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mlreportgen.ppt.TableRow クラス

名前空間: mlreportgen.ppt

説明

mlreportgen.ppt.TableRow クラスのオブジェクトを使用して、PPT API プレゼンテーションのテーブルに行を含めます。

テーブル行にコンテンツを追加するには、mlreportgen.ppt.TableEntry オブジェクトを行に追加します。

mlreportgen.ppt.TableRow クラスは handle クラスです。

クラス属性

HandleCompatible
true
ConstructOnLoad
true

クラス属性の詳細については、クラスの属性を参照してください。

作成

説明

tableRowObj = mlreportgen.ppt.TableRow() は、空の TableRow オブジェクトを作成します。

プロパティ

すべて展開する

行の高さ。数値とそれに続く測定単位で構成される文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。たとえば、'2in' は 2 インチを指定します。有効な略語を以下に示します。

  • px — ピクセル (既定)

  • cm — センチメートル

  • in — インチ

  • mm — ミリメートル

  • pc — パイカ

  • pt — ポイント

テーブルの高さが指定され、行の高さが指定されていない任意の行がある場合、すべての行の高さが同じになります。行の高さは、テーブルの高さを行数で除算することによって決まります。少なくとも 1 つの行の高さが指定されている場合、PPT API はテーブルの高さを無視します。高さの指定がない行の高さは Microsoft® PowerPoint® が決定します。

行テキストのフォント ファミリ。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。Microsoft PowerPoint のフォント リストに表示されるフォントを指定します。フォントの一覧を表示するには、PowerPoint の [ホーム] タブの [フォント] グループで、フォントの右にある矢印をクリックします。

コンプレックス スクリプト用のフォント ファミリ。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。アラビア語やアジア言語など、テキストをレンダリングするためにコンプレックス スクリプトを必要とするロケールで代わりに使用するフォント ファミリを指定します。

行テキストのフォント カラー。CSS の色名または 16 進数の RGB 値で構成される文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

  • CSS の色名のリストについては、https://www.w3.org/wiki/CSS/Properties/color/keywords を参照してください。

  • 16 進数の RGB 書式を指定するには、最初の文字として # を使用し、赤、緑、および青の値に 2 桁の 16 進数を使用します。たとえば、'#0000ff' は青を指定します。

行テキストのフォント サイズ。数値とそれに続く測定単位で構成される文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。たとえば、'11pt' は 11 ポイントを指定します。有効な略語を以下に示します。

  • px — ピクセル (既定)

  • cm — センチメートル

  • in — インチ

  • mm — ミリメートル

  • pc — パイカ

  • pt — ポイント

行の背景色。CSS の色名または 16 進数の RGB 値で構成される文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

  • CSS の色名のリストについては、https://www.w3.org/wiki/CSS/Properties/color/keywords を参照してください。

  • 16 進数の RGB 書式を指定するには、最初の文字として # を使用し、赤、緑、および青の値に 2 桁の 16 進数を使用します。たとえば、'#0000ff' は青を指定します。

テーブル行の書式設定。PPT 書式オブジェクトの cell 配列として指定します。TableRow オブジェクトに適用されない書式は無視されます。

このオブジェクトの子要素。PPT オブジェクトの cell 配列として指定します。このプロパティは読み取り専用です。

このオブジェクトの親。PPT オブジェクトとして指定します。このプロパティは読み取り専用です。

この PPT API オブジェクトの ID。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。セッション固有 ID は、オブジェクト作成の一環として生成されます。ID を指定して、生成された ID を置き換えることができます。

この PPT API オブジェクトのタグ。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。セッション固有タグは、このオブジェクト作成の一環として生成されます。生成されたタグの形式は CLASS:ID という形式です。ここで、CLASS はオブジェクト クラスです。ID はオブジェクトの Id プロパティの値です。

独自のタグ値を指定すると、プレゼンテーションの生成中に問題が発生した箇所の特定を容易にできます。

メソッド

すべて展開する

すべて折りたたむ

エントリを行に追加し、その行をテーブルに追加して、プレゼンテーション用のテーブルを作成します。

プレゼンテーションを作成します。

import mlreportgen.ppt.*
ppt = Presentation('myTableRowPresentation.pptx');
open(ppt);

プレゼンテーションにスライドを追加します。

add(ppt,'Title and Content');

テーブルを作成します。

table = Table();

最初のテーブル行を作成します。

tr1 = TableRow();
tr1.Style = [tr1.Style {Bold(true)}];

最初の行のテーブル エントリを作成します。

te1tr1 = TableEntry();
p = Paragraph('first entry');
p.FontColor = 'red';
append(te1tr1,p);
append(tr1,te1tr1);

te2tr1 = TableEntry();
append(te2tr1,'second entry');
append(tr1,te2tr1);

te3tr1 = TableEntry();
te3tr1.FontColor = 'green';
append(te3tr1,'third entry');
append(tr1,te3tr1);

最初のテーブル行をテーブルに追加します。

append(table,tr1);

2 番目のテーブル行を作成し、テーブル エントリを行に追加し、その行をテーブルに追加します。

tr2 = TableRow();
te1tr2 = TableEntry();
te1tr2.FontColor ='red';
p = Paragraph('first entry');
append(te1tr2,p);
append(tr2,te1tr2);

te2tr2 = TableEntry();
append(te2tr2,'second entry');
append(tr2,te2tr2);

te3tr2 = TableEntry();
te3tr2.FontColor = 'green';
append(te3tr2,'third entry');
append(tr2,te3tr2);
append(table,tr2);

プレゼンテーションにテーブルを追加します。

contents = find(ppt,'Content');
replace(contents(1),table);
 

プレゼンテーションを閉じて表示します。

close(ppt);
rptview(ppt);

生成されたプレゼンテーションのテーブルは次のようになります。

バージョン履歴

R2015b で導入