Main Content

Ideal Torque Source

入力信号に比例したトルクを生成する理想的な機械エネルギー源

  • Ideal Torque Source block

ライブラリ:
Simscape / Foundation Library / Mechanical / Mechanical Sources

説明

Ideal Torque Source ブロックは、入力物理量信号に比例したトルクを生成する理想的な機械エネルギー源を表します。ソースは、ソースの端子での角速度にかかわらず、指定トルクを維持するのに十分強力であるとされる点で、理想的です。

接続 R と接続 C は機械回転保存端子です。端子 S は物理量信号端子で、これを通じてソースを駆動する制御信号が適用されます。Simulink® のあらゆる種類の多様な信号ソースを使用して目的のトルク変動プロファイルを生成できます。端子 S における正の信号は、C から R に作用するトルクを生成します。ソースにより生成されるトルクは制御端子 S の信号に正比例します。

このブロックの正方向は端子 C から端子 R です。これは、トルクは R から C の方向に作用する場合に正であることを意味します。相対速度は ω = ωC – ωR として決定されます。ここで、ωR と ωC はそれぞれ端子 R と端子 C の絶対角速度で、相対速度は端子 R の速度が端子 C の速度より大きい場合に負になります。ソースにより生成される力は、ソースから端子 R にエネルギーを供給している場合に負になります。

端子

入力

すべて展開する

物理量信号入力端子。これを通じてソースを駆動する制御信号が適用されます。

保存

すべて展開する

ソースの可動部分 (ロッド) に関連付けられた機械回転保存端子。

ソースの基準点 (ケース) に関連付けられた機械回転保存端子。

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2007a で導入