Fixed Point Logging Options
固定小数点ツールと同様の固定小数点オプションの設定
説明
このコンポーネントは、固定小数点ツール (関数 fxptdlg
の実行によって呼び出される) で設定されるものと同様の固定小数点オプションを設定します。
このコンポーネントは、モデル ループ
コンポーネントの子でなければなりません。このコンポーネントを使用して、現在のモデルで次のオプションを設定します。
データ型オーバーライド
インストルメンテーション モード
ログ タイプ
このコンポーネントは子コンポーネントをもつことができます。モデルのシミュレーション
コンポーネントを子にもつこのコンポーネントの使用をお勧めします。この方法では、シミュレーション用にモデルの固定小数点プロパティを設定してから、シミュレーションの完了後にそれらを元の値に戻します。
データ型オーバーライド
ローカル設定を使用: サブシステムごとに設定されたこのパラメーターの値に従って、データ型をオーバーライドします。それ以外の場合、親システムの設定が子システムの設定をオーバーライドします。
double 型にスケール: 現在のシステムまたはサブシステム内にあるすべてのブロックの出力データ型を double にオーバーライドします。ただし、このオプションは、各ブロックのマスクに指定されたスケーリングとバイアスを維持します。
double 型を適用: 現在のシステムまたはサブシステム内にあるすべてのブロックの出力データ型を double にオーバーライドします。オーバーライド後の値に、スケーリングまたはバイアスはありません。
single 型を適用: 現在のシステムまたはサブシステム内にあるすべてのブロックの出力データ型を single にオーバーライドします。オーバーライド後の値に、スケーリングまたはバイアスはありません。
強制オフ: 現在のシステムまたはサブシステムのいずれのブロックに対しても、データ型オーバーライドを実行しません。
インストルメンテーション モード
このセクションではログ オプションを指定します。ログに記録されるブロックの場合、シミュレーションの最小値と最大値がワークスペースに書き込まれます。
ローカル設定を使用: サブシステムごとに設定されたこのパラメーターの値に従って、データをログに記録します。それ以外の場合、常に親システムの設定が子システムの設定をオーバーライドします。
最小、最大、オーバーフロー: 現在のシステムまたはサブシステム内にあるすべてのブロックの最小値、最大値、およびオーバーフロー データをログに記録します。
オーバーフローのみ: 現在のシステムまたはサブシステム内にあるすべてのブロックのオーバーフロー データのみをログに記録します。
強制オフ: 現在のシステムまたはサブシステム内にあるブロックのデータをログに記録しません。Fixed-Point Designer™ ライセンスがない場合は、この選択を使用して固定小数点対応ブロックを含むモデルを取り扱います。
シミュレーション結果のログ記録の詳細については、固定小数点ツールを使用した固定小数点モデルの再スケーリング (Fixed-Point Designer)を参照してください。
ログ タイプ
このセクションではログの記録方法を指定します。
ログの上書き: 新しいログ データが入力される前に、ログ内の情報をクリアします。
ログのマージ: 以前にログに記録された情報と新しいログ データをマージします。
レポートに挿入されるもの
なし。
クラス
rptgen_fp.cfp_options