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6 パルス サイクロコンバーター

この例では、静的負荷を駆動する 6 パルス サイクロコンバーターを示します。

Graham Dudgeon, Senior Consultant, The MathWorks, Inc. Igor Braverman, Senior Consultant, The MathWorks, Inc.

説明

システムは、三相間アーキテクチャを実装するように配置された三相単相間サイクロコンバーター モジュールで構成されています。各モジュールには、逆並列に接続された正と負のサイクル サイリスタ ブリッジがあります。1 つのブリッジが通電している場合の電流の循環を防ぐために、逆並列ブリッジはブロックされます。正と負のサイクル通信には、5 度の '不感帯' が存在します。不感帯の値は、[ファイル]、[モデル プロパティ]、[コールバック]、[InitFcn] で変更できます。出力電圧の波形は、サイリスタ ブリッジの点弧角を適切に変更することで作成されます。

シミュレーション

シミュレーションを開始します。System Measurements サブシステムの Scope 'Vabc_load' からの負荷電圧を観察し、10 Hz 出力が 60 Hz の入力から生成されたことを確認してください。三相入力からの A 相出力電圧の生成をより明確に示すために、シミュレーションの完了時に MATLAB® スクリプトが実行されます。ユーザーは、[ファイル]、[モデル プロパティ]、[コールバック]、[StopFcn] を編集することにより、この実行を必要に応じて変更できます。出力電圧の振幅と周波数は、'Output voltage (V peak)' および 'Output frequency (Hz)' を変更することで調整できます。