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plot

線形 2 次元プロット

構文

  • plot(X,Y)
  • plot(X,Y,LineSpec)
  • plot(X1,Y1,...,Xn,Yn)
  • plot(X1,Y1,LineSpec1,...,Xn,Yn,LineSpecn)
  • plot(Y)
  • plot(Y,LineSpec)
  • plot(___,Name,Value)
  • plot(axes_handle,___)
  • h = plot(___)

説明

plot(X,Y) は、X の値に対応する Y のデータの 2 次元ライン プロットを作成します。

  • XY が共にベクトルの場合、それらの長さは等しくなければならず、MATLAB®X に対して Y をプロットします。

  • XY が共に行列の場合、それらのサイズは等しくなければならず、MATLAB は X の列に対して Y の列をプロットします。

  • X または Y のどちらかがベクトルで他方が行列の場合、行列の次元はいずれかの辺がベクトルの長さと等しいような次元でなければなりません。行列の行数とベクトルの長さが等しい場合、MATLAB はベクトルに対して行列の各列をプロットします。行列の列数とベクトルの長さが等しい場合、MATLAB はベクトルに対して行列の各列をプロットします。行列が正方行列の場合、MATLAB はベクトルに対して各列をプロットします。

  • X または Y のいずれかがスカラーで他方がベクトルの場合、MATLAB はスカラー値で離散点としてベクトルをプロットします。

plot(X,Y,LineSpec) は、ライン スタイル、マーカー記号、色を設定します。

plot(X1,Y1,...,Xn,Yn) は、すべてのラインに対して同じ Axes を使用して複数の XY ペアをプロットします。

plot(X1,Y1,LineSpec1,...,Xn,Yn,LineSpecn) は、各ラインのライン スタイル、マーカー タイプ、色を設定します。XYLineSpec の 3 要素と XY の 2 要素は混在して入力できます。たとえば、plot(X1,Y1,X2,Y2,LineSpec2,X3,Y3) です。

plot(Y) は、Y のデータと各値のインデックスの 2 次元ライン プロットを作成します。

  • Y がベクトルの場合、x 軸の範囲は 1 から length(Y) までになります。

  • Y が行列の場合、MATLAB は行番号に対して Y の列をプロットします。x 軸のスケール範囲は、1 から Y の行数までです。

  • Y が複素数の場合、MATLAB は、plot(Y)plot(real(Y),imag(Y)) と等価になるように、Y の実数部に対して Y の虚数部をプロットします。

plot(Y,LineSpec) は、ライン スタイル、マーカー記号、色を設定します。

plot(___,Name,Value) は、1 つ以上の Name,Value のペアの引数を使って、チャート ラインのプロパティを指定します。このオプションは、前記の構文のすべての入力引数の組み合わせで使用できます。Name,Value ペアの設定はプロットされたすべてのラインに適用されます。この構文を使用して、各ラインに異なる Name,Value ペアを指定することはできません。

plot(axes_handle,___) は、現在の Axes (gca) ではなく axes_handle によって指定される Axes にプロットします。オプションの axes_handle は、前記の構文のすべての入力の組み合わせより前に指定できます。

h = plot(___) は、チャート ラインのハンドルの列ベクトルを返します。ここで、h には、プロットされたラインごとに 1 つのハンドルが含まれます。複数のラインが存在する場合、そのハンドルを指定することで、特定のチャート ラインのプロパティを変更できます。

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ライン プロットの作成

x を、0 と $2\pi$ の間の線形に配置された値のベクトルとして定義します。値の間隔には $\pi/100$ の増分を使用します。yx の正弦値として定義します。

x = 0:pi/100:2*pi;
y = sin(x);

データのライン プロットを作成します。

figure % opens new figure window
plot(x,y)

複数のラインのプロット

x $-2\pi$ から $2\pi$ の間の線形に配置された 100 の値として定義します。y1 および y2x の正弦値および余弦値として定義します。両方のデータセットのライン プロットを作成します。

x = linspace(-2*pi,2*pi);
y1 = sin(x);
y2 = cos(x);

figure
plot(x,y1,x,y2)

行列からのライン プロットの作成

Y を、関数 magic によって返される 4 行 4 列の行列として定義します。

Y = magic(4)
Y =

    16     2     3    13
     5    11    10     8
     9     7     6    12
     4    14    15     1

