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コマンドの入力

コマンドの入力

MATLAB® のコマンドを入力するには、メニューに移動してから [コマンド] をタップします。MATLAB カーソル (">>") をタップしてキーボードを開きます。通常の方法で、MATLAB コマンドを入力します。

たとえば、コマンド ウィンドウとキーボードは次のように表示される場合があります。

  • iPad または iPhone の場合:

    MATLAB Mobile command window on iOS

  • Android デバイスの場合:

    MATLAB Mobile command window on Android

MATLABMobile™ は、MathWorks® Cloud で実行されている MATLAB に、すべてのコマンドを評価の目的で送信します。デバイスではいかなる計算も実行されず、ローカルにはワークスペース変数も保存されません。

フォント サイズの調整

次のいずれかの方法で、コマンド ウィンドウとエディターのフォント サイズを調整できます。

  • 2 本の指で標準のピンチ操作を行う。

  • [設定] で以下のように設定する。

    1. メニュー バーをタップし、[設定]Settings gear icon をタップします。

    2. 次に、[フォント サイズ] スライダーを動かします。

お使いのデバイスのキーボード

iOS デバイス

MATLAB Mobile アプリケーションのキーボードには、よく使用する特殊文字の 1 行が追加されています。

上下矢印を使用すると、最近使用したコマンドをスクロールできます。左右矢印を使用すると、コマンド内でカーソルを移動できます。

  • iPhone では次の特殊文字が含まれています (左にスワイプして表示をスクロール)。

    Special characters on keyboard for iPhone

  • iPad では次の特殊文字が含まれています。

    Special characters on keyboard for iPad

Android デバイス

Android デバイスの MATLAB Mobile のコマンド ウィンドウでは、デバイス メーカーのキーボードと MATLAB キーボードのどちらを使用するか選択できます。MATLAB キーボードを有効にして選択した場合、コマンド ウィンドウは次のように表示されます。

MATLAB keyboard on Android

Android デバイスの MATLAB キーボードには次の特殊文字が含まれています。

Android MATLAB keyboard special characters

MATLAB キーボードの有効化と選択.  MATLAB キーボードにアクセスするには、以下の手順を使用します。

  1. メニューをタップし、[設定] をタップします。

  2. [キーボード設定] で [MATLAB キーボード] をタップします。

  3. [MATLAB キーボードを有効にする] をタップして有効にます。次にキーボードの管理画面で、トグル スイッチを使用して MATLAB キーボードを有効にします。プロンプトが表示されたら、[OK] をタップします。有効化は 1 回のみ行い、繰り返す必要はありません。

  4. 前の画面に戻ります。[MATLAB キーボードを選択する] をタップし、次にキーボードの選択画面で [MATLAB キーボード] をタップします。

メモ

このアクションによって、MATLAB Mobile を含む、デバイス上のすべての操作に対して MATLAB キーボードが有効になります。

他のキーボードの選択.  MATLAB キーボードの代わりに、デバイスの標準キーボードなどの他のキーボードを使用するには、次を行います。

  1. メニューをタップし、[設定] をタップします。

  2. [キーボード設定] で [MATLAB キーボード] をタップします。

  3. [MATLAB キーボードを選択する] をタップして選択解除します。その後、キーボードを選択するダイアログで、メーカー提供のキーボードなどの他のキーボードを選択します。

    このアクションによって、MATLAB Mobile を含む、デバイス上のすべての操作に対して MATLAB キーボードが無効になります。

    キーボード選択アイコンがデバイスの他の場所で使用できる場合もあります。

ワークスペースと変数の表示

MATLAB Mobile のワークスペース ブラウザーと変数エディターを使用すると、ワークスペースの内容の表示、およびワークスペース内の変数の表示と編集ができます。

ワークスペース ブラウザーを開くには、アプリ内のブラウザー アイコン をタップします。アイコンに赤い点が表示され 、ワークスペースの変数が変更されたことが示されます。

ワークスペース ブラウザーの一般的な動作は、変数の作成と編集で説明されているデスクトップの MATLAB と類似しています。(ただし、デスクトップの MATLAB の変数編集オプションの一部は、MATLAB Mobile では使用できません。)

  • Android デバイス

    ワークスペース ブラウザーがアプリ内に表示され、ワークスペース内の変数が一覧表示されます。

    Workspace browser display on Android

    MATLAB コマンド ウィンドウに戻るには、戻る矢印をタップします。変数名をタップすると、変数エディターでその変数にアクセスできます。

  • iOS デバイス

    ブラウザー アイコンをタップすると、ワークスペース内の変数がポップオーバーに表示されます。

    Workspace browser display on iOS

    ピン アイコンをタップすると、ブラウザーのドック、すなわちピン留めができます。ブラウザーはアプリ表示の下部にドッキングします。

    Docked workspace browser

    iPad では、斜めのピン アイコンをタップして、ブラウザーをドッキングする画面の側を切り替えることができます。

    変数名をタップすると、変数エディターでその変数にアクセスできます。

変数エディター内のセルをダブル タップして、値の追加または変更ができます。

Variable editor display

ワークスペース ブラウザーや変数エディターでは、新しい変数を作成できませんが、エディターでは要素を配列、table などに追加できます。

制限

MATLAB Mobile は以下をサポートしません。

  • 曲線近似や信号解析などの MATLAB アプリ

  • App Designer または GUIDE を使用したグラフィカル インターフェイスの作成

  • Simulink® のグラフィカル環境。ただし、sim コマンドは MATLAB Mobile コマンド ラインでサポートされます。

  • 3 次元 figure の操作

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