ドキュメンテーション

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xlabel

構文

  • xlabel(str)
  • xlabel(str,Name,Value)
  • xlabel(ax,___)
  • t = xlabel(___)

説明

xlabel(str) は、現在の座標軸の x 軸に str で指定されたテキストのラベルを付けます。xlabel コマンドを再発行すると、古いラベルが新しいラベルに置き換わります。

xlabel(str,Name,Value) は 1 つ以上の Name,Value ペア引数を使用してラベルのテキスト プロパティを指定します。たとえば、'Color','blue' は青のラベルを作成します。

xlabel(ax,___) は現在の座標軸ではなく ax で指定された座標軸にラベルを追加します。オプションの ax は、前述の構文のすべての入力引数の組み合わせより前に指定できます。

t = xlabel(___) は、x 軸ラベルとして使用される text オブジェクトを返します。作成後にラベルに変更を加えるには、t を使用します。

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x 軸のラベル付け

x 軸の下に Population を表示します。

plot((1:10).^2)
xlabel('Population')

x 軸の複数行ラベルの作成

文字列のセル配列を使用して複数行ラベルを作成します。

plot((1:10).^2)
xlabel({'Population','(in thousands)'})

x 軸ラベルにギリシャ文字を含める

TeX マークアップを使用して、ラベルにギリシャ文字やその他の特殊文字を含めます。

x = linspace(-2*pi,2*pi);
y = sin(x);
plot(x,y)
xlabel('-2\pi \leq x \leq 2\pi')

x 軸ラベルに変数値を含める

テキストと変数値を含むラベルを追加します。変数値を文字列に変換するには、関数 num2str を使用します。

plot((1:10).^2)
year = 2014;
xlabel(['Population for Year ',num2str(year)])

軸ラベルに上付き文字と下付き文字を含める

軸ラベルに上付き文字と下付き文字を含めるには、文字 '^''_' を使用します。複数の文字を修飾するには中かっこ {} を使用します。

t = linspace(0,1);
y = exp(t);
plot(t,y)
xlabel('t_{seconds}')
ylabel('e^t')

x 軸ラベルのフォント サイズと色の変更

Name,Value ペア引数を使用して、x 軸ラベルのフォント サイズ、フォントの重み、テキストの色のプロパティを設定します。

plot((1:10).^2)
xlabel('Population','FontSize',12,'FontWeight','bold','Color','r')

特定のサブプロットの x 軸にラベルを付ける

2 つのサブプロットを含む Figure を作成します。上のサブプロットの x 軸にラベルを付けます。

ax1 = subplot(2,1,1);
plot((1:10).^2)
xlabel(ax1,'Population')

ax2 = subplot(2,1,2);
plot((1:10).^3)

x 軸ラベル作成後のラベルの変更

x 軸にラベルを付けて、ラベルとして使用される text オブジェクトを返します。

plot((1:10).^2)
t = xlabel('Population');

ラベルを作成した後にラベルのテキスト プロパティを設定するには、t を使用します。たとえば、ラベルの色を赤に設定します。

t.Color = 'red';

関連する例

入力引数

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str — 軸のラベル文字配列 | セル配列 | 数値

軸のラベル。文字配列、セル配列または数値として指定します。

例: 'my label'

例: {'first line','second line'}

例: 123

ラベルに数値変数とテキストを含めるには、関数 num2str を使用します。次に例を示します。

x = 42;
str = ['The value is',num2str(x)']

上付き文字、下付き文字、ギリシャ文字、数学記号などの特殊文字を含めるには、TeX マークアップを使用します。サポートされるマークアップの一覧については、Interpreter プロパティを参照してください。

複数行ラベルを作成するには、次の手順に従います。

  • セル配列を使用して、{'first line','second line'} のように、各セルにテキストを 1 行ずつ含めます。

  • 文字配列を使用して、['abc'; 'ab ']. のように、各行に同じ数の文字を含めます。

  • sprintf を使用して、sprintf('first line \n second line') のように、改行文字を含む文字列を作成します。

    メモ:   defaultfactory および remove という語は予約語で、通常の文字列として引用されている場合はラベルに表示されません。これらの語を個別に表示するには、'\default' または '\remove' のように、その語の前にバックスラッシュを付けます。

ax — axes オブジェクトaxes オブジェクト

axes オブジェクト。座標軸を指定しない場合、関数 xlabel は現在の座標軸にラベルを追加します。

名前/値のペアの引数

オプションの Name,Value の引数ペアをコンマ区切りで指定します。Name は引数名で、Value は対応する値です。Name は単一引用符 (' ') で囲まなければなりません。Name1,Value1,...,NameN,ValueN のように、複数個の名前と値のペアの引数を、任意の順番で指定できます。

