scalprod
スカラー積重み関数
構文
Z = scalprod(W,P)
dim = scalprod('size',S,R,FP)
dw = scalprod('dw',W,P,Z,FP)
説明
scalprod
はスカラー積重み関数です。重み関数は、入力に重みを適用して重み付けされた入力を返します。
Z = scalprod(W,P)
は、次の入力を取ります。
W |
|
P |
|
これは、R
行 Q
列のスカラー積 (Z = w*P
で定義された、W
と P
のスカラー積) を返します。
dim = scalprod('size',S,R,FP)
は、層次元 S
、入力次元 R
、および関数パラメーターを取り、重みサイズ [1-by-1]
を返します。
dw = scalprod('dw',W,P,Z,FP)
は、W
に対する Z
の微分を返します。
例
ここでは、ランダムな重み行列 W
および入力ベクトル P
を定義し、対応する重み付き入力 Z
を計算します。
W = rand(1,1); P = rand(3,1); Z = scalprod(W,P)
ネットワークの利用
入力の重みによって scalprod
が使用されるようにネットワークを変更するには、net.inputWeights{i,j}.weightFcn
を 'scalprod'
に設定します。
層の重みの場合には、net.layerWeights{i,j}.weightFcn
を 'scalprod'
に設定します。
いずれの場合も、sim
を呼び出し、scalprod
を使用してネットワークのシミュレーションを行います。
バージョン履歴
R2006a で導入