを前提として、codebuild を呼び出します。現在の作業フォルダーがビルド フォルダーでない場合、関数はエラーで終了します。

rtwrebuildcodebuild を呼び出して、そのビルド以降に変更されたファイルを再コンパイルします。この関数の演算は、現在読み込まれているモデルではなく、現在の作業フォルダーに応じて変わります。モデルに参照モデルが含まれている場合、codebuild は階層内のすべてのモデルのコードを再コンパイルします。

parfor または spmd ループなどの Parallel Computing Toolbox™ コマンドでは、並列ビルド用に設定されているモデルを作成する rtwbuildrtwrebuild、または slbuild コマンドを呼び出さないでください。参照モデルの並列ビルドの詳細については、並列ビルドを使用した参照モデルのビルド時間の短縮を参照してください。

rtwrebuild(model) は、現在の作業フォルダーがビルド フォルダーの 1 つ上のレベルであることを前提にして、codebuild を呼び出します。現在の作業フォルダー (pwd) がビルド フォルダーの 1 つ上のレベルでない場合、関数はエラーで終了します。

rtwrebuild(path) は、path 引数で示されたビルド フォルダーを見つけます。path 引数の構文を使用すると、関数はモデルの現在の作業フォルダーとビルド フォルダー間の関係にかかわらず動作できます。

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現在の作業フォルダーがビルド フォルダーである場合、codebuild を呼び出してコードを再コンパイルします。たとえば、

  • モデル名が mymodel である場合

  • かつ、モデル ビルドが C:\work フォルダーで開始された場合

  • かつ、システム ターゲットが GRT である場合

rtwrebuild()

現在の作業フォルダーがビルド フォルダーの 1 つ上のレベルである場合、codebuild を呼び出して、コードを再コンパイルします。

rtwrebuild('mymodel')

モデル ビルド フォルダーへのパス C:\work\mymodel_grt_rtw を指定して現在のフォルダーからコードを再コンパイルします。

rtwrebuild(fullfile('C:','work','mymodel_grt_rtw'))

入力引数

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コードを再生成する、または実行可能イメージをリビルドするモデルです。オブジェクトまたはモデル名を表す文字ベクトルとして指定します。

例: 'CounterModel'

例: fullfile('C:','work','mymodel_grt_rtw')

バージョン履歴

R2009a で導入