例: 'Color','red','FontSize',12 は赤色、12 ポイントのフォントを指定します。

ここでは、テキスト プロパティの一部だけを紹介しています。完全な一覧については、Text のプロパティ を参照してください。

'FontSize' — フォント サイズ11 (既定値) | 0 より大きいスカラー値

フォント サイズ。ポイント単位の 0 より大きいスカラー値として指定します。1 ポイントは 1/72 インチです。フォントの単位を変更するには、FontUnits プロパティを使用します。

関連付けられた座標軸のフォント サイズ プロパティを設定すると、ラベルのフォント サイズにも影響します。ラベルのフォント サイズは、座標軸のフォント サイズにラベルのスケール係数を乗じたものと等しくなるように更新されます。座標軸の FontSize プロパティには座標軸のフォント サイズが含まれています。座標軸の LabelFontSizeMultiplier プロパティにはラベルの スケール係数が含まれています。既定では、座標軸のフォント サイズは 10 ポイントでスケール係数は 1.1 であるため、x 軸ラベルのフォント サイズは 11 ポイントになります。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

'FontWeight' — テキスト文字の太さ'normal' (既定値) | 'bold'

テキスト文字の太さ。次の値のいずれかとして指定します。

  • 'normal' — 各フォントで定義されている既定の太さ

  • 'bold' — 標準よりも太い文字

MATLAB® ではフォントは、FontWeight プロパティを使用して、ユーザーのシステムで使用可能なフォントから選択します。すべてのフォントに太字フォントがあるとは限りません。そのため、太字フォントを指定しても標準フォントの太さと変わらない場合があります。

    メモ:   フォントの太さの値 'light' および 'demi' は削除されました。代わりに 'normal' を使用してください。

'FontName' — フォント名'Helvetica' (既定値) | 'FixedWidth' | システムでサポートされているフォントの名前

フォント名。使用するフォントの名前か文字列 'FixedWidth' を指定します。適切に表示および印刷するには、フォント名はユーザーのシステムがサポートするフォントでなければなりません。

どのロケールでもテキストが整って見えるように、固定幅のフォントを使用する場合は、大文字と小文字が区別される文字列 'FixedWidth' を使用します。これは、固定幅のフォントの名前をハード コードするために必要な処理を無視します。そのため、ASCII 文字エンコードを使用しないシステム上で、適切にテキスト プロパティを表示できない場合があります。値 'FixedWidth' はルートの FixedWidthFontName プロパティに依存します。ルートの FixedWidthFontName プロパティを設定すると、新規フォントを使用して表示したものをすぐに更新することになります。

例: 'Cambria'

'Color' — テキストの色[0.15 0.15 0.15] (既定値) | RGB の 3 要素 | 色文字列 | 'none'

テキストの色。RGB の 3 要素、色文字列または 'none' として指定します。色を 'none' に設定した場合、テキストは透明になります。

RGB の 3 要素は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 要素の行ベクトルです。強度値は [0,1] の範囲でなければなりません。たとえば [0.4 0.6 0.7] のようになります。次の表に、等価な色文字列をもつ RGB の 3 要素の値を示します。

完全名省略名RGB の 3 要素
'yellow''y'[1 1 0]
'magenta''m'[1 0 1]
'cyan''c'[0 1 1]
'red''r'[1 0 0]
'green''g'[0 1 0]
'blue''b'[0 0 1]
'white''w'[1 1 1]
'black'k'[0 0 0]

例: 'blue'

例: [0 0 1]

'Interpreter' — テキスト文字の解釈'tex' (既定値) | 'latex' | 'none'

