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mlreportgen.ppt.Picture クラス

名前空間: mlreportgen.ppt

プレゼンテーションに含める画像

説明

mlreportgen.ppt.Picture クラスのオブジェクトを使用し、プレゼンテーションに画像を含めます。

mlreportgen.ppt.Picture クラスは handle クラスです。

クラス属性

ConstructOnLoad
true
HandleCompatible
true

クラス属性の詳細については、クラスの属性を参照してください。

作成

説明

pictureObj = mlreportgen.ppt.Picture() は、空の Picture オブジェクトを作成します。

pictureObj = mlreportgen.ppt.Picture(picturePath) は、picturePath で指定された画像を含む Picture オブジェクトを作成します。

メモ

指定された画像ファイルのコンテンツは、プレゼンテーションを閉じるときに出力プレゼンテーションにコピーされます。画像ファイルは、プレゼンテーションにコピーされる前に、削除したり上書きしたりしないでください。画像ファイルと対応する mlreportgen.ppt.Picture オブジェクトをループ内に作成する場合は、ループの反復ごとに、画像ファイルに一意のファイル名を使用します。

入力引数

すべて展開する

画像ファイルのパスと名前。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。PPT API は、この表のイメージ形式をサポートしています。

イメージ形式ファイル拡張子
ビットマップ.bmp
拡張メタファイル.emf
Encapsulated PostScript®.eps
Graphics Interchange Format .gif
Joint Photographic Experts Group.jpeg, .jpg
Portable Network Graphics.png
Scalable Vector Graphics.svg
Tagged Image File Format.tif, .tiff

メモ

生成されたプレゼンテーションで使用されるイメージ形式が、使用している PowerPoint® のバージョンでサポートされていることを確認するには、Microsoft® の Web サイトの PowerPoint でサポートされるファイル形式を参照してください。

プロパティ

すべて展開する

画像ファイルのパス。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。

画像の内部ハイパーリンクまたは外部ハイパーリンクのターゲット。整数、string スカラー、または文字ベクトルとして指定します。整数を使用して、プレゼンテーション内のターゲット スライドのインデックスを指定します。外部 URL を指定するには、文字ベクトルまたは string スカラーを使用します。外部 URL を指定する場合は、完全修飾 URL を使用してください。たとえば、http:// を含めます。

画像名。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
NonCopyable
true

画像左上の x 座標の位置。数値とそれに続く測定単位の略語で構成される string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。たとえば、"5in" は 5 インチを指定します。有効な略語を以下に示します。

  • px — ピクセル (既定)

  • cm — センチメートル

  • in — インチ

  • mm — ミリメートル

  • pc — パイカ

  • pt — ポイント

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
NonCopyable
true

画像左上の y 座標の位置。数値とそれに続く測定単位の略語で構成される string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。たとえば、"5in" は 5 インチを指定します。有効な略語を以下に示します。

  • px — ピクセル (既定)

  • cm — センチメートル

  • in — インチ

  • mm — ミリメートル

  • pc — パイカ

  • pt — ポイント

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
NonCopyable
true

画像の幅。数値とそれに続く測定単位の略語で構成される string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。たとえば、"5in" は 5 インチを指定します。有効な略語を以下に示します。

  • px — ピクセル (既定)

  • cm — センチメートル

  • in — インチ

  • mm — ミリメートル

  • pc — パイカ

  • pt — ポイント

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
NonCopyable
true

画像の高さ。数値とそれに続く測定単位の略語で構成される string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。たとえば、"5in" は 5 インチを指定します。有効な略語を以下に示します。

  • px — ピクセル (既定)

  • cm — センチメートル

  • in — インチ

  • mm — ミリメートル

  • pc — パイカ

  • pt — ポイント

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
NonCopyable
true

画像プレースホルダーの書式設定。このプロパティは無視されます。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
NonCopyable
true

この PPT API オブジェクトの子要素。PPT API オブジェクトの cell 配列として指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
private
NonCopyable
true

この PPT API オブジェクトの親。PPT API オブジェクトとして指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
private
NonCopyable
true

この PPT API オブジェクトのタグ。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。セッション固有タグは、このオブジェクト作成の一環として生成されます。生成されたタグの形式は CLASS:ID という形式です。ここで、CLASS はオブジェクト クラスです。ID はオブジェクトの Id プロパティの値です。

独自のタグ値を指定すると、プレゼンテーションの生成中に問題が発生した箇所を容易に特定できるようになります。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
NonCopyable
true

この PPT API オブジェクトの ID。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。セッション固有 ID は、オブジェクト作成の一環として生成されます。ID を指定して、生成された ID を置き換えることができます。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
NonCopyable
true

メソッド

すべて展開する

すべて折りたたむ

mlreportgen.ppt.Picture オブジェクトを使用し、飛行機の画像をプレゼンテーションに含めます。

プレゼンテーションを作成します。

import mlreportgen.ppt.*

ppt = Presentation("myPicturePresentation.pptx");
open(ppt);

Title and Content レイアウトがあるスライドをプレゼンテーションに追加します。

add(ppt,"Title and Content");

飛行機のイメージを使用して Picture オブジェクトを作成します。画像のサイズを指定します。

plane = Picture(which("b747.jpg"));
plane.Width = "5in";
plane.Height = "2in";

スライドのコンテンツを画像に置き換えます。

replace(ppt,"Content",plane);

プレゼンテーションを閉じて表示します。

close(ppt);
rptview(ppt);

飛行機のイメージを使用して生成されたスライドは次のようになります。

MATLAB Figure のイメージをプレゼンテーションに追加するために、この例では、Figure をイメージ ファイルに出力し、ファイルから mlreportgen.ppt.Picture オブジェクトを作成し、Picture オブジェクトをプレゼンテーションのスライドに追加します。

プレゼンテーションを作成します。

import mlreportgen.ppt.*

ppt = Presentation("myFigurePresentation.pptx");
open(ppt);

プレゼンテーションにスライドを追加します。

slide = add(ppt,"Title and Content");

スライドにタイトルを追加します。

replace(slide,"Title","surf(peaks)");

表面プロットをもつ MATLAB Figure を作成します。

fig = figure;
surf(peaks);

Figure をイメージ ファイルに出力します。プレゼンテーションを生成する前にイメージ ファイルを削除しないでください。

figSnapshotImage = "figSnapshot.png";
print(fig,"-dpng",figSnapshotImage);

イメージ ファイルを使用して mlreportgen.ppt.Picture オブジェクトを作成します。

figPicture = Picture(figSnapshotImage);

Picture オブジェクトをスライドに追加します。

replace(slide,"Content",figPicture);

プレゼンテーションを閉じます。

close(ppt);

Figure とイメージ ファイルを削除します。

delete(fig);
delete(figSnapshotImage);

プレゼンテーションを表示します。

rptview(ppt);

Figure のイメージを使用して生成されたスライドは次のようになります。

バージョン履歴

R2015b で導入

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