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realpow

実数出力のみに対応した配列のべき乗

構文

Z = realpow(X,Y)

説明

Z = realpow(X,Y) は、配列 X の各要素を底とし、配列 Y の対応する要素を指数としてべき乗を計算します。配列 XY は、同じサイズであるか、互換性のあるサイズでなければなりません。関数 realpow の値域は、すべて実数値からなる集合です。すなわち、出力配列 Z のすべての要素は実数にならなければなりません。

X または Y のいずれかが table または timetable の場合、Z は table または timetable です。 (R2023a 以降)

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各要素に同じ値をもつ 3 行 3 列の行列を作成します。

X = -2*ones(3,3)
X = 3×3

    -2    -2    -2
    -2    -2    -2
    -2    -2    -2

整数値の 3 行 3 列の行列を計算します。

Y = pascal(3)
Y = 3×3

     1     1     1
     1     2     3
     1     3     6

Y に定義された指数を使用して、対応する X の要素のべき乗を要素単位で計算します。

Z = realpow(X,Y)
Z = 3×3

    -2    -2    -2
    -2     4    -8
    -2    -8    64

入力引数

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オペランド。スカラー、ベクトル、行列、多次元配列、table、または timetable として指定します。XY は、同じサイズであるか、互換性のあるサイズでなければなりません (たとえば、XMN 列の行列で、Y がスカラーまたは 1N 列の行ベクトル)。詳細については、基本的な演算で互換性のある配列サイズを参照してください。

X および Y の値は実数でなければなりません。X および Y が整数データ型の場合、Y の値は非負の整数である必要もあります。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical | char | table | timetable

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

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