テキスト文字の解釈。次の値の 1 つとして指定します。

  • 'tex' — TeX マークアップのサブセットを使用してテキスト文字列を解釈します。これは既定値です。

  • 'latex' — LaTeX マークアップを使用してテキスト文字列を解釈します。

  • 'none' — リテラル文字を表示します。

TeX マークアップ

MATLAB では、既定で TeX マークアップのサブセットをサポートしています。TeX マークアップを使用して、上付き文字や下付き文字を追加する、テキストのタイプや色を変更する、テキスト文字列に特殊文字を含めることができます。

次の表に、Interpreter プロパティを 'tex' に設定した場合のサポートされる修飾子を示します。修飾子の効果は文字列の末尾まで適用されます。ただし、上付き文字と下付き文字は例外で、次の文字または中かっこ {} で囲まれたテキストにのみ適用されます。

修飾子説明文字列の例
^{ }上付き文字'text^{superscript}'
_{ }添字'text_{subscript}'
\bf太字フォント'\bf text'
\itイタリック フォント'\it text'
\sl斜体フォント (通常はイタリック フォントと同じ)'\sl text'
\rm標準フォント'\rm text'
\fontname{specifier}フォント名 — specifier でフォント ファミリの名前を指定します。これは他の修飾子と組み合わせて使用できます。'\fontname{Courier} text'
\fontsize{specifier}フォント サイズ — specifier でスカラー数値を指定してフォント サイズを変更します。'\fontsize{15} text'
\color{specifier}フォントの色 — specifer で色を指定します。redgreenyellowmagentablueblackwhitegraydarkGreenorangelightBlue を指定できます。'\color{magenta} text'
\color[rgb]{specifier}独自のフォントの色 — specifier で RGB の 3 要素を指定します。'\color[rgb]{0,0.5,0.5} text'

次の表に、インタープリターを 'tex' に設定した場合のサポートされる特殊文字を示します。

文字列記号文字列記号文字列記号

\alpha

α

\upsilon

υ

\sim

~

\angle

\phi

Φ

\leq

\ast

*

\chi

χ

\infty

\beta

β

\psi

ψ

\clubsuit

\gamma

γ

\omega

ω

\diamondsuit

\delta

δ

\Gamma

Γ

\heartsuit

\epsilon

ɛ

\Delta

Δ

\spadesuit

\zeta

ζ

\Theta

Θ

\leftrightarrow

\eta

η

\Lambda

Λ

\leftarrow

\theta

Θ

\Xi

Ξ

\Leftarrow

\vartheta

ϑ

\Pi

Π

\uparrow

\iota

ι

\Sigma

Σ

\rightarrow

\kappa

κ

\Upsilon

ϒ

\Rightarrow

\lambda

λ

\Phi

Φ

\downarrow

\mu

µ

\Psi

Ψ

\circ

º

\nu

ν

\Omega

Ω

\pm

±

\xi

ξ

\forall

\geq

\pi

π

\exists

\propto

\rho

ρ

\ni

\partial

\sigma

σ

\cong

\bullet

\varsigma

ς

\approx

\div

÷

\tau

τ

\Re

\neq

\equiv

\oplus

\aleph

\Im

\cup

\wp

\otimes

\subseteq

\oslash

\cap

\in

\supseteq

\supset

\lceil

\subset

\int

\cdot

·

\o

ο

\rfloor

\neg

¬

\nabla

\lfloor

\times

x

\ldots

...

\perp

\surd

\prime

´

\wedge

\varpi

ϖ

\0

\rceil

\rangle

\mid

|

\vee

\langle

\copyright

©

LaTeX マークアップ

LaTeX マークアップを使用するには、Interpreter プロパティを 'latex' に設定します。テキストは LaTeX の既定のフォント スタイルで表示され、FontNameFontWeightFontAngle のプロパティは無視されます。フォント スタイルを変更するには、テキスト文字列内で LaTeX マークアップを使用します。

LaTeX インタープリターで使用できる文字列の最大サイズは 1200 文字です。複数行の文字列の場合は、さらに 1 行につき 10 文字ほど文字数が少なくなります。

LaTeX システムについての詳細は、LaTeX プロジェクトの Web サイト (http://www.latex-project.org/) を参照してください。

出力引数

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t — text オブジェクトtext オブジェクト

x 軸ラベルとして使用される text オブジェクト。ラベルの作成後にラベルのプロパティにアクセスして変更するには、t を使用します。

参考

MATLAB 関数

プロパティ

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