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pol2cart

極座標または円柱座標から直交座標への変換

説明

[x,y] = pol2cart(theta,rho) は、極座標配列 theta および rho の対応する要素を 2 次元直交座標 (xy 座標) に変換します。

[x,y,z] = pol2cart(theta,rho,z) は、円柱座標配列 thetarho および z の対応する要素を 3 次元直交座標 (xyz 座標) に変換します。

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行列 theta および rho の対応する要素で定義された極座標を、2 次元直交座標 x および y に変換します。

theta = [0 pi/4 pi/2 pi]
theta = 1×4

         0    0.7854    1.5708    3.1416

rho = [5 5 10 10]
rho = 1×4

     5     5    10    10

[x,y] = pol2cart(theta,rho)
x = 1×4

    5.0000    3.5355    0.0000  -10.0000

y = 1×4

         0    3.5355   10.0000    0.0000

行列 thetarho および z の対応する要素で定義された円柱座標を、3 次元の直交座標 xy および z に変換します。

theta = [0 pi/4 pi/2 pi]'
theta = 4×1

         0
    0.7854
    1.5708
    3.1416

rho = [1 3 4 5]'
rho = 4×1

     1
     3
     4
     5

z = [7 8 9 10]'
z = 4×1

     7
     8
     9
    10

[x,y,z] = pol2cart(theta,rho,z)
x = 4×1

    1.0000
    2.1213
    0.0000
   -5.0000

y = 4×1

         0
    2.1213
    4.0000
    0.0000

z = 4×1

     7
     8
     9
    10

入力引数

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角度座標。スカラー、ベクトル、行列、または多次元配列として指定します。thetarhoz は、同じサイズであるか、互換性のあるサイズでなければなりません (たとえば、thetaMN 列の行列、rho がスカラー、z がスカラーまたは 1N 列の行ベクトル)。詳細については、基本的な演算で互換性のある配列サイズを参照してください。

theta は、x-y 平面内の角度 (単位: ラジアン) で、正の x 軸から反時計回りに測定します。

データ型: single | double
複素数のサポート: あり

動径座標。スカラー、ベクトル、行列、または多次元配列として指定します。thetarhoz は同じサイズであるか、互換性のあるサイズでなければなりません。

rho は、原点から x-y 平面内の点までの距離です。

データ型: single | double
複素数のサポート: あり

高度座標。スカラー、ベクトル、行列、または多次元配列として指定します。thetarhoz は同じサイズであるか、互換性のあるサイズでなければなりません。

z は x-y 平面からの高さです。

データ型: single | double
複素数のサポート: あり

出力引数

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直交座標。配列として返されます。

アルゴリズム

極座標および円柱座標から直交座標へのマッピングは、次のようになります。

Figure shows 2-D and 3-D mappings from polar to Cartesian coordinates. The 2-D mapping has X and Y axes, with rho equal to the radius of the point and theta its angle in relation to X. The 3-D mapping additionally has a value for Z that requires no conversion.

拡張機能

GPU コード生成
GPU Coder™ を使用して NVIDIA® GPU のための CUDA® コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入