Y の 2 次元ライン プロットを作成します。MATLAB® は行列の各列を個別のラインとしてプロットします。

figure
plot(Y)

ライン スタイルの指定

ライン間に小さい位相シフトを指定して 3 つの正弦曲線をプロットします。最初のラインには既定のライン スタイルを使用します。2 番目のラインには破線のライン スタイルを、3 番目のラインには点線のライン スタイルを指定します。

x = 0:pi/100:2*pi;
y1 = sin(x);
y2 = sin(x-0.25);
y3 = sin(x-0.5);

figure
plot(x,y1,x,y2,'--',x,y3,':')

MATLAB® は既定の色の順序でラインの色を繰り返し使用します。

ライン スタイル、色およびマーカーの指定

ライン間に小さい位相シフトを指定して 3 つの正弦曲線をプロットします。最初の正弦曲線にはマーカーなしの緑色のラインを使用します。2 番目の正弦曲線には丸いマーカーをもつ青色の破線を使用します。3 番目の正弦曲線にはシアンの星印のマーカーのみを使用します。

x = 0:pi/10:2*pi;
y1 = sin(x);
y2 = sin(x-0.25);
y3 = sin(x-0.5);

figure
plot(x,y1,'g',x,y2,'b--o',x,y3,'c*')

ラインの幅、マーカー サイズおよびマーカー色の指定

ライン プロットを作成し、LineSpec オプションを使用して四角形のマーカーをもつ緑色の破線を指定します。Name,Value ペアを使用してラインの幅、マーカー サイズおよびマーカーの色を指定します。マーカー エッジの色を青色に設定し、RGB カラー値を使用してマーカー面の色を設定します。

x = -pi:pi/10:pi;
y = tan(sin(x)) - sin(tan(x));

figure
plot(x,y,'--gs',...
    'LineWidth',2,...
    'MarkerSize',10,...
    'MarkerEdgeColor','b',...
    'MarkerFaceColor',[0.5,0.5,0.5])

タイトルと軸ラベルの追加

関数 linspace を使用し、0 から 10 の間の 150 個の値のベクトルとして x を定義します。y は、x の余弦値として定義します。

x = linspace(0,10,150);
y = cos(5*x);

余弦曲線の 2 次元ライン プロットを作成します。RGB カラー値を使用して青緑の色調にライン色を変更します。関数 titlexlabel および ylabel を使用してグラフにタイトルと軸ラベルを追加します。

figure
plot(x,y,'Color',[0,0.7,0.9])

title('2-D Line Plot')
xlabel('x')
ylabel('cos(5x)')

ライン プロットの Axes の指定

2 つのサブプロットを含む Figure を作成し、各サブプロットの Axes、s(1) および s(2) へのハンドルを返します。

figure; % new figure
s(1) = subplot(2,1,1); % top subplot
s(2) = subplot(2,1,2); % bottom subplot

Axes のハンドルを参照して、各 Axes に 2 次元ライン プロットを作成します。関数 title および ylabel に Axes のハンドルを渡し、各 Axes にタイトルと y 軸ラベルを追加します。

x = linspace(0,3);
y1 = sin(5*x);
y2 = sin(15*x);

plot(s(1),x,y1)
title(s(1),'Top Subplot')
ylabel(s(1),'sin(5x)')

plot(s(2),x,y2)
title(s(2),'Bottom Subplot')
ylabel(s(2),'sin(15x)')

ハンドルを使用したライン プロパティの変更

x $-2\pi$ から $2\pi$ の間の線形に配置された 100 の値として定義します。y1 および y2x の正弦値および余弦値として定義します。両方のデータセットのライン プロットを作成し、2 つのラインのハンドルを h で返します。

x = linspace(-2*pi,2*pi);
y1 = sin(x);
y2 = cos(x);

figure
h = plot(x,y1,x,y2);

1 つ目のラインのハンドル h(1) を使用し、ライン幅を 2 に変更します。2 つ目のラインのハンドル h(2) を使用し、プロットされたラインに星印のマーカーを追加します。

h(1).LineWidth = 2;
h(2).Marker = '*';

入力引数

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Y — プロットするデータ値スカラー | ベクトル | 行列

プロットするデータ値。スカラー、ベクトルまたは行列として指定します。特定の x 値に対してプロットするには、X も指定しなければなりません。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical
複素数のサポート: はい

