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mlreportgen.ppt.Text クラス

名前空間: mlreportgen.ppt

プレゼンテーションに含めるテキスト

説明

mlreportgen.ppt.Text クラスのオブジェクトを使用して、PPT API プレゼンテーションにテキストを含めます。

mlreportgen.ppt.Text クラスは handle クラスです。

クラス属性

HandleCompatible
true
ConstructOnLoad
true

クラス属性の詳細については、クラスの属性を参照してください。

作成

説明

textObj = mlreportgen.ppt.Text は、空の mlreportgen.ppt.Text オブジェクトを作成します。

textObj = mlreportgen.ppt.Text(content) は、Content プロパティが content に設定された mlreportgen.ppt.Text オブジェクトを作成します。

プロパティ

すべて展開する

このドキュメント要素に含まれるテキスト。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

属性:

NonCopyable
true

データ型: char | string

テキストに太字を使用するかどうか。true または false として指定します。太字のテキストには true を指定します。

データ型: logical

テキストのフォント ファミリ。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。Microsoft® PowerPoint® のフォント リストに表示されるフォントを指定します。フォントの一覧を表示するには、PowerPoint の [ホーム] タブの [フォント] グループで、フォントの右にある矢印をクリックします。

コンプレックス スクリプト用のフォント ファミリ。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。アラビア語やアジア言語など、テキストをレンダリングするためにコンプレックス スクリプトを必要とするロケールで代わりに使用するフォント ファミリを指定します。

テキストのフォント カラー。CSS の色名または 16 進数の RGB 値で構成される文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

  • CSS の色名のリストについては、https://www.w3.org/wiki/CSS/Properties/color/keywords を参照してください。

  • 16 進数の RGB 書式を指定するには、最初の文字として # を使用し、赤、緑、および青の値に 2 桁の 16 進数を使用します。たとえば、'#0000ff' は青を指定します。

テキストのフォント サイズ。数値とそれに続く測定単位で構成される文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。たとえば、'11pt' は 11 ポイントを指定します。有効な略語を以下に示します。

  • "px" — ピクセル

  • "cm" — センチメートル

  • "in" — インチ

  • "mm" — ミリメートル

  • "pc" — パイカ

  • "pt" — ポイント

データ型: char | string

テキストにイタリックを使用するかどうか。true または false として指定します。イタリック テキストには true を指定します。

データ型: logical

テキストの取り消し線スタイル。次の値のいずれかとして指定します。

  • 'single' — 一重水平線

  • 'none' — 取り消し線なし

  • 'double' — 二重水平線

テキストを下付き文字として表示するかどうか。true または false として指定します。true に設定すると、テキストが下付き文字としてレンダリングされます。

データ型: logical

テキストを上付き文字として表示するかどうか。true または false として指定します。true に設定すると、テキストが上付き文字としてレンダリングされます。

データ型: logical

テキストの下線スタイル。次の値のいずれかとして指定します。

説明
"single"一重線の下線
"double"二重線の下線
"heavy"太線の下線
"words"単語にのみ下線を引く (空白は除外)
"dotted"点線の下線
"dottedheavy"太点線の下線
"dash"破線の下線
"dashheavy"太破線の下線
"dashlong"長破線の下線
"dashlongheavy"長太破線の下線
"dotdash"一点鎖線の下線
"dotdashheavy"太一点鎖線の下線
"dotdotdash"二点鎖線の下線
"dotdotdashheavy"太二点鎖線の下線
"wavy"波線の下線
"wavyheavy"太波線の下線
"wavydouble"二重波線の下線
"none"下線なし

テキストの書式設定。PPT 書式オブジェクトの cell 配列として指定します。

Style プロパティの既存の値と追加する書式オブジェクトを含む cell 配列を連結して、書式オブジェクトを追加します。例:

txt = mlreportgen.ppt.Text('my text');
txt.Style = [txt.Style {Bold(true),FontColor('red')}];

プレゼンテーションの書式設定方法を参照してください。

このプロパティは使用されません。

このオブジェクトの親。PPT オブジェクトとして指定します。

属性:

SetAccess
private
NonCopyable
true

この PPT API オブジェクトのタグ。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。セッション固有タグは、このオブジェクト作成の一環として生成されます。生成されたタグの形式は CLASS:ID という形式です。ここで、CLASS はオブジェクト クラスです。ID はオブジェクトの Id プロパティの値です。

独自のタグ値を指定すると、プレゼンテーションの生成中に問題が発生した箇所を容易に特定できるようになります。

属性:

NonCopyable
true

データ型: char | string

この PPT API オブジェクトの ID。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。セッション固有 ID は、オブジェクト作成の一環として生成されます。ID を指定して、生成された ID を置き換えることができます。

属性:

NonCopyable
true

データ型: char | string

メソッド

すべて展開する

すべて折りたたむ

mlreportgen.ppt.Text オブジェクトを使用して、プレゼンテーションにテキストを追加します。この例では、mlreportgen.ppt.Text オブジェクトを使用して、あるスライドのタイトルと別のスライドのコンテンツにテキストを追加します。

プレゼンテーションを作成します。

import mlreportgen.ppt.*
ppt = Presentation("myTextPresentation.pptx");
open(ppt);

プレゼンテーションに 2 つのスライドを追加します。

slide1 = add(ppt,"Title Slide");
slide2 = add(ppt,"Title and Content");

プレゼンテーションのタイトルに使用する mlreportgen.ppt.Paragraph オブジェクトを作成します。

p1 = Paragraph;

太字および赤色のコンテンツを含む mlreportgen.ppt.Text オブジェクトを作成し、それを段落に追加します。

titleText = Text("My Presentation Title");
titleText.Bold = true;
titleText.FontColor = "red";
append(p1,titleText);

最初のスライドのタイトルを段落に置き換えます。

replace(slide1,"Title",p1);

2 番目のスライドのコンテンツの段落を作成します。

 p2 = Paragraph("My content");
 append(p2,Text(" for the second slide"));

2 番目のスライドのコンテンツを段落に置き換えます。

 replace(slide2,"Content",p2);

プレゼンテーションを閉じて表示します。

close(ppt);
rptview(ppt);

生成されたプレゼンテーションのスライドは次のようになります。

バージョン履歴

R2015b で導入