ドキュメンテーション

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構文

  • M = mean(A)
  • M = mean(A,dim)
  • M = mean(___,outtype)
  • M = mean(___,nanflag)

説明

M = mean(A) は、サイズが 1 ではない最初の配列の次元に沿った A の要素の平均値を返します。

  • A がベクトルの場合、mean(A) は要素の平均値を返します。

  • A が行列の場合、mean(A) は各列の平均値を含む行ベクトルを返します。

  • A が多次元配列の場合、mean(A) は、サイズが 1 でない最初の配列次元に対して作用します。ここでは要素をベクトルとして扱います。この次元は 1 になりますが、他のすべての次元のサイズは変化しません。

M = mean(A,dim) は、次元 dim に沿って平均値を返します。たとえば、A が行列の場合、mean(A,2) は各行の平均値をもつ列ベクトルになります。

M = mean(___,outtype) は前述の構文の入力引数のいずれかを使って、指定されたデータ型で平均値を返します。outtype'default''double' または 'native' になります。

M = mean(___,nanflag) は、前述の任意の構文について NaN 値を計算に含めるか省略するかを指定します。mean(A,'includenan') ではすべての NaN 値が計算に含められ、mean(A,'omitnan') ではこれらが無視されます。

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行列を作成して各列の平均値を計算します。

A = [0 1 1; 2 3 2; 1 3 2; 4 2 2]
A =

     0     1     1
     2     3     2
     1     3     2
     4     2     2

M = mean(A)
M =

    1.7500    2.2500    1.7500

行列を作成して各行の平均値を計算します。

A = [0 1 1; 2 3 2]
A =

     0     1     1
     2     3     2

M = mean(A,2)
M =

    0.6667
    2.3333

1 ~ 10 の整数値の 4 x 2 x 3 の配列を作成し、2 番目の次元に沿って平均値を計算します。

A = gallery('integerdata',10,[4,2,3],1);
M = mean(A,2)
M(:,:,1) =

    9.5000
    6.5000
    9.5000
    6.0000


M(:,:,2) =

    1.5000
    4.0000
    7.5000
    7.5000


M(:,:,3) =

    7.0000
    2.5000
    4.0000
    5.5000

1 の単精度ベクトルを作成し、その単精度平均値を計算します。

A = single(ones(10,1));
M = mean(A,'native')
M =

     1

結果も単精度になります。

class(M)
ans =

single

ベクトルを作成し、NaN 値を除いて平均値を計算します。

A = [1 0 0 1 NaN 1 NaN 0];
M = mean(A,'omitnan')
M =

    0.5000

'omitnan' を指定しない場合、mean(A)NaN を返します。

入力引数

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入力配列。ベクトル、行列または多次元配列として指定します。

  • A がスカラーの場合、mean(A)A を返します。

  • A が空の 0 行 0 列の場合、mean(A)NaN を返します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical | char | datetime | duration

動作する対象の次元。正の整数のスカラーとして指定します。値を指定しない場合、既定値は、サイズが 1 ではない最初の配列の次元です。

次元 dim は、長さが 1 に縮小した次元を示します。size(M,dim)1 ですが、他のすべての次元のサイズは変化しません。

2 次元の入力配列 A について考えます。

  • dim = 1 の場合、mean(A,1) は、各列の要素の平均値を含む行ベクトルを返します。

  • dim = 2 の場合、mean(A,2) は、各行の要素の平均値を含む列ベクトルを返します。

mean は、dimndims(A) より大きいか、size(A,dim)1 である場合に A を返します。

データ型: double | single | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

出力データ型。'default''double' または 'native' として指定します。これらのオプションにより、操作の実行に使用されるデータ型も指定されます。

outtype出力データ型
'default'double。ただし、入力データ型が singleduration または datetime の場合は出力が 'native' になります。
'double'double。ただし、データ型が duration または datetime の場合、'double' はサポートされません。
'native'次の場合を除き、入力と同じデータ型。
  • 入力データ型が double の場合、出力は logical になります。

  • 入力データ型が char の場合、'native' はサポートされません。

データ型: char

NaN の条件。次の値のいずれかとして指定します。

  • 'includenan' — 平均値の計算に NaN 値を含めます。計算結果は NaN になります。

  • 'omitnan' — 入力にあるすべての NaN 値を無視します。

datetime 配列では、'omitnat' を使用して NaT 値を省略し、あるいは 'includenat' を使用して同値を含めることができます。

データ型: char

詳細

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平均

N のスカラー観測値をもつ確率変数ベクトル A の場合、平均値が次のように定義されます。

μ=1Ni=1NAi.

参考

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R2006a より前に導入

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