XY のデータ値をプロットする x 軸上の位置スカラー | ベクトル | 行列

Y のデータ値をプロットする x 軸上の位置。スカラー、ベクトルまたは行列として指定します。XY の入力引数を両方指定する場合で、X または Y が複素数である場合、plot は虚数部を無視します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical

LineSpec — ライン スタイル、マーカー記号および色文字列

ライン スタイル、マーカー記号、色。文字列として指定します。文字列の要素は任意の順でかまいません。1 つまたは複数の文字列指定子オプションを省略することも可能です。ライン スタイルを省略してマーカー文字を指定する場合、プロットはラインなしでマーカーのみを表示します。

Y が行列で LineSpec を使用して色を指定する場合、すべてのラインは指定された色を使用してプロットされます。マーカー タイプまたはライン スタイルを指定し、色を指定しない場合、MATLAB は事前定義された色の順序を繰り返し使用します。

例: '--or' は丸いマーカーをもった赤い破線

指定子ライン スタイル
-実線 (既定の設定)
--破線
:点線
-.一点鎖線

指定子マーカー
o
+プラス記号
*アスタリスク
.
x十字
s正方形
d菱形
^上向き三角形
v下向き三角形
>右向き三角形
<左向き三角形
p星形五角形
h星形六角形

指定子

y

黄色

m

マゼンタ

c

シアン

r

g

b

w

k

axes_handle — Axes のハンドルハンドル

Axes のハンドル。Axes オブジェクトへの参照です。現在の Axes のハンドルを取得するには、関数 gca を使用します。たとえば、axes_handle = gca; のようにします。

名前/値のペアの引数

オプションの Name,Value 引数のペアをコンマ区切りで指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。Name は単一引用符 (' ') で囲まなければなりません。Name1,Value1,...,NameN,ValueN のように、複数の名前と値のペアの引数を任意の順番で指定できます。

例: 'Marker','o','MarkerFaceColor','red'

チャート ライン プロパティの一覧については、「charting line properties」を参照してください。

'Color' — 色[0 0 1] (青) (既定値) | 3 要素の RGB ベクトル | 文字列

色。'Color' と 3 要素の RGB ベクトルのコンマ区切りペアまたは色の省略名または完全名を含む文字列として指定します。RGB ベクトルは、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 要素の行ベクトルです。強度値は [0 1] の範囲でなければなりません。

以下の表は、事前定義色と対応する RGB 値を表しています。

RGB ベクトル

省略名

完全名

[1 1 0]

'y'

'yellow'

[1 0 1]

'm'

'magenta'

[0 1 1]

'c'

'cyan'

[1 0 0]

'r'

'red'

[0 1 0]

'g'

'green'

[0 0 1]

'b'

'blue'

[1 1 1]

'w'

'white'

[0 0 0]

'k'

'black'

例: 'Color',[0 1 0]

例: 'Color','green'

例: 'Color','g'

'LineStyle' — ライン スタイル'-' (既定値) | '--' | ':' | '-.' | 'none'

ライン スタイル。'LineStyle' とライン スタイル指定子で構成されるコンマ区切りペアとして指定します。次の表は、サポートされているライン スタイルをリストしています。

指定子

ライン スタイル

'- '

実線 (既定の設定)

'--'

破線

':'

点線

'-. '

一点鎖線

'none'

ラインなし

例: 'LineStyle','-.'

'LineWidth' — ライン幅0.5 (既定値) | スカラー

ライン幅。'LineWidth' とスカラーで構成されるコンマ区切りペアとして指定します。値をポイント数で指定します。1 ポイントは 1/72 インチです。マーカーが表示される場合、LineWidth はマーカー エッジの幅も設定します。

例: 'LineWidth',0.75

'Marker' — マーカー記号'none' (既定値) | 文字列

マーカー記号。'Marker' とマーカー指定子から構成されるコンマ区切りペアとして指定します。既定の設定では、プロット ラインにマーカーはありません。マーカー記号を指定することで、ライン上の各データ点にマーカーを追加することができます。

次の表は、サポートされているマーカー記号をリストしています。

指定子

マーカー記号

'o'

'+'

プラス記号

'*'

アスタリスク

'.'

