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setdiff

2 つの配列の差集合

構文

  • C = setdiff(A,B)
  • C = setdiff(A,B,'rows')
  • [C,ia] = setdiff(A,B)
  • [C,ia] = setdiff(A,B,'rows')
  • [C,ia] = setdiff(___,setOrder)
  • [C,ia] = setdiff(A,B,'legacy')
  • [C,ia] = setdiff(A,B,'rows','legacy')

説明

C = setdiff(A,B) は、B に含まれない A のデータを返します。

  • AB が数値配列、論理配列、文字配列、カテゴリカル配列または文字列のセル配列の場合、setdiff は、B に含まれない A の値を返します。C の値は並べ替えられた順序になっています。

  • AB がテーブルの場合、setdiff は、A の行のうち B には含まれない行を、重複を除いて返します。テーブル C の行は並べ替えられた順序になっています。

C = setdiff(A,B,'rows') は、AB の各行を 1 つのエンティティとして扱い、B に存在しない A の行を返します。C の行は並べ替えられた順序になっています。

'rows' オプションはセル配列をサポートしません。

[C,ia] = setdiff(A,B) はインデックス ベクトル ia も返します。

  • AB が数値配列、論理配列、文字配列、カテゴリカル配列または文字列のセル配列の場合は、C = A(ia) です。

  • AB がテーブルの場合は、C = A(ia,:) です。

[C,ia] = setdiff(A,B,'rows') は、C = A(ia,:) であるようなインデックス ベクトル ia も返します。

[C,ia] = setdiff(___,setOrder) は、前出の構文の入力引数のいずれかを使用して特定の順序で C を返します。setOrder='sorted' はソート順で C の値 (または行) を返します。setOrder='stable'A と同じ順序で C の値 (または行) を返します。値が指定されていない場合、既定値は 'sorted' です。

[C,ia] = setdiff(A,B,'legacy')[C,ia] = setdiff(A,B,'rows','legacy') は、R2012b およびそれ以前のリリースの関数 setdiff の動作を保持します。

'legacy' オプションはカテゴリカル配列またはテーブルをサポートしません。

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2 つのベクトルの差

共通の値をもつ 2 つのベクトルを定義します。

A = [3 6 2 1 5 1 1]; B = [2 4 6];

B 内になく A 内にある値を検索します。

C = setdiff(A,B)
C =

     1     3     5

2 つのテーブルの差

共通の行をもつ 2 つのテーブルを定義します。

A = table([1:5]',['A';'B';'C';'D';'E'],logical([0;1;0;1;0]))
B = table([1:2:10]',['A';'C';'E';'G';'I'],logical(zeros(5,1)))
A = 

    Var1    Var2    Var3 
    ----    ----    -----
    1       A       false
    2       B       true 
    3       C       false
    4       D       true 
    5       E       false


B = 

    Var1    Var2    Var3 
    ----    ----    -----
    1       A       false
    3       C       false
    5       E       false
    7       G       false
    9       I       false

B 内になく A 内にある行を求めます。

C = setdiff(A,B)
C = 

    Var1    Var2    Var3 
    ----    ----    -----
    2       B       true 
    4       D       true 

2 つのベクトルの差と異なる値へのインデックス

共通の値をもつ 2 つのベクトルを定義します。

A = [3 6 2 1 5 1 1]; B = [2 4 6];

B になく A にある値や、C = A(ia) のようなインデックス ベクトル ia を検索します。

[C,ia] = setdiff(A,B)
C =

     1     3     5

ia =

     4
     1
     5

2 つのテーブルの差と異なる行へのインデックス

5 人の性別、年齢および身長のテーブル A を定義します。

A = table(['M';'M';'F';'M';'F'],[27;52;31;46;35],[74;68;64;61;64],...
'VariableNames',{'Gender' 'Age' 'Height'},...
'RowNames',{'Ted' 'Fred' 'Betty' 'Bob' 'Judy'})
A = 

             Gender    Age    Height
             ------    ---    ------
    Ted      M         27     74    
    Fred     M         52     68    
    Betty    F         31     64    
    Bob      M         46     61    
    Judy     F         35     64    

A と同じ変数をもつテーブル B を定義します。

B = table(['F';'M';'F';'F'],[64;68;62;58],[31;47;35;23],...
'VariableNames',{'Gender' 'Height' 'Age'},...
'RowNames',{'Meg' 'Joe' 'Beth' 'Amy'})
B = 

            Gender    Height    Age
            ------    ------    ---
    Meg     F         64        31 
    Joe     M         68        47 
    Beth    F         62        35 
    Amy     F         58        23 

B になく A にある行および C = A(ia,:) となるようなインデックス ベクトル ia を求めます。

[C,ia] = setdiff(A,B)
C = 

            Gender    Age    Height
            ------    ---    ------
    Judy    F         35     64    
    Ted     M         27     74    
    Bob     M         46     61    
    Fred    M         52     68    


ia =

     5
     1
     4
     2

C の行は、最初に Gender、その次に Age による並べ替え順になります。

2 つの行列の行の差

共通の行をもつ 2 つの行列を定義します。

A = [7 9 7; 0 0 0; 7 9 7; 5 5 5; 1 4 5];
B = [0 0 0; 5 5 5];

B になく A にある行や、C = A(ia,:) のようなインデックス ベクトル ia を検索します。

[C,ia] = setdiff(A,B,'rows')
C =

     1     4     5
     7     9     7

ia =

     5
     1

指定した出力順序の 2 つのベクトルの差

setOrder 引数を使って C の値の順序を指定します。

C 内の値の順序が重要なときには、'stable' または 'sorted' を指定します。

A = [3 6 2 1 5 1 1]; B = [2 4 6];
[C,ia] = setdiff(A,B,'stable')
C =

     3     1     5

ia =

     1
     4
     5

または、関数 'sorted' を指定できます。

 [C,ia] = setdiff(A,B,'sorted')
C =

     1     3     5

ia =

     4
     1
     5

NaN を含むベクトルの差

NaN を含む 2 つのベクトルを定義します。

A = [5 NaN NaN]; B = [5 NaN];

