Preformatted
書式設定済みの段落の挿入
説明
このコンポーネントは、書式設定済みの段落をレポートに挿入します。書式設定済みの段落は、改行を使用してコンテンツを行に分割し、連続するスペースを使用して行をインデントする段落です。インデントを正確に行うために、Preformatted
コンポーネントの既定スタイルでは、等幅フォントを指定する rgProgramListing
既定スタイルを使用します。章/節コンポーネントまたはテーブル エントリ コンポーネントの子として書式設定済みコンポーネントを挿入できます。
メモ
このコンポーネントは、ダイレクト PDF (テンプレートを使用)
などのテンプレートベースのレポートにのみ適用されます。[web (HTML)]
などの XSL スタイル シートベースのレポートでは、段落コンポーネントとして機能します。
プロパティ
レポートに含める書式設定済みコンテンツ: レポートに含める書式設定済みテキストを指定します。
スタイル名: テキストで使用するスタイルを指定します。既定では、このオプションは、レポート エクスプローラーと共にインストールされる既定のドキュメント変換テンプレートで定義されたスタイル
rgProgramListing
を指定します。レポート内の書式設定済みの段落の外観をすべて変更するには、rgProgramListing
スタイルをカスタマイズします。この段落のみの外観を変更するには、レポート テンプレートで定義された別のスタイルを指定します。他のスタイルを指定するには、次の手順に従います。[スタイル名] を
[指定]
に設定します。[スタイル名] テキスト ボックスで、スタイル名を入力します。
指定したカスタム スタイルを使用するには、このレポートで使用される HTML テンプレートまたは PDF テンプレートで span スタイルとして定義しなければなりません。Word テンプレートの場合、文字スタイルまたはリンクされた (段落/文字) スタイルとして定義しなければなりません。テンプレート スタイルの詳細は、レポート テンプレートを参照してください。
スタイル
太字: テキストを太字にします。
イタリック: テキストをイタリックにします。
構文を強調表示した MATLAB コードとしてテキストを表示: 色を使用して、コンポーネントのテキスト コンテンツ内にあるコメントや変数名などの MATLAB® 構文を強調表示します。
色: テキストの色を指定します。
色のリストから色を選択します。
16 進数の RGB 値を #RRGGBB として入力します。たとえば、
#0000ff
は青色です。%<expr>
を入力します。ここで、expr
は色の名前または 16 進数の RGB 値を実行する MATLAB 式です。
メモ
これらの書式オプションは、指定するカスタム スタイルで定義された対応する書式をオーバーライドします。たとえば、[太字] を選択すると、指定のスタイルで標準的な太さのテキストが使用されていてもテキストが太字になります。
レポートへの挿入
あり。コンテンツを行に分割し、行をインデントするために空白を使用する段落。
例:
This shows text containing multiple spaces an indented line, and line feeds in a Preformatted component.
クラス
rptgen.cfr_preformatted