Main Content

このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。

whitebg

Axes の背景色の変更

whitebg は推奨されません。

構文

whitebg
whitebg(fig)
whitebg(c)
whitebg(fig,c)
whitebg(fig,c)
whitebg(fig)

説明

whitebg は、現在の Figure 内の色を設定します。

whitebg(fig) は、ベクトル fig で指定されたすべての Figure 内の色を設定します。

whitebg(c)whitebg(fig,c) は、Figure の子である座標軸の色を c で指定された色に変更します。c の値は色名または RGB 3 成分を指定できます。使用可能な色名は、'red''green''blue''cyan''magenta''yellow''black''white' です。RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は [0,1] の範囲でなければなりません。たとえば [0.4 0.6 0.7] のようになります。

whitebg(fig,c) は、ベクトル fig 内の Figure の既定の座標軸の背景色を、c で指定された色に設定します。他の座標軸のプロパティと Figure の背景色は、グラフが適切なコントラストを維持するように、変更される場合があります。

whitebg(fig) は、指定された Figure 内のオブジェクトの色を設定します。この構文は、黒と白の座標軸の背景色の切り替えに使用され、このことが関数 whitebg という名称の由来となっています。新しいウィンドウや clf reset に既定のプロパティの影響を与えるには、fig 内のルート ウィンドウのハンドル (0) を設定します。

背景色をブルーグレーに設定します。

whitebg([0 .5 .6])

背景色を青に設定します。

whitebg('blue')

ヒント

関数 whitebg は、Figure 内のすべての座標軸が同じ背景色をもつ場合に最も適切に機能します。

Figure を指定しない場合、関数 whitebg または whitebg(c) は、現在の Figure とルートの既定のプロパティに影響を与えるため、それ以降のプロットや新規 Figure は、新しく指定された色を使用します。

関数 whitebg は、面の影を除く、Figure の子オブジェクトの色を変更します。これにより、すべてのオブジェクトは新規の背景色に対して可視になります。関数 whitebg は、以降のすべての Figure が新しい背景色を使用するように、ルート上にある既定のプロパティを設定します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考