mode
配列の最頻値
説明
は、M
= mode(A
)A
のサンプルの最頻値 (すなわち、A
の中で最も多く存在する値) を返します。同じ頻度の値が複数ある場合は、mode
はそれらの値から最小値を返します。入力が複素数の場合、最小値は並べ替えられたリスト内の最初の値です。
A
がベクトルの場合、mode(A)
はA
の最頻値を返します。A
が空でない行列の場合、mode(A)
はA
の各列の最頻値をもつ行ベクトルを返します。A
が空の 0 行 0 列の場合、mode(A)
はNaN
を返します。A
が多次元配列の場合、mode(A)
は、サイズが1
ではない最初の配列次元に沿った値をベクトルとして取り扱い、最頻値の配列を返します。この次元のサイズは1
になりますが、他のすべての次元のサイズは変化しません。A
が table または timetable の場合、mode(A)
は、各変数の最頻値を含む 1 行の table を返します。 (R2023a 以降)
例
入力引数
出力引数
ヒント
関数
mode
は、離散データや粗く丸められたデータを扱う場合に、最も役立ちます。連続確率分布の最頻値は、密度関数のピークとして定義されます。関数mode
をそのような分布のサンプルに適用するために、ピークを調べることが良いとは言えません。ヒストグラムを作成するかまたは密度推定を計算し、その推定のピークを計算する方が良いでしょう。また、関数mode
は、複数の最頻値をもつ分布のピークを検出するのに適切ではありません。
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入参考
mean
| median
| histogram
| histcounts
| sort