AB の差集合を検索します。

C = setdiff(A,B)
C =

   NaN   NaN

setdiffNaN 値を個別のものとして処理します。

末尾に空白文字がある文字列のセル配列

文字列のセル配列 A を作成します。

A = {'dog','cat','fish','horse'};

文字列のセル配列 B を作成します。一部の文字列の末尾には空白文字があります。

B = {'dog ','cat','fish ','horse'};

B 内になく A 内にある文字列を求めます。

[C,ia] = setdiff(A,B)
C = 

    'dog'    'fish'


ia =

     1
     3

setdiff は、文字列のセル配列内の末尾の空白文字を別個の文字として処理します。

文字と文字列のセル配列の差

文字配列 A を作成します。

A = ['cat';'dog';'fox';'pig'];
class(A)
ans =

char

文字列のセル配列 B を作成します。

B={'dog','cat','fish','horse'};
class(B)
ans =

cell

B 内になく A 内にある文字列を求めます。

C = setdiff(A,B)
C = 

    'fox'
    'pig'

結果 C は文字列のセル配列です。

class(C)
ans =

cell

setdiff のレガシ動作の保持

'legacy' フラグを使用して、コード内の R2012b およびそれ以前のリリースの setdiff の動作を保持します。

現在の動作における AB の差を検出します。

A = [3 6 2 1 5 1 1]; B = [2 4 6];
[C1,ia1] = setdiff(A,B)
C1 =

     1     3     5

ia1 =

     4
     1
     5

AB の差を検出し、レガシ動作を維持します。

[C2,ia2] = setdiff(A,B,'legacy')
C2 =

     1     3     5

ia2 =

     7     1     5

入力引数

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A,B — 入力配列数値配列 | 論理配列 | 文字配列 | カテゴリカル配列 | 文字列のセル配列 | テーブル

入力配列。数値配列、論理配列、文字配列、カテゴリカル配列、文字列のセル配列またはテーブルとして指定します。

A および B は次の例外を伴う同一クラスに属していなければなりません。

  • logicalchar、およびすべての数値クラスは double 配列と組み合わせることができます。

  • 文字列のセル配列は char 配列と組み合わせることができます。

  • カテゴリカル配列は、文字列のセル配列または単一の文字列と組み合わせることができます。

AB の両方が順序カテゴリカル配列である場合は、順序を含めて同じカテゴリ セットでなければなりません。AB の両方が順序配列でない場合、同じカテゴリ セットをもつ必要はなく、カテゴリ名を使用して比較が実行されます。この場合、C のカテゴリは、A および B からのカテゴリの和集合を並べ替えたものになります。

'rows' オプションを指定した場合、A および B は同じ数の列をもたなければなりません。

AB がテーブルの場合、その変数名は同じでなければなりません。反対に、行の名前は問題ではありません。値が同じで名前が異なる 2 つの行は、等しいと見なされます。

さらに、A および B は次のクラス メソッドをもつオブジェクトにすることができます。

  • sort (または 'rows' オプションの sortrows)

  • eq

  • ne

オブジェクト クラスのメソッドは、相互に一貫していなければなりません。これらのオブジェクトは、同じルート クラスから導出した異なるタイプの配列を含みます。

setOrder — 順序フラグ'sorted' (既定値) | 'stable'

'sorted' または 'stable' として指定される順序フラグは、C で値 (または行) の順序を示します。

順序フラグ意味
'sorted'C の値 (または行) は並べ替えられた順序で返されます。以下に例を示します。C = setdiff([4 1 3 2],[2 1],'sorted')C = [3 4] を返します。
'stable'C の値 (または行) は A と同じ順序で返されます。以下に例を示します。 C = setdiff([4 1 3 2],[2 1],'stable')C = [4 3] を返します。

出力引数

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CAB の差ベクトル | 行列 | テーブル

AB の差。ベクトル、行列またはテーブルとして返されます。入力 A および B がテーブルの場合、生成されるテーブル C の変数の順番は、A の変数の順番と同じになります。

入力がベクトルまたは行列で、'legacy' フラグを指定していないときの C の形状を次に説明します。

  • 'rows' フラグを指定しておらず、A が行ベクトルの場合、C は行ベクトルです。

  • 'rows' フラグを指定しておらず、A が行ベクトルでない場合、C は列ベクトルです。

  • 'rows' を指定した場合、C は、B には含まれない A の行を含む行列です。

  • A のすべての値 (または行) が B にも存在する場合、C は空行列です。

C のクラスは、以下の場合を除き、A のクラスと同じです。

  • A が文字配列で、B が文字列のセル配列の場合、C は文字列のセル配列です。

  • A が文字列のセル配列または単一文字列で、B がカテゴリカル配列の場合、C はカテゴリカル配列です。

iaA へのインデックス列ベクトル

'legacy' フラグを指定していないときに列ベクトルとして返される、A へのインデックス。iaは、B と共通でない、A 内の値 (または行) を特定します。A 内だけに出現する繰り返しの値 (または行) がある場合、ia は値 (または行) の最初の出現位置に対するインデックスを含みます。

詳細

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ヒント

  • テーブルの変数のサブセットに関する差集合を求めるには、列の添字を使用できます。たとえば、setdiff(A(:,vars),B(:,vars)) を使用できます。ここで、vars は、正の整数、正の整数のベクトル、変数名、変数名のセル配列または論理ベクトルです。

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