'x'

十字

'square' または 's'

正方形

'diamond' または 'd'

菱形

'^'

上向き三角形

'v'

下向き三角形

'>'

右向き三角形

'<'

左向き三角形

'pentagram' または 'p'

星形五角形

'hexagram' または 'h'

星形六角形

'none'

マーカーなし

例: 'Marker','+'

例: 'Marker','diamond'

'MarkerEdgeColor' — マーカー エッジの色'auto' (既定値) | 'none' | 3 要素の RGB ベクトル | 文字列

マーカー エッジの色。'MarkerEdgeColor' と色の値で構成されるコンマ区切りペアとして指定します。色の値は、サポートされている文字列または次の表に掲載されている RGB ベクトルのいずれかです。

指定子

結果

'auto'

ライン色と同じ色を使用します。

'none'

色を設定しません。塗りつぶされていないマーカーは透明になります。

RGB ベクトルの場合、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 要素の行ベクトルを使用します。強度値は [0 1] の範囲でなければなりません。以下の表は、事前定義文字列色と対応する RGB 値を表しています。

RGB ベクトル

省略名

完全名

[1 1 0]

'y'

'yellow'

[1 0 1]

'm'

'magenta'

[0 1 1]

'c'

'cyan'

[1 0 0]

'r'

'red'

[0 1 0]

'g'

'green'

[0 0 1]

'b'

'blue'

[1 1 1]

'w'

'white'

[0 0 0]

'k'

'black'

例: 'MarkerEdgeColor',[1 .8 .1]

'MarkerFaceColor' — マーカーの面の色'none' (既定値) | 'auto' | 3 要素の RGB ベクトル | 文字列

マーカー面の色。'MarkerFaceColor' と色の値から構成されるコンマ区切りペアとして指定します。MarkerFaceColor は閉じた形状のマーカー (円、正方形、菱形、星形五角形、星形六角形、4 種類の三角形) を塗りつぶす色を設定します。色の値は、サポートされている文字列または次の表に掲載されている RGB ベクトルのいずれかです。

指定子

結果

'auto'

Axes の Color プロパティの値を使用して、マーカーを塗りつぶします。Axes の Color プロパティが 'none' の場合、plot は代わりに Figure の Color 値を使用します。

'none'

マーカーの内部を透明にし、背景が見えるようにします (既定)。

RGB ベクトルの場合、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 要素の行ベクトルを使用します。強度値は [0 1] の範囲でなければなりません。以下の表は、事前定義文字列色と対応する RGB 値を表しています。

RGB ベクトル

省略名

完全名

[1 1 0]

'y'

'yellow'

[1 0 1]

'm'

'magenta'

[0 1 1]

'c'

'cyan'

[1 0 0]

'r'

'red'

[0 1 0]

'g'

'green'

[0 0 1]

'b'

'blue'

[1 1 1]

'w'

'white'

[0 0 0]

'k'

'black'

例: 'MarkerFaceColor',[0 .8 1]

'MarkerSize' — マーカー サイズ6 (既定値) | スカラー

マーカー サイズ。'MarkerSize' とスカラー (ポイント) で構成されるコンマ区切りペアとして指定されます。

例: 'MarkerSize',3.75

出力引数

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h — 1 つ以上のチャート ライン ハンドルスカラー | ベクトル

1 つ以上のチャート ライン ハンドル。スカラーまたはベクトルとして返されます。これらは特定のラインのプロパティのクエリと変更に使用できる一意の識別子です。

詳細

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ヒント

  • plot では、現在の Axes の ColorOrder および LineStyleOrder プロパティで指定されている順番で色とライン スタイルが自動的に選択されます。plot は最初のライン スタイルで色の順序を繰り返し使用します。plot は、追加のライン スタイルごとに色の順序を繰り返し使用します。

    現在の Axes の色およびライン スタイルの順序を変更するには、Axes プロパティ ColorOrder および LineStyleOrder を設定します。これらのプロパティを指定しない場合、plot は既定値を使用します。たとえば、現在の Axes のライン スタイルの順序をアスタリスクのマーカーをもつ実線、点線およびラインなしの円のマーカーに設定するには、次のコマンドを使用します。

    set(gca,'LineStyleOrder', '-*|:|o')
  • データには NaN 値および inf 値を含めることができます。これらの値では、ラインの描画は途切れます。たとえば、次のコードは最初の 2 つの要素をプロットし、3 番目の要素をスキップし、最後の 2 つの要素を使用して別のラインを描画します。 plot([1,2,NaN,4,5]).

参考

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