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pyargs

Python 関数用のキーワード引数の作成

説明

kwa = pyargs(argKey,argValue) は、Python® 関数に渡す 1 つ以上の "キーワード" 引数を作成します。Python キーワード引数は、前に識別子が付けられる値です。Python 関数の最後の入力引数として pyargs を配置します。以下に例を示します。

py.print('a','b',pyargs('sep',','))

pyargs によって作成されたキーワード引数を、MATLAB® 関数 dictionary へのキー引数として、または関数 keyMatch への入力として渡すことはできません。

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Python 関数 complex にはキーワード引数 real および imag があります。MATLAB でこの関数を呼び出す際には、関数 pyargs または name=value 構文を使用します。2 つの呼び出し形式を混用しないでください。

pyargs 引数を指定して関数を呼び出します。

py.complex(pyargs('real',1,'imag',2))
ans = 

  Python complex with properties:

    imag: 2
    real: 1

    (1+2j)

あるいは、name=value 構文を使用して関数を呼び出します。

py.complex(real=1,imag=2);

入力引数

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Python 関数のキーワード引数。引数の 1 つ以上のコンマ区切りのペアを argKey,argValue の形式で指定します。argKey は Python 関数のキーの名前を表す string または文字ベクトルです。argValue は引数の値で、任意の有効な Python の型で表します。argKeyargValue は Python 関数の引数リストで確認できます。argKey1,argValue1,...,argKeyN,argValueN のように、複数のキーと値のペアの引数を任意の順序で指定できます。

例: 'length',int32(2)

制限

  • キーワード引数を Python 関数に渡す際に pyargsname=value 構文を混用しないでください。

  • MATLAB では、name,value 構文を使用してキーワード引数を Python 関数に渡す操作はサポートされていません。代わりに name=value 構文を使用してください。

代替機能

MATLAB name=value 構文を使用して Python キーワード引数を渡すことができます。詳細については、キーワード引数を使用した Python 関数 complex の呼び出しを参照してください。

バージョン履歴

R2014b で導入

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