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Inductor

電気システムの線形インダクター

  • Inductor block

ライブラリ:
Simscape / Foundation Library / Electrical / Electrical Elements

説明

Inductor ブロックは、次の方程式で記述される線形インダクターをモデル化したものです。

V=LdIdt

ここで、

  • V は電圧です。

  • L はインダクタンスです。

  • I は電流です。

  • t は時間です。

[直列抵抗] パラメーターと [並列コンダクタンス] パラメーターは小さな寄生効果を表します。直列抵抗を使用して、DC 巻線抵抗または表皮効果による抵抗を表すことができます。一部の回路のシミュレーションでは、小さい並列コンダクタンスの存在が必要な場合があります。詳細については、ベスト プラクティス モデリングを参照してください。

接続 + と接続 – は、インダクターの正と負の端子にそれぞれ対応する電気量保存端子です。電流は正から負に流れる場合に正となり、インダクターにかかる電圧は正の端子と負の端子の電圧の差 V(+) – V(–) に等しくなります。

変数

シミュレーションの前にブロック変数の優先順位と初期ターゲット値を設定するには、ブロックのダイアログ ボックスまたはプロパティ インスペクターの [初期ターゲット] セクションを使用します。詳細については、ブロック変数の優先順位と初期ターゲットの設定を参照してください。

ノミナル値は、モデル内で予想される変数の大きさを指定する方法を提供します。ノミナル値に基づくシステムのスケーリングを使用すると、シミュレーションのロバスト性が向上します。ノミナル値はさまざまなソースから得られます。その 1 つがブロックのダイアログ ボックスまたはプロパティ インスペクターの [ノミナル値] セクションです。詳細については、ブロック変数のノミナル値の変更を参照してください。

端子

保存

すべて展開する

インダクターの正の端子に関連付けられた電気量保存端子。

インダクターの負の端子に関連付けられた電気量保存端子。

パラメーター

すべて展開する

インダクタンスの値。

小さな寄生効果を表します。直列抵抗を使用して、DC 巻線抵抗または表皮効果による抵抗を表すことができます。

小さな寄生効果を表します。一部の回路のシミュレーションでは、小さい並列コンダクタンスの存在が必要な場合があります。

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2007a で導入