waitfor
実行をブロックして条件を待機
説明
waitfor(
は、指定されたオブジェクトが閉じる (削除される) までステートメントの実行をブロックします。オブジェクトが存在しなくなると、obj
)waitfor
は戻り、実行を再開できるようになります。オブジェクトが存在しない場合、waitfor
は直ちに戻ります。
例
入力引数
ヒント
waitfor
の実行中に Figure が閉じられると、存在しなくなったオブジェクトにコードがアクセスしようとするため、エラーが発生します。このエラーは、waitfor
をtry/catch
ブロック内に囲むことで対処することができます。
アルゴリズム
通常、プログラムや Simulink® モデルの実行継続を妨げるために waitfor
が使用された場合でも、コールバックは実行できます。たとえば、ユーザー アクション (マウス ボタンを押すなど) に応答するコールバックは、waitfor
が呼び出された場合でも実行が可能です。
waitfor
は、入れ子関数の呼び出しをブロックするために使用することもできます。たとえば、関数 waitfor
の実行中に実行されるコールバックは、waitfor
を呼び出すこともできます。
UI コンポーネントのコールバック関数が関数 waitfor
を実行中の場合、そのコールバックは、そのコンポーネントの Interruptible
プロパティ値がどう設定されているかに関係なく中断されることがあります。
バージョン履歴
R2006